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例) 多治見 まち イベント

場所  2022.12.01

気になる!? あの人が好きな多治見のモーニング 番外編

あっつう度

「多治見でオススメの場所やお店を教えてよ!」

多治見市に住んでいたり、通勤や通学をしていたりするとよく聞かれるこの質問。みなさんは、どんなスポットを紹介していますか?

 

陶芸体験ができる場所?鰻のお店?もちろんそれらも良いですが、私たちの普段の生活に近いものをオススメしてみるのもいいですよね。今回はモーニング連載の番外編として、モーニングとセットで足を運びたい多治見の散策ルートもご紹介します。

 

 

今回お話を聞いたのは、多治見生まれ多治見育ちのフリーアナウンサー深谷里奈さん。中学の頃から話すことを仕事にしたかった深谷さんは、声楽科のある高校と大学に進学。その後、接客の仕事をしていましたが、やはりしゃべる仕事がしたいと思い、東海ラジオのアナウンサーになり、現在はフリーで活躍しています。

 

深谷さんのInstagramから

 

深谷さんのInstagramでは、いつもおいしそうな食べ物が投稿されています。その中でも目を惹くのが手描きの絵が印象的な「むしゃむしゃ修行」という投稿です。約10年前から東海ラジオの番組で深谷さんが自腹で食べておいしいと思ったものを紹介するというコーナーをやっていました。それを現在は趣味としてInstagramで投稿をしているそうです。その中で登場しているのが多治見のモーニングです。

 

深谷さんがモーニングの魅力に気付いたのは出産後。保育園に子どもを預けた後、ママ友とおしゃべりする場所を探す中で便利だと思ったのが喫茶店のモーニングでした。

 

現在、名古屋在住の深谷さんは多治見市内でもいろいろなお店を巡っており、モーニングをしに多治見に戻ってくることもあるのだとか。モーニングを食べて馴染みの店を巡る、その一連のルートを「モーニング街道」と深谷さんは呼んでいます。そのルートは虎渓山に至る道のことで多治見インターチェンジからも近く、県外の人にもよく紹介をしているそうです。

 

それではゆったりと深谷さん一押しの「モーニング街道」をたどってみましょう。心地よい木々がおいしげる虎渓山の複合テナント「無何有之郷(むかゆうのさと)」から、「日本茶専門店 虎渓山はおと」でほっこり温かくなれる季節の炊き込みご飯とおみそ汁で朝のおもてなしをいただきます。

 

日本茶専門店 虎渓山はおと の和モーニング

 

和の雰囲気が随所に感じられる古民家の門をくぐると、素敵な日本庭園が広がります。外の席もあり、天気が良い日には庭園を眺めながら食事ができます。店員のみなさんは着物を着ており、店の落ち着いた雰囲気をより一層高めています。

 

 

11月のモーニングは銀杏のごはん、かぶのみそ汁、佃煮です。秋の味覚のほくほく銀杏に出汁がきいたみそ汁という一見シンプルな献立ですが、心も体も満たされほっと一息つける安心感があります。

 

飲み物は、13種類の日本茶から選べます。今回は深谷さんオススメの「深蒸し煎茶」をセレクト。煎茶よりもお茶自体の色が濃く、とろりとした味わいが特徴です。お茶はすべて干菓子付きで、茶器や鉄瓶とともに日本茶専門店ならではのお茶のいれ方が書かれたポップも一緒に提供されます。それを見ながらお茶を入れ、一煎目、二煎目、三煎目と味の変化を楽しむのも醍醐味です。

 

夏はかき氷、冬は白玉ぜんざいといった季節に合った甘味も楽しめます。取材はオープン時間に合わせて行きましたが、平日でもすぐに店内は満席になっていました。ちなみに12月のモーニングは里芋ごはん、大根とほうれん草のおみそ汁、佃煮です。

 

 

店先には半年分のモーニングメニューや営業日が書かれたパンフレットがあり、味のある絵が目を惹きます。この絵は、なんと深谷さんのお父さまが描かれているのだとか。深谷さんがこの店を知ったのも、お父さんに連れて来てもらったのがきっかけだそうです。

「普通の行きつけというより、関係性が深いお店ですね」と深谷さんは話します。

 

■日本茶専門店 虎渓山はおと

【住所】〒507-0014 多治見市虎渓山町3-1-32

【電話番号】0572-23-2235

【営業時間】9:30~18:00(モーニング9:30~11:30)

【定休日】月曜日・火曜日

 

 

お店の周辺は森のように木々が生い茂っているのも深谷さんのお気に入りポイントです。まるで軽井沢のようなロケーションが好きで、友人には虎渓山はおとだけで終わらず木々の間の道を抜けて奥のカフェまで行ってほしいと勧めているそうです。虎渓山はおとの奥にも人気のカフェがあり、モーニングのはしごもできます。

「せっかく行くならなるべくいっぱい楽しんでほしいので、モーニングのはしごをオススメするようになった」と深谷さん。

 

お腹を満たしたら……心を満たすお気に入りの場所へ

ギャルリ百草

 

モーニングの後は、「ギャルリ百草」と「アルティストビラージュ」へ向かいます。ギャルリ百草は、100年以上前の古民家を使ったギャラリーです。全国にファンも多く、各地からこの地を目指して多治見を訪れています。ギャラリーにはカフェも併設されており、こだわりの飲み物や軽食も頂けます。展示とともにぜひゆったりした時間を過ごして下さい。

 

森の中に現れる複合施設アルティストビラージュ

 

アルティストビラージュは、レストラン、カフェ、バウムクーヘン工房、ギャラリエ、アトリエなどがある複合施設です。施設の奥には、不動明王の滝という高さおよそ10メートルの滝があり、岐阜県の名水にも指定されています。その滝を目指して森の中をゆっくりと散策するのもレジャー感を感じられます。

どちらの場所も自然に触れ合え、名古屋から来る方もお出かけ感を感じられつつ近いというのが魅力です。

 

■ギャルリ百草

【住所】〒507-0013 多治見市東栄町2-8-16

【電話番号】0572-21-3368

【営業時間】11:00~18:00

【定休日】火曜日・水曜日 不定休

 

■アルティストビラージュ

【住所】〒507-0001 多治見市小名田町小滝5-6

【電話番号】店舗毎に異なります

【営業時間】8:30~21:00(各店舗ごとに営業時間が異なります)

【定休日】火曜日・第2、第3水曜日

 

オススメスポットを人に伝える中で深谷さんが大切にしているのは、迷わず行きやすいことと非日常感があることです。「モーニング街道」を車で回る場合は多治見インターチェンジから近く、無駄なく回れます。お茶をしたい時、ご飯を食べたい時など自分のニーズに合わせて魅力的なお店が選べるのもポイント。

 

深谷さんが感じる多治見の魅力

 

食べ物がおいしいだけではなく、展示や器の買い物などいろいろな魅力が一気に楽しめるところが多治見の魅力。お手軽で、お得で、文化的で、ちょっと勉強になるのだとか。陶器を買う際にも、並んでいるものを見るだけでは分からないことも、作家さんと直接お話をすると深い知識やものづくりの考え方に触れられます。

 

「この器でコーヒーを飲みたい」など出かけた先での出来事が自分の生活につながり、楽しみが続いていく。そんな出会いが多くあるまちだと深谷さんは話します。

 

「生まれつきおしゃべりだし職業病もあって、人に話を聞くのが好きなんですよ。食べておいしいだけで終わるのでなく、背景にあるストーリーを知るとよりその店を好きになるのが面白い。プライベートでもつい聞いてしまうんですよね。」

名古屋のみなさんが、深谷さんにオススメを聞いてしまう理由が分かりました。

あなたのオススメスポットはどこでしょうか?A2webにもぜひ教えてくださいね!

 

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