赤ちゃん・子どもと一緒に行けるランチスポット① Mama’s cafe
多治見市内にはたくさんの飲食店があります。新店情報はA2webの編集会議でも話題にあがります!しかし、現在1歳になる子どもを育てているA2web編集部員の澤田。外食したいと思っていても、気軽に行くことができなくなってしまいました。時間的な制約とは別に、「子どもが泣いて、お店やほかのお客さんに迷惑をかけてしまうのでは……」「ベビーカーで入店できるのかな」といった心配事が増えたからです。子ども用の椅子やおむつ交換などの設備、子ども用のメニューも気になるところ。
周囲のママ友に聞いてみると、みんな同じ悩みを抱えているようでした。そこで、今回は多治見市内にある子連れにやさしいランチスポット「Mama’s café」をご紹介したいと思います。
この街で子育てするのが今よりチョット楽しくなる「Mama’s café」

Mama’s Caféは多治見市総合福祉センターの1階にあるカフェで、NPO法人ママズカフェが運営しています。太平公園に隣接しているので、大きな窓からは公園の植栽や元気に走り回る子どもの姿が見える気持ちの良い環境。
店内はバリアフリーで、ベビーカーや車いすで利用できます。テーブルは人数に合わせて配置を変えられるのもうれしいポイント。やさしい木目調のインテリアに、販売商品でもあるカラフルなバルーンが店内のあちこちに飾り付けられていてワクワクします。

メニューは、日替わりランチのほか、多治見市保健センターや愛知県瀬戸市の公立陶生病院とコラボレーションした減塩ランチなど週替わりでコンセプトを変えて提供しています。今回は、特に人気の高い「絵本の中のランチ」をいただくことに。
絵本の中のランチは、名作絵本のストーリーから着想を得て、Mama’s Caféのスタッフが毎回レシピを考えているのだとか。取材日は『ジャッキーのトマトづくり(あだちなみ・絵)』がテーマの日。注文をすると、絵本がテーブルに届けられました。

「料理が運ばれてくるまでの時間は絵本を読みながら、どんな料理が出てくるんだろうねって子どもと一緒にワクワクしてもらえたら。毎食ゆっくり食卓を囲むのは難しいかもしれないけれど、楽しい会話で食卓が囲めたらいいですね!」
そう話してくれたのは、店長の榊原めぐみさん。Mama’s Caféには絵本好きなスタッフが多く、絵本のランチ企画は本選びから始まるそう。絵本を通して、食べることへの意欲も増しそうです。
絵本を読んでいると、トマトづくしのランチプレートが運ばれてきました。まるで絵本の世界に入り込んだかのような色鮮やかな料理。いろいろなおかずが少しずつ食べられるのもうれしい!栄養バランスもばっちりです。
自分の子どもに食べさせたいと思うものを提供



メニューには、お子様ランチのほかに離乳食もあります。Mama’s Caféでは、中期(7~8ヶ月)、後期(9~11ヶ月)、完了期(12~18ヶ月)と子どもの月齢に合わせた離乳食が用意されていています。献立は通年同じものですが、季節ごとの旬野菜をたっぷり取り入れて、ていねいに手作りされています。
「メニュー開発の原点は、自分の子どもに食べさせたいメニューということ。無添加で体にやさしく、カルシウムや野菜がしっかり摂れますよ」赤ちゃん用のカトラリーや食事用エプロンも貸してもらえるので、手ぶらで来店できるのもうれしいです。
訪れる人、働く人にとってもリフレッシュプレイスに
子育て中の親にとって「これがあったらいいな」と思うことを形にしているNPO法人ママズカフェ。そこには、榊原さんをはじめスタッフの皆さんの子育ての経験が活かされています。
榊原さんは、結婚を機に多治見に移住。周りに知り合いがいない中、妊娠中に市が主催する子育て講座に参加したところ、気の合う仲間5人に巡り合ったのだとか。出産してからもその関係は続き、メンバーが徐々に増え、最後は60人近くのグループに成長。しかしこの頃、参加費の700円が払えない親が増えてきたそう。「25年前は小さな子どもがいたらどこも雇ってくれなかった。ないなら子連れで働ける職場を作ってしまおう!……それがママズカフェのスタートでした」

子連れで出勤して、勤務時間は子育てを考慮して短時間に。Mama’s Caféに来ることが、働く人にとってリフレッシュできるものになればとカフェを立ち上げたメンバーは先の5人。全員今も変わらずママズカフェで活躍されているそうです。
全員が子育て経験者。同じ目線で寄り添いたい
泣いてもいい、騒がしくてもいい、子連ればかりが来るお店なら気兼ねなく来店してもらえる。ぜひ気軽に遊びに来てほしいと話す榊原さん。
「子育ては一人ではできません。いろんな人の手を借りて、いろんな制度を利用してほしい。自分たちだけで何とかするんじゃなくて、助けてって言っていいんです。助けを求める人がいたら、その人にとって必要なサービスに必ずつなげていきます」

子育てをした経験が社会に還元されるビジネスモデルをつくり、社会情勢や今の子育て世代のニーズに合わせて変化し続けるNPO法人ママズカフェ。
「育児の悩みは、誰かに話を聞いてもらえたら、悩んでいるのは自分だけじゃないと思えてちょっと気持ちが楽になる。それが解消できないと積もり積もってしんどくなってしまうよね。だからママズカフェでは、敷居の低い“入口”をたくさん展開しています。その一つがこのMama’s Caféなんです」
私自身、今回取材の中で榊原さんとお話できてとてもリフレッシュすることができました。この街で子育てができていることは、幸運なことなんだと感じました。
■ママズカフェ Mama’s Café
【営業時間】10:00~16:00
(ランチ11:30~13:30/ティータイム10:00~11:30、13:30~16:00)
【定休日】日・月曜日
【設備】子ども椅子、赤ちゃん用のベッド、子ども用トイレ・おむつ交換台(福祉センターに有)、ベビーカー可
【子ども用メニュー】離乳食ランチ、キッズランチ
赤ちゃん・子どもと一緒に行けるランチスポット② クラフトカフェビックフォレストはこちら
507-0041
多治見市太平町3-39-1 多治見市総合福祉センター内
TEL 0572-28-3036
https://mamascafe-plus.com/
