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例) 多治見 まち イベント

お知らせ こと  2023.03.09

陶磁器や木工、飲食や音楽などが集結するクラフトイベント「CCC vol.2」 3/11-12に土岐市で開催

あっつう度

やきものや木工、グルメ、音楽やワークショップなどが楽しめる移動型のクラフトイベント「CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP」(以下、CCC)が、土岐市総合公園(岐阜県土岐市下石町)で2023年3月11日(土)と12日(日)に開催されます。

 

CCCは、2021年11月に多治見でプレイベントとして始まり、2022年3月に瑞浪市でvol.1が開催。今回の土岐市開催をvol.2として、可児市、多治見市と巡回する移動型のクラフトイベントです。やきものの窯元やメーカー、作家のものづくりが息づく東濃地区から発信するマーケットであり、作り手(クラフトマン)と使い手が出会う場でもあります。

 

昨年のvol.1では、個人作家が約90組、飲食店は約30組など合計150ブース以上が出店し、2日間で10,000人を超える来場者が訪れました。昨年の写真を交えながら、今週末に迫ったイベントの中身をご紹介します。

 

 

日本最大のやきものの産地で、クラフトフェアを開催したい

 

 

 

CCCを運営するのは、地元企業などで構成されるセラミックバレー協議会と多治見の新町ビルを始めとする若手メンバーが集まったCCC実行委員会です。このイベントが立ち上がった背景には、「日本最大のやきもの産地でのクラフトフェアを実現したい」という思いがありました。そのため、東濃地区で生活したり、工房を構えたりする陶芸作家が多数出店しています。

 

作品を手に取りながら個人作家と話ができるのはクラフトフェアならではの楽しみ方。ものづくりの背景やこだわりのポイント、商品の手入れ方法などを聞いているうちに、手にした器への愛着が増してくるはず。

 

 

 

また、個人作家だけでなく窯元の器やタイルの商社などさまざまな企業が出店しています。東濃の地域は、国内で約6割のシェアを占めるやきものの生産量を誇り、それを支えているのは窯元やメーカーです。

 

 

CCCの企業ブースでは、自社のB品などを安く販売する形ではなく、窯元やメーカー、商社が取り扱う商品を見て、触れて、知ってもらう提案がなされています。ものを作っている人や現場の空気感を知りづらい産業だからこそ、こういった場で話をしてみてはいかがでしょう。地域産業の底力を改めて感じられるはずです。

 

東濃地方は、個人作家の器から現代アートのオブジェ、産業の量産品と、とても多様性に富んだ産地です。このイベントを通して産地の幅や奥行きが可視化されるのではないでしょうか。

 

 

ガラスや木工、アパレルや飲食まで幅広い「クラフト」が集結

 

 

 

この2日間は、やきものだけでなく、木工、ガラス、アパレルなどのブースも多数並びます。東海地方の作り手を中心に前回よりも多い約150組が出店予定。東海地方のカルチャーを発信するWEBマガジン「LIVERARY」がキュレーションしたLIVERARY  Extraエリア、移動型イベント「マホロバ」によるマホロバゾーンも登場。多様なクリエイターが集います。

 

 

 

また、「奇跡の土に触れる。ろくろ体験ワークショップ」も開催されます。やきものが作られる中で大きな行程の一つ「成形」。その代表的な成形方法である「ろくろ」を使った陶芸体験を楽しめるワークショップです。内容は子ども向けですが、全ての人が参加可能。受付は、当日の順番、参加費は500円、体験時間は10~15分ほどです。

 

 

 

飲食ブースも昨年よりも多い約40ブースが出店! エスニック料理やハンバーガー、焼き鳥、クラフトビールや地元の酒蔵が造る日本酒、コーヒーなど、1日かけてじっくりグルメも味わえそうです。

 

 

そして、今年も「もう一つのCCC」として東海地方の人気カレー店が集結する「CERAMIC VALLEY CURRY CRAFTMANSHIP」が開催されます。前回でも反響が大きく、売り切れてしまうカレーも多かった人気のコンテンツ。参加店舗は、以下の通りです。

 

▶︎参加店舗

CAFE NEU!、スパイスファクトリーあべべ、タネヲマク(多治見市)、クラシヤ(恵那市)、らんびー(美濃加茂市)、Bar kanata、八〇吉(名古屋市)、hangと飯具(一宮市)

 

3/11(土)のみ

curva+(多治見市)、SOWA CURRY(春日井市)

 

3/12(日)のみ

中年咖喱倶楽部(Spice Life dana・いなべカリー食堂・DAITO CURRYのコラボブース)、YANGGAO(名古屋市)

 

 

 

そして、新しい試みとして「CCC カレー皿展」が行われます。11組の陶芸家と窯元による、この日限りの特別なカレー皿が場内に展示されます。参加する陶芸家・窯元は、大江憲一、宮木英至、故金あかり、田中太郎、人見和樹、長井愛依、丸朝製陶所、翠窯、馬場匠、竹下努、柳川晶子。カレー皿の総数は約200点。それぞれの感覚と個性によって生み出される作品は必見です。

 

 

音楽やダンスのパフォーマンスをフェスのように楽しむ

 

 

vol.1からより一層拡大されるのが、ライブ&パフォーマンスです。今回の土岐市総合公園では、「野外音楽ステージ」と「飲食DJブース」と2つのステージが設置されます。すり鉢状の客席が目の前に広がる野外音楽ステージでは、多治見在住のシンガーソングライター・岡林風穂(バンドセット)や多治見市内にレンタルスペースを構えるstudio enによるダンス「Special 演-en- Session」など、音楽、ダンス、DJなど多彩なパフォーマンスが行われます。

 

 

廃材楽器ユニット Ticoboも出演。NHK教育テレビ「ドレミノテレビ」にレギュラー出演をしていた山口ともを中心として、土岐市出身のパーカッショニスト・小出裕也、数々のアーティストとのバックバンドとして参加する渡辺純也の3人によるパフォーマンスです。場内の練り歩きに始まり、観客参加型の演奏コーナー(予約不要)、不思議な形をしたオリジナルの打楽器の演奏、廃材木琴、水道管ベース、ガラス琴で誰もが知っている曲をTicoboならではのアレンジで届けます。

 

野外音楽ステージのタイムテーブルは、WebサイトとInstagramをチェック。土岐市総合公園のエリア内を一日自由に周遊しながら、音楽フェスのように楽しむのもオススメです!

 

 

 

 

日本最大の陶磁器の産地で開催されるクラフトイベント。陶芸や作家の作品に限らず、飲食や音楽、そしてイベントも包括して「つくること」を体現しているのではないでしょうか。主催であるCCC実行委員会では、以下のようなステートメントを掲げています。

 

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我々は日々、様々な素材を作品へと生まれ変わらせる個人作家と接する中で、ある一つの気付きに辿り着きました。それは作品には物質的な豊かさとは別に“ものづくり” としての面白さ、それを作りだす “人” の面白さが内包されているということです。

 

そして、物を作る側も、選ぶ側も、全ての人が何かを作り出し、相互に作用している。生きることはそれ即ち“作ること”ではないか。

 

CCCは、作家、メーカー、飲食店など様々な作り手、運営者、来場される方、全てを内包した「現代を生き抜こうとしている人たちの表現の場」です。土地の個性を活かしながら、CCCを皆さんとともに作り上げていくことを目指します。

 

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訪れた人もともにつくり上げる一員に。ぜひそんな意識も宿しながら足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

CCC (CERAMIC VALLEY CRAFT CAMP)vol.2

 

【開催日時】 2023年3月11日(土)11:00~17:00、3月12(日)10:00~16:00

※雨天開催、荒天中止

 

【会場】 土岐市総合公園(岐阜県土岐市下石町2183-1)

 

【料金】

入場無料

 

※土岐市総合公園敷地内の駐車場は有料

※JR 中央本線・土岐市駅より無料シャトルバス運行

 

※アクセスや出店者情報などイベントの詳細は、公式Webサイト、Instagramにて

公式ホームページ:https://ccc-mino.com/

公式Instagram:https://www.instagram.com/ccc_mino_2021/

セラミックバレー協議会/CCC 実行委委員会

https://ccc-mino.com/contact

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