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例) 多治見 まち イベント

場所  2024.08.09

A2web編集部員が行く! 多治見の夏カレー特集

あっつう度

暑い夏。「気が付いたら食欲が落ちて夏バテしていた……」何てことはありませんか?暑い日でも路地を歩くと、どこからかスパイスの香りが漂うと、ついついカレーが食べたくなる!今日はスパイスカレーにしようか、懐かしのビーフカレーが食べたいな。

 

カレーと言っても種類はさまざまで多治見にはカレーを提供している飲食店が多数あります。その中でも今回は多治見駅前エリアと、本町オリベストリートエリアからA2web編集部員オススメの3店舗を紹介します。

 

 

Shokusha 王道ビーフカレーで満腹!気分で変えられるトッピングがうれしい

 

 

多治見駅から徒歩3分。肉料理を中心としたメニューの定食が楽しめるShokusha(ショクシャ)。日替わりランチは3種類。メインと味噌汁、サラダ、ご飯は(大中小)から選べてボリューム満点。ランチの時間帯はいつも満席の人気店です。

 

shokusyaは店長の橋本さんが大阪で料理を修行した後、両親が営んでいた精肉屋を改装して2000年にオープンしました。精肉店のころからの卸業者とのつながりもあり、現在も信州の肉を中心に仕入れ、おいしいものを、なるべく安価で提供しています。

 

店内は店長こだわりのオールドアメリカンをイメージした雰囲気

 

shokusyaのランチメニューの看板の片隅に書かれているのが“自家製ビーフカレー”の文字。店をオープンした時からのメニューで、現在に至るまで試行錯誤を繰り返し、一口食べると「こういうカレーが食べたかったんですよ~」と誰もが口にする、王道のビーフカレーが完成しました。

 

「ステーキや鉄板焼きで使用する牛肉の残った部分をたくさん使用して、時間をかけて大量に作るとおいしいカレーができるんですよ。だから、こだわりはそんなにないかな」と橋本さん。

 

最低でも4日間煮込むそうで、具材がトロトロに溶けきっているところに、ミキサーをかけるため、味わい深いカレーが出来上がるそうです。

 

店長 橋本宗佳さん
ビーフカレー定食(サラダ付き)902円(税込)※写真はトッピングあり

 

橋本さんのお母さんが土岐市駄知町の窯元の出身で、窯元に依頼して焼いてもらったこだわりの陶器を使用しています。器にたっぷり盛られて、ビーフカレーが登場。辛さは強くなくコクがあります。人気のトッピングは目玉焼き(150円)やヒレカツ(450円)ウインナー(200円)で、カレーを注文するお客さんのほとんどがトッピングをするそう。トッピングは13種類あるので、来店ごとにトッピングを変更しても楽しいです。

ご飯の量は約200グラムでお腹が空いたという人にオススメです。満腹になりたい人には大盛り(220円)も用意されています。

 

特製のケチャップがたっぷりかかったオムライスも、隠れた人気メニューだとか。

 

■Shokusya

【住所】多治見市本町1-82

 多治見駅から徒歩3分

【電話】0572-22-0550

【時間】ランチ:11:00~14:00 ディナー:18:00~23:00(22時以降は電話にて要確認)

【定休日】日曜(月曜が祝日の場合、日曜営業・月曜休み)

 

 

タナカリー 付け合わせも楽しんで!古墳型ライスのスパイスカレー

 

 

本町オリベストリートで145年間、時代の移り変わりを見てきた三軒長屋をリノベーションした複合施設「かまや多治見 」。かまやの1階にはスパイスカレー屋「タナカリー」があります。

 

店主の田中太郎さん。野焼きで土器の制作も行っている

 

「自分が食べたいと思うものを作っていて、仕入れの際の食材と、旬でメニューを決めています」と話すのは、店主の田中太郎さん。

 

まず目を引くのが古墳型のライス。土器作家でもある田中さんが自作した古墳の形に、粒が長いバスマティライスと田中さんが作ったお米をブレンドしたご飯をつめたら、タナカリーの特徴的な古墳型ライスができあがります。基本は1種類、あれば2種類から選べるカレーを流し込んだら、店主が一から仕込むこだわりのスパイスカレーが完成。

 

有機野菜や無添加調味料など、自然のものにこだわったスリランカカレーをベースにしたスパイスカレー

 

カレー、ごはん、付け合わせでちょうど自分が満足できるような盛り付けにしているという田中さんのカレーは、辛さもあり、甘みも酸味も楽しめます。自身が脂っこいのが得意ではないことから、すっきりとしているけれど満足感のあるカレーになるように仕込んでいるそう。

手作りの付け合わせは基本3種類で食感や味がさまざまでカレーと混ぜても、そのままでもおいしかったです。

 

 

「自分自身が作っていて楽しい、食べたいと納得のいくものをお客様に提供していきたいです」と田中さん。

カレー皿には、田中さんが作る土器が使用されていて、食べ終わった後にどんな柄が出てくるのかもお楽しみに。

 

辛いカレーの後のチャイやスリランカプリンもオススメです。

 

■タナカリー

【住所】多治見市本町6-59-2

 多治見駅から徒歩20分

【電話】なし

【時間】11:30~16:00

【定休日】水曜・不定休(Instagramをご覧ください)

 

 

五平田・蔵  夏が深まるにつれて辛さが増していく!?夏限定 辛口カレー

 

 

明治から昭和初期まで、美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べ、多治見の商業の中心部として栄えた本町オリベストリート。当時の面影を残す蔵や古い商家を、美濃焼ショップやギャラリーに改装した新しいお店が並び本通りや路地裏を歩いて、さまざまな美濃焼ショッピングを楽しめます。そんなオリベストリートの一角で、昭和20年代から営業をしている定食屋さんが五平田・蔵です。

 

明治時代に建てられた陶器商の蔵を改装した建物内で和食の定食が食べられます。多治見の老舗料亭・松正の姉妹店です。

 

 

「お昼休憩の時間内で食べられる普段のづかいのランチを提供することを意識しています」と話すのは、松正 女将・長尾信子さん。

 

多治見市役所が店と近いことから、ランチ時間は多くのお客さんで賑わいます。ヘルシー派には田楽定食や麦とろ定食、ボリューム重視派はコロかつ定食や南瓜コロッケ定食などが人気です。

 

辛口カレー定食(カツカレー・コールスローサラダ・麦茶) 1,050円(税込み)

 

そんな五平田・蔵にて夏限定(5.6月~9.10月)で食べられるのが「夏限定辛口カレー」。もともと裏メニューとして提供していましたが、お客さんからの声で店頭での販売を始めたそうです。

 

辛口カレーにはひき肉と玉ねぎ、所々に緑色の唐辛子が入っています。入れる唐辛子の量は一定ですが、唐辛子の辛さは時期により変化するため、夏が深まるにつれて辛さが増していくのが特徴。シーズン中に段々と辛みが増していくため、舌を慣らしながら1シーズンに何回も楽しむ常連さんもいるのだとか。トッピングされている薄めのポークカツは肉の種類や薄さをお客さんのと一緒に試行錯誤して考えたこだわりの品。

 

お客さんからのカレーの注文に店員さんが「辛いけど大丈夫ですか?」と確認している姿に驚きながら、カレーを待っていると料理が到着。お盆の上には、カツが乗ったカレーとコールスロー。そして、辛口カレーにしか付いていない冷たい麦茶も。スプーンの代わりについてきたレンゲでカレーを食べてみると、スパイシーな刺激が広がります。口に入れた瞬間にびっくりするような辛さではないですが、食べ進めるとどんどん辛くなっていきます!

 

和風カレーうどん 930円(税込)は通年メニュー。優しいあんかけ出汁にカレーが香る

 

 

「辛いものが好きだけど、普段は家族に合わせてなかなか食べられない人にもオススメしている。思い切り辛さを楽しんでもらえたら」と長尾さんは話していました。辛いもの好きの人は、夏の間にぜひ!

 

■松正 五平田・蔵

【住所】多治見市本町5-29

【電話】0572-22-5195

【時間】昼:11:00~14:00(lo.13:30)

【定休日】日曜・不定休

※カレーは夏季限定(5.6月~9.10月)

 

 

多治見にはまだまだカレーを味わえるお店がたくさん。ぜひあなたの一押しのお店を見つけてみてください。

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