8月が終わりました。

わたくしごとなのですが、8月は多治見に移住してきた時期でして毎年8月を迎えると、これで何年目だなとか、あの頃はこんな気持ちだったなどなど、初心を思う時期でもあります。2009年8月1日に引っ越してきたので、15年目に突入ということです。

さて、今回の話題としてカフェ温土のことを少し。

カフェ温土はちょうど多治見に移住してから1年が経とうとしていた頃、2010年の7月にながせ商店街にオープンをしました。

なぜ話題にしているかといいますと、今年の2月にオープンした場所での営業を終えており、喫茶わににて温土のランチを提供していることを改めてお伝えしたかったからです。

わかりにくいとの声もありますが、当社直営店の喫茶わにの良いところと、カフェ温土の良いところを両方楽しめるお店になったと思っていただければと思います。

そしてそして、カフェ温土があった場所には新しいお店ができるのです。2022年の多治見ビジネスプランコンテスト（愛称：タジコン）でまちなかグランプリに輝いたカオニャオさんのタイ料理店がオープンします。時期的には冬と聞いています。もう少しお待ちください。10月からは工事も始まります。ご通行の際にはお気をつけください。

7月から8月にかけては多治見まつり（11/3開催）の準備がいろいろとありまして、いろんな企業や団体の皆様に協賛金のお願いをしていました。たくさんの方にご協力をいただきましたこと、大変ありがたく思っています。おかげさまでおまつりができます。この場を借りまして、心から御礼申し上げます。

先日、出張で大阪に行ってきました。東大阪市の布施駅近くのセカイホテルというところに宿泊したのですが、面白い取り組みでしたので少し紹介したいと思います。

〇商店街の空き物件をホテルにしている。

〇一つの物件だけでなく、近所の空き店舗もホテルの部屋になっている。ドミトリーから個室まで多様な部屋がある。

〇朝食やお風呂は近所の喫茶店や銭湯と提携しているので、そこへセカイパスポートを提示するとサービスが受けられる。さらにパスポートを提示すると割引してもらえる店も多数ある。

〇ホテルのスタッフさんが、まちのおいしいものなどを楽しそうにお話してくれる。

〇ソーシャルグッドという取り組みをされていて、宿泊費のうち200円を

　①地域の子どもの未来に使う。

　②まちなかの空き店舗のリノベーションの費用に充てる。

　③世界中の子どもたちのために寄付をする。

3つの中からどれに使うか用途の選択肢があって選ぶことができるようになっている。

といった具合です。すばらしいですね。ホテルはやりたいと思っていたことドンピシャでしたし、ソーシャルグッドの取り組みもとっても素敵だと思いました。泊まってもらえるとコミュニケーションの時間も増えて、地域の行ってほしいところをたくさん紹介できますよね。そんなイメージを多治見でもやりたいなと思っています。

さて、9月ですがたじみDMOは素敵な講座を実施します。

「デザインの前のデザインの話」はヒラクビルの名づけ親でもある岐阜県出身のデザイナーの白木彩智さんを講師に開催します。お店の方、集客イベントなどしたい方、まちづくりの取り組みに興味ある方が何かする際にぶつかる「チラシどうしよう……デザインどうしよう……」などのデザインやセンスって言われるのが嫌な方へお届けしたい講座です。

  「デザインの前のデザインの話」　チラシ

9月はイベントやその準備等々スタッフがどんどん外に出てまいります。お会いする皆さん、いろいろお話いただけると嬉しいです。よろしくお願いします。