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例) 多治見 まち イベント

もの 場所  2024.09.07

Let’sプリ活!プリンマニアが取材した多治見のプリン3選

あっつう度

みなさん「プリ活」をご存知ですか?近年、じわじわと流行り始めている「プリ活」。その名の通りおいしいプリンを食べる活動です。

 

プリンの基本の材料は、卵・牛乳・砂糖の3つ。作り方も簡単でありながら、食感や甘さ、トッピング、盛り付けの器など作り手によってさまざまなバリエーションが出ます。シンプルで定番ともいえるスイーツだからこそ、お店ごとのこだわりが出るのも魅力の1つです。中でも今回は、幅広い年代から愛される固めプリン!プリ活を始めて約5年、日々プリンを食べ歩き、自分でも作っている生粋のプリン好き、A2編集部・はなこが多治見のプリンをご紹介します。

 

■tekolin 毎日食べたい!「昔ながらのほろにがプリン」

 

 

ながせ商店街に店を構える雑貨カフェ「tekolin(テコリン)」。オリジナルの洋服や布小物、オーナーが厳選したちょっとへんてこで可愛らしい雑貨が並んでいます。姉妹で営む店にはカフェスペースも併設。雑貨売り場の奥にテーブル席があり、ナチュラルな雰囲気で居心地の良い空間が広がっています。手作りフォカッチャとサラダがついた日替わりのパスタランチも人気のお店です。

 

昔ながらのほろにがプリン 400円(税込)

tekolinで提供されているのが、「昔ながらのほろにがプリン」。木のスプーンですくうと、ぷりっとした弾力が伝わってきます。固め食感が特徴のレトロな王道プリンで、どこか懐かしさを感じます。

 

「甘いものが苦手な妹が作るから、カラメルが苦めなんです」と話すのは、オーナーの渡邉直美さん。カラメルの香ばしさとしっかりとした卵の風味が感じられます。全体的に甘さが控えめになっているためパスタランチを食べた後でもツルッと食べられますよ。

 

プリンは、陶器では珍しい足つきのお皿にのっています。美濃焼が有名な地域でお店をやるからこそ、できればプリン皿も陶器が良いと思い探していたそうです。そんな時に足を運んだ陶器店で相談したところ、コンテナに眠っていた足つき皿を見つけ出してくれたのだとか。高さがあるのでカラメルが飲み干しやすく、最後の最後までプリンを堪能できます。

 

カラフルな雑貨がお出迎え

tekolinの雑貨はカラフルな色や柄のものが多く、身に着けると気分が上がるとファンもたくさん。子どもも使いやすい布小物、これからの季節にぴったりのかごバッグや爽やかな夏服など、こだわりの雑貨が揃っています。もちろんプレゼントにもぴったり!プリンを食べに行く際には、ぜひ自分のお気に入りも見つけてみてくださいね。

 

 

tekolin

【場所】多治見市本町3-28-1

【営業時間】10:00~17:00

【定休日】水・不定休(Instagramにて確認を)

 

 

■Jikan ryoko ラム酒が香る大人な「カスタードプリン」

 

 

池田町にある「Jikan ryoko(ジカンリョコウ)」は、香り豊かな自家焙煎珈琲と国産小麦を使用した味わい深いパンのお店です。夫婦で営まれており、木の温かみが感じられる店内にコーヒーの香ばしい香りが漂います。お店で使用する器にもこだわっているため、コーヒーカップもいろいろな種類が揃えられており、行くたびにどのカップで提供されるのか楽しみになります。

 

カスタードプリン 480円(税込)

Jikan ryokoのプリンはケーキのように切り分けられて提供されます。プリンは卵の味がダイレクトに出るため、餌や育てる環境に配慮された卵を使うようにしているのだとか。カラメルはラム酒が効いており、甘さ控えめのクリームと相性抜群!

 

器はプリンが映えるように、ある程度深さのある白いお皿をメインに使用しています。プリン用のお皿が決まっているわけではなく、旦那さんが選んだコーヒーカップを見て、デザート担当の奥さんがこのカップを使うなら……とプリンのお皿を変えることもあるそうです。

 

カスタードプリンの他に、カボチャや抹茶、ショコラ、モカプリンもあります。特にモカプリンは、贅沢に濃縮したコーヒーを使用しておりコーヒー店ならではの一押しプリンです。カボチャは秋の期間ですが、他のフレーバーは不定期のため来店した際にもしあればぜひ味わってみてください。

 

 

最後に、Jikan ryokoは常連のお客さんに愛されているイメージがあったので聞いてみたところ、

「よくいらっしゃる方も、時々きてくださる方も、初めて来られる方も、来たいと思って来ていただければそれはもう常連さんですからね」と、笑顔で話す姿が印象的でした。

 

 

Jikan ryoko

【場所】多治見市池田町5-142

【営業時間】11:00~17:00(ラストオーダー16:30)

【定休日】月・火(水曜パン休み)(Instagramにて確認を)

 

 

■ピアノハウス音の庭 とろけるような「自家製 純プリン」

 

 

ピアノハウス音の庭」は、ながせ商店街の入口近くにあります。ピアノハウスという名前の通り、ピアノの販売や調律も行っています。調律師の旦那さん、調理師の奥さんの2人がお店を一緒にやっており、ピアノが並ぶ奥のスペースがカフェになっています。

 

自家製 純プリン 500円(税込)

プリンはプルプル食感で、器からこぼれそうなくらいひたひたにカラメルが入っています。優しい甘さが広がる味わいで、試作品を家族に何度も食べてもらい辿り着いた味なのだとか。レトロな銀の器に合わせて量や固さも調節したそうで、ボリュームも十分にあります。器の下にひかれた茶色のお皿は、お店をやる前にいつか使えたらと用意していたそうで、今でも大切に使っています。

 

プリンは単品だけでなく、年配の方からお子さんまで楽しんでいただけるようにさまざまなセットが展開されています。自家製純プリンの他にアイスがのった王様プリン、季節のフルーツを使ったプリンパフェ、そしてプリンモーニングまで、プリンを使用したメニューが豊富なのもうれしいポイントです。特にプリンモーニングでは、熱々バケットにプリンをのせて食べるのがオススメなのだとか。

 

「朝、トーストにプリンをのせながら食べるのがおいしくて、娘もその食べ方が好きでカフェでも出したら?と提案された」と奥さんは話します。

 

 

コーヒーにもこだわりがあり、注文ごとに豆を挽いて提供しています。アイスコーヒーもコーヒーを凍らせたものを氷として使用しており、溶けても味が薄まりません。ぜひプリンとのペアリングも楽しんでみては。

 

 

ピアノハウス 音の庭

【場所】多治見市宮前町1-46-2

【営業時間】

・カフェ 9:00~(水~土)ラストオーダー14:00  (日)ラストオーダー15:00

・ピアノ 9:00~18:00

【定休日】月・火・第4日曜

【お問い合わせ】0572-24-0100

 

 

★はなこのプリン小話

プリンは材料だけでなく、焼くか蒸すか、型の素材や大きさによっても食感や風味が大きく変わります。今回取材した3店舗とも型が違いました。tekolinはステンレス製のプリンカップ、Jikan ryokoではケーキ型、ピアノハウス音の庭ではガラスのプリンカップ。金属製は比較的熱が入りやすく昔ながらの固めプリンを作るには最適、ガラスは金属より熱の入り方がゆっくりのため口当たり滑らかなプリンに仕上がります。お家でプリンを作る際には、型を変えてみるのも違いが生まれて面白いですよ!

 

まだまだご紹介したいプリンがたくさん!ぜひ皆さんも多治見で「プリ活」してみては?

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