自然薯とろろご飯が食べられる明知鉄道「じねんじょ列車」運行開始!
皆さん、「じねんじょ列車」をご存知ですか?恵那市と中津川市を走る明知鉄道の列車内で、自然薯を食べられる冬恒例の企画です。
明知鉄道の食堂車は1987年に地元の特産品を使ったヘルシートレイン(寒天列車)として始まり、その後季節に応じてきのこ列車、枡酒列車などが運行しています。なかでも、自然薯は特に人気で昨年度は2,986人が利用しました。今年も、じねんじょ列車が12月頭から運行!
今回は、とある多治見の特産品が明知鉄道のお土産品になったと聞き、じねんじょ列車に参加してきました!
まずは多治見駅から、明知鉄道始発駅の恵那駅へ向かいます。恵那駅で明知鉄道に乗り換えをし、12時25分のじねんじょ列車に乗車します。
車内に入るとすでにお弁当がずらりと並べられています。指定された座席に着席後、麦飯ととろろが運ばれてきます。車両丸ごと食堂のようになっているのが新鮮です。
料理は、恵那市内のゴルフ場など3店が日替わりで提供します。定番のとろろご飯をはじめ、天ぷらやアユの甘露煮など彩り豊かで丁寧に味付けされた料理が並びます。また、滋養強壮・疲労回復に良いとされる自然薯は粘りが強く、麦ごはんのプチプチ食感とぴったり合います。とろろご飯はおかわり可能なのもうれしいポイントです。車内は持ち込み自由のため、事前にビールや日本酒を買って料理と一緒に堪能するのもオススメ。
おいしい料理を味わいながら、恵那から明智駅間の25.1kmを片道約1時間で進みます。車窓からは自然豊かな風景を眺めることができます。ガイドさんによる案内もあり、料理と景色を同時に楽しめるのも食堂車の特徴です。勾配日本一の飯沼駅や極楽駅というユニークな駅、岩村付近では城下町が一瞬望めるポイントも。ローカル線ならではの景色を随所に感じられます。
13時19分、終点の明智駅に到着します。じねんじょ列車には1日フリー乗車券がついているため、そのまま改札を出て日本大正村に向かっても良し、乗りながら気になった駅で降りてみても良し。明知鉄道沿線を思う存分楽しめます。
明知鉄道のお土産になったのは…
明知鉄道とコラボしたのは、ほんのり甘く、軽い食感が特徴の「たじみあられ」。多治見で知らない人はいないほどの、長年親しまれているお菓子です。明知鉄道限定パッケージとして、恵那駅、明智駅、食堂車内などで販売されています。旅のお土産にもオススメです。
ぜひ、明知鉄道のじねんじょ列車で、移動しながらおいしい食事と景色を堪能してみては。
■じねんじょ列車
【運行期間】2024年12月1日(日)~2025年3月30日(日)
【時間】恵那駅 12:25発~明智駅 13:19着
【料金】5,000円(税込) 小学生以下3,800円 ※1日フリー乗車券付
【運休】月曜(祝日の場合運行)
【予約】オンライン予約(10日前まで)または電話0573-54-4101
509-7705
恵那市明智町469-4
TEL 0573-54-4101
https://www.aketetsu.co.jp/