「本」を読む。本を「買う」。そんな時はどこを訪れていますか？実は多治見駅に隣接する虎渓用水広場では、どこまでも広がる青い空の下で本を読む贅沢な時間が味わえます。

普段本を読む人も、読まない人も、子どもから学生や大人までのんびりしたひと時を過ごせるイベント「YONDAY（ヨンデイ）　BOOK　ピクニック」についてご紹介します。

YONDAY BOOKピクニックとは？

4.5.9.10月の第4日曜日（SUNDAY）に、虎渓用水広場にて開催されている野外本屋です。運営スタッフや来場者が選んだオススメ本を開放的な広場で自由に読んだり、購入する事が出来ます。

カフェや紙芝居の読み聞かせ、駄菓子屋コーナーもあり、子どもから大人まで、気持ちよく、ピクニックのような気分で楽しめるイベントです。

本屋に行こう！と思わなくても本が気軽に楽しめる

多治見駅北口に降りるエスカレーターを下っていくと、黄色いテントがズラリ！犬の散歩をしている人や、買い物帰りの人、勉強している人も、ふらっと立ち寄れる本屋が開かれています。

ながせ商店街のひらく本屋東文堂本店の書店員が厳選した約300冊の本が机に並び、参考書や小説、絵本など様々なジャンルが用意されています。本屋に行く目的がなくても、たくさんの本に引き寄せられるように本を眺められます。

会場内の本は何冊でも自由に読める

ここに並んでいる本は観覧自由。並んでいる本の中から読みたいもの見つけたら、虎渓用水広場内の気に入った場所を見つけます。あとは好きなだけ読書を楽しめます。もちろんイベント時間内であれば、何冊でも読んで大丈夫です！

YONDAYに来たら必ず見ていただきたいのが、選書コーナー。毎月違ったテーマでスタッフが選書をしています。9月は「ぼくたちのまち」。多治見駅南の再開発が進み、まちが少し変わるタイミング。「こんなまちに住みたい」「あんな建物があったらいいな」そんな想像がふくらむ本を用意しています。

また、9月のYONDAYは「ぼくたちのまち まちを描こう」も開催。

本を読んで、「こんなまちに住みたい」「あんな建物があったらいいな」と想像をふくらませて、A３画用紙に描いてみよう！

描いた作品は後日、多治見市図書館にて展示を行います。

懐かしのあのコーナー

〜紙芝居〜

YONDAYスタッフが作った「多治見かっぱ物語」の紙芝居などを披露します。「カン・カン・カン」拍子木の音が聞こえたら紙芝居が始まる合図です♪さあ皆さん集合！「紙芝居の男」が多治見に伝わる昔話「たじみかっぱ物語」や季節感のある紙芝居を、1日に3回程度披露します。

紙芝居が始まるまでははしゃぎ回っていた子ども達も、読み始めると集中してみんなが真剣に紙芝居を見つめます。一つの作品が終わると「次はこれ読んで！」とリクエストが殺到！子どもはもちろん、大人の方も必見です。

お腹が空いたらカフェスペースへ

ソフトドリンクにアルコール、コーヒーなどのドリンク類をはじめ、毎月さまざまな軽食メニューが楽しめます。カフェスペースの前には、テントを貼った日陰のスペースにテーブルと椅子が用意されているので、買った商品をその場で食べることが出来ます。家族連れでも座れるスペースもありますのでご安心ですね。

思い思いの過ごし方を

YONDAY BOOKピクニックの目的は、「本を読む」だけではありません。紙芝居がある、タイルがある、いろんなコンテンツが月替りで行われ、誰もが楽しめるイベントです。

普段本を読むひとも読まない人も、今日だけは特別。のんびりとしたひと時をお越し下さい。

■YONDAY　BOOK　ピクニック

【開催日】2022年9月25日（日）

【開催時間】11:00〜16:00

【会場】虎渓用水広場（多治見市音羽町1-229）　

　　　　※雨天の場合：ヒラクビルにて開催

【入場料】入場料・参加料　無料

主催：YONDAY実行委員会

共催：ひらく本屋東文堂本店、（一社）多治見市観光協会

後援：多治見市教育委員会

■ぼくたちのまちを描こう展示詳細

【展示期間】2022年10月1日（土）〜16日（日）※月休

【場所】多治見市図書館２階　［平日］10:00-20:00 ［土日祝］10:00-18:00

【料金】入場料無料

協力：多治見市図書館