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例) 多治見 まち イベント

お知らせ こと  2022.11.30

笠原中央公民館 市民音楽劇参加者募集のお知らせ

あっつう度

多治見市モザイクタイルミュージアムの横にある地下1階・地上3階建ての赤レンガ製の建物。笠原地区の文化振興を担っている公共施設・多治見市笠原中央公民館です。

来年度(2023年)、大規模改修工事により公民館内にあるホール「アザレアホール」の解体が決まっています。工事期間となる2023年4月1日(土)から2024年3月31日(日)の予定で会議室等も含め全館利用することができません。

 

607名を収容できるアザレアホール

 

笠原中央公民館の代表的な取り組みの一つに、市民音楽劇「誰でも参加できる音楽劇」が挙げられます。この音楽劇は、これまで約10年に渡り開催され、プロの音楽家の指導のもと、参加する市民が一丸となり汗をかいてきました。私自身もこれまでに3回、この音楽劇を鑑賞し大きな感動をいただきました。舞台上からはエネルギーが溢れ、歌唱力はもちろん、生き生きと楽しそうに演じている出演者の姿にいつも引き付けられています。

 

ホール解体を前に、歴代の音楽劇で歌われてきた数々の名曲を振り返るコンサートが開催される情報をキャッチ。現在、笠原中央公民館ではこの舞台に出演するメンバーを募集しています。今回は、1月から約3カ月間、土日を中心に稽古が実施されるとのこと。

 

すでに参加の申込みをされた後藤優子さんと三宅恵理さんにお話を伺いました。

 

(左から)後藤さん、三宅さん この音楽劇がきっかけで友人に。現在は、仕事の傍ら近郊の文化施設や幼稚園等で子ども向けのおはなしミュージカルを企画している

 

「誰でも参加できる音楽劇」には、これまで何回くらい出演されているんですか。

三宅さん:私は振付で参加した回を含めると6回です。
後藤さん:私は7回です。2022年12月に予定している最新公演(「我らのアザレア高原ホテル殺人事件 名探偵アガサ姉妹の事件簿」)が「誰でも参加できる音楽劇」9回目の作品だから、私たち、ほとんどの舞台に参加させてもらってることになるよね。

 

それはすごいですね。何回もこの舞台にチャレンジし続ける原動力って何ですか。
三宅さん:2人ともお芝居が好きなのもあるけど、アザレアホールが好きで。今ではあのホールは“ホーム”だと感じています。なにせ、私たち2人はこの企画で偶然知り合って仲良くなったから。

 

お二人にとって特別な場所なんですね。
後藤さん:公民館のスタッフの人も含め、この舞台に関わる人みんながとってもあたたかいんです。仲も良いし、まるで家族みたいな。江端先生や妃佐子先生がみんなのテンションが上がるように常に盛り上げてくれるので、笑いの絶えない稽古場なんですよ。

 
※江端智哉さん(脚本・演出・編曲・音楽監督・指揮・構成)
※水野妃佐子さん(総監督)

 

前回の「誰でも参加できる音楽劇 vol.8 我らのシェイクスピアが転んだ!?」の一幕(2019年)

 

毎回多くの市民が出演されていますが、稽古はどのように進めるのでしょう。

後藤さん:‟誰でも参加できる”、と謳っているだけに、舞台が未経験の方でも安心して本番を迎えられるように丁寧に時間をかけて稽古は進んでいきます。だから半年という期間が必要になるのかなと感じています。

三宅さん:半年が「長い」と感じる人もいるかもしれないけれど、私はあっという間に思えます。むしろ、稽古のない半年はみんなに会えなくて寂しいくらい(笑)

 

半年間、苦楽を共にして本番を迎えるわけですね。
三宅さん:稽古中は、作品をゼロから作り上げていることもあって苦しいこともあるけど、本番が終わった瞬間に全部昇華しちゃう。

後藤さん:カーテンコールの時の高揚感とお客さまからの拍手は何にもかえられないものがあります。だから、やめられなくなっちゃうよね(笑)

 

 

公民館を“ホーム”、そしてカンパニー全体を“家族”と表現するお二人の笑顔がとても素敵でした。経験不問、小学生以上なら”誰でも参加”できるこの舞台。38年に渡るホールの歴史に幕を降ろす記念の舞台制作に、あなたも挑戦してみませんか。

 

 

■誰でも参加できる音楽劇 REVIEW CONCERT

「我らのさよならアザレアホール」参加者募集

【発会式】2023年1月7日(土)19:00

【本番日】2023年3月26日(日)14:00開演予定

【練習日程】原則 土曜日の夜と日曜日の午前中

【練習会場】笠原中央公民館 アザレアホール(笠原町2081-1)

【指導】水野妃佐子、江端智哉、市原実小代

【対象】小学生以上ならどなたでも

【参加費】5,000円(資料代含む)

【申込み】2022年12月18日(日)までに笠原中央公民館へ申込書を提出

(窓口またはFAX 0572-43-6511)

笠原中央公民館

507-0901
笠原町2081-1
TEL 0572-43-5155
https://www.tajimi-bunka.or.jp/kasa_pub/

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