清々しい森の中の複合施設アルティストビラージュ
新緑の季節、紅葉・・・・・・その時々の四季を感じられるのが可児から小名田へ抜ける県道381号線。
朝の運転時、道の両側に生い茂る木々の間を抜けるこの道を通ると、あ、緑が濃くなってきたな、と視界に自然の移ろいを感じて気持ちのスイッチが切り替わる瞬間があります。日々気持ちがリセットできる私の好きな通勤エリア。
この道沿いにある案内看板を目印に、さらに山に向かって細い道を入ると「食べる」「買う」「観る」「体験する」が叶う、複合施設・アルティストビラージュがあります。今回はA2編集メンバーの日比野がおじゃましました。
イタリアン×和の創作料理「森のかくれ家 ラターナネルボスコ」
アルティストビラージュ内のレストランが今春、イタリアン×和の創作料理が楽しめる「森のかくれ家 ラ ターナ ネル ボスコ」としてリニューアルオープンしました。
和のテイストを重視したイタリア料理のコースは、四季ごとにメニューが変わります。 「多治見にあるお店だからからこその価値を大切したい」と語るのは 運営マネージャーの内野歩美さん。お料理を提供する器は全て美濃焼というのも、その考えから。
前菜の前に温かいお茶がでてくるのも印象的。ほっとできるこのおもてなし、東白川村・美濃白川茶「茶蔵園」のお茶を使用していて、提供される煎茶の器は販売もされています。 ラ ターナ ネル ボスコは、ランチ・ディナー共に3500円コース~。
森の朝の清々しい空気の中で愉しむ カフェ・ド・ドルチェのモーニング
施設の中には、8:30から営業しているカフェ「カフェ・ド・ドルチェ」もあります。朝の清々しい空気の中で、ゆったりとモーニングメニューを味わう時間は、格別。
こちらのカフェ・ド・ドルチェでは、夏の季節だけの特別メニュー、桃フィーユが登場しています。
サクサクなパイ生地のミルフィーユの上に、農家直送のフレッシュな桃を丸ごと1個。桃ジュレ&紅茶のジュレ、そしてマスカルポーネアイスをトッピングし、桃の中にはシェフ特製カスタードクリームがたっぷり。夏の間だけしか味わえない 特別なスイーツをぜひ。(桃フィーユの提供は11:00から)
施設内では、陶芸体験やお土産、バウムクーヘンも
木々に囲まれた施設内には、陶芸アトリエがあるのも多治見らしさを感じられる施設ならでは。電動ろくろとたたら・てびねりなど好きな手法で成形をして釉薬を選びます。後日スタッフが丁寧に仕上げと色付けをして完成です。
草花や空など自然を感じる色合いの釉薬から、飴色や瑠璃釉といった味わい深い釉薬まで幅広い色合いの釉薬が選べるのも魅力の1つ。予約コース優先ですが、当日参加できるコースもあります。
そしてお土産にもピッタリな「自然派バウムクーヘン工房ナチュール・ド・ドルチェ」のバウムクーヘンも。ナチュールの名の通り無添加素材で作られているので、生地の扱いが難しく1日に1回しか焼けない手間のかかる手法で丁寧に作られているスペシャルなバウムクーヘン。味わい深い一品です。
「食べる」「買う」「観る」「体験する」が叶う、森の中の複合施設・アルティストビラージュ。
カフェ・ド・ドルチェはA2webでも紹介している「四季と器と」の参加店舗でもあります。 紹介した桃フィーユをはじめ、朝の清々しい空気の中でのモーニングからイベントの店舗巡りをはじめてみては。
かき氷や夏の涼菓、夏の器を販売するイベント「四季と器と」が2022年8月27日(土)、28日(日)に多治見市内で開催されます。暑いまち・多治見で食べるからこそ、より一層おいしい「涼」が見つかるはず。参加店のカフェド・ドルチェにもぜひ足を運んでみてください。イベントの詳細や参加店情報は、A2 webで随時発信中。
緑の木々を抜けて走る県道381号線エリアにも、「四季と器と」参加店がいくつか。 緑濃い気持ち良い夏の季節を感じてください。
アルティストビラージュ
多治見市小名田町小滝5-6
【定休日】火曜日・第2水曜日
ラ ターナ ネル ボスコ
【電話番号】0572-26-7352
【営業時間】11:30〜21:00
カフェ・ド・ドルチェ
【電話番号】572-26-8318
【営業時間】8:30〜18:00
陶芸体験アトリエ
【電話番号】0572-26-8358
【営業時間】10:00〜16:00
ナチュール・ド・ドルチェ
【電話番号】0572-44-8582
【営業時間】9:00〜17:00
507-0001
岐阜県多治見市小名田町小滝5-6
https://www.artiste-village.com/