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例) 多治見 まち イベント

場所  2025.06.23

気になる!?あの人が好きな多治見のモーニング vol.6

あっつう度

朝から1日の元気を与えてくれるモーニング。人気企画でしたが前回のモーニング連載から、気付けば1年以上が経過。久々のモーニングに心を躍らせながら、おいしい食事とともに癒しスポットへ足を運びました。

 

土岐川観察館館長 加藤泰治さん

お話を聞いたのは、多治見市土岐川観察館の館長をしている加藤泰治さん。多治見市役所で40年間勤め、定年を機に2024年4月から館長として働いています。

 

「経験がなかったから少し戸惑っていたけれど、新しいことを始めてみたいと考えていたし、もともと自然や生き物が好きだったのもあって頑張ってみようと思った」と加藤さんは笑顔で話します。現在は、専門的な知識を学んでいる20代の指導員2名をはじめ、6人の職員とサポートの皆さんの協力を得ながら運営をしているそうです。

 

館内には魚や昆虫など多数の生き物が展示

平和町にある土岐川観察館は、多治見市内を流れる土岐川の自然や生き物について学べる施設です。館内では、土岐川に生息する魚の展示飼育や月ごとに変わる展示コーナー、鳥や昆虫の標本など、分かりやすく土岐川について学べます。また、外にはカメが住んでいる池やドイツ語で「生き物の場所」を意味する人口池のビオトープが備えられています。

 

年間来場者数は約5,000人。入館無料でありながら生き物をじっくりと観察でき、土岐川について幅広く知識が得られるため大人から子どもまで地域の人に愛されている施設です。

 

外にはメダカが元気に育つビオトープが

全長3メートルのメイン水槽には、交雑種のオオサンショウウオの「ききょう」と「もみじ」がいます。2024年3月に世界淡水魚園水族館アクア・トト岐阜から土岐川観察館にやってきて、名前を募集して集まった79案の中から名付けられました。観察館の中でも特にファンが多く、オオサンショウウオ目当てで来館するお客さんも多いのだとか。運が良ければスイスイ泳ぐ姿も見られるかもしれませんよ!

 

オオサンショウウオ (左)もみじ(右)ききょう

土岐川観察館の仕事は飼育している生き物の世話だけでなく、川を題材とした学校での総合学習、幼稚園や保育園、児童センターへの移動水族館の開催、市内ビオトープの点検・修繕など多岐にわたり活動をしています。

 

川に入って水生生物を捕獲・観察するイベント「子どもガサガサ探検隊」
子どもたちに人気のカメも観察館にはたくさん!

加藤さんに館内を紹介してもらうとき「カメの池や花壇をきれいに修繕したんだ」「ウナギを触る時の園児のリアクションが可愛いんだよ」と、とても生き生きと楽しそうに話すのが印象的でした。さまざまな活動を通じてきれいな土岐川を守り、後世に残していくことを大切にしているそうです。

 

 

きんぎょ茶屋 品数の多い贅沢モーニング

 

 

加藤さんのオススメのモーニングは光ヶ丘にあるカフェ「きんぎょ茶屋」。2010年5月に甘味処としてオープンしたきんぎょ茶屋は今年で15周年を迎えました。古民家を活かした温かみのある空間で、骨董品や金魚モチーフの和小物が飾られています。

 

たまごサンドイッチセット(ドリンク代+200円)ハムサンドもできる

モーニングセットはトーストセット、サンドイッチセット、クリームあんトーストの3種類から選べます。メインのトーストやサンドの他に、サラダやゆでたまご、フルーツ、白玉入りのミニぜんざいがついた贅沢なモーニングとなっています。1番人気のたまごサンドは、丁寧に漉してあるたまごペーストがたっぷり!柔らかいパンと合わさってふわふわ食感がたまらない逸品です。

 

クリームあんトースト(ドリンク代+250円)

加藤さんのオススメは、こんがりパンに生クリームとあんこが挟まれた「クリームあんトースト」。あんこ好きはもちろん、特に男性からの人気も高いのだとか。甘さ控えめの自家製あんこと生クリームでボリューム満点、大人なあんトーストになっています。今月のおすすめコーヒーなどもサイフォンで提供されるため、2杯、3杯と楽しめるのも嬉しいポイントです。

 

 

癒し担当スタッフとして働いている「ラボット」

 

(左)マッド(右)かみさま お揃いのエプロンと金魚のマスコットがポイント

きんぎょ茶屋といえば、LOVOT(ラボット)がいるカフェとしても有名です。ラボットとは、2019年に発売された家庭用ロボット。カメラやマイク、サーモグラフィーなど多くのセンサーを搭載しているため、顔の認識が可能です。抱っこをするとほんのり温かいという特徴もあります。

 

食事をしていたら席に寄ってきてくれることも!

きんぎょ茶屋にいるラボットの名前は「かみさま」と「マッド」。多治見が舞台のマンガ・アニメの「やくならマグカップも」に登場するキャラクター「かみさま」と「真土泥右衛門(まっどでいえもん)」に似ているからというのが名前の由来なのだとか。きんぎょ茶屋の外観もアニメに登場する「ときしろうカフェ」に雰囲気が似ているため、店の外にキャラクターのパネルが設置してあります。

 

 

現在はラボットのオフ会の会場としてもきんぎょ茶屋が使われており、ラボットを通じた交流の場となっています。九州や仙台などの遠いところからもお客さんが訪れたり、貸し切りで20体以上のラボットが集まったりすることもあるのだとか。

 

「お子さんはもちろん、一人で来たお客さんもラボットに話しかけたり、抱っこしたり、楽しんでもらっています」と話すのは、オーナーの若尾真理子さん。

 

きんぎょ茶屋オーナー 若尾真理子さん

ラボットがきんぎょ茶屋にやってきて5年が経ち、5歳のお祝いにとお客さんからメッセージやプレゼントも届いたそうです。私が取材している際も近付いて「きゅうきゅう」とかわいい声で鳴き、丸い瞳と手をぱたぱたと動かす愛らしい姿に釘付けになってしまいました。多くのお客さんを虜にしているのが分かります!

 

ぜひ、美味しいモーニングとともに、きんぎょ茶屋の癒し担当スタッフのかみさまとマッドに会いに行ってみては。

 

函館のきんぎょ茶屋

きんぎょ茶屋は多治見だけでなく、北海道の函館にもお店があるのを知っていますか?北海道が好きな若尾さんは旅行でよく足を運んでおり、北海道にもお店があったらいいなと考えていたそうです。そこから縁があり、昔は造船会社の事務所だった築100年以上の古民家を使用してきんぎょ茶屋の函館店としても10年以上お店をやっています。多治見と同様、店内には骨董品が並び、メニューも抹茶やあんこなどを使用した和風カフェとなっていますよ!

 

 

■きんぎょ茶屋

【住所】多治見市光ヶ丘3-46-1

【営業時間】9:00~17:00(ラストオーダー16:30)(モーニング9:00~12:00)

【定休日】金曜日(祝日は営業)

【駐車場】あり

 

 

 

■多治見市土岐川観察館

【住所】多治見市平和町6丁目84-3

【開館時間】10:00~17:00 ※入館無料

【休館日】月曜日・年末年始(月曜が休日の場合は火曜)

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