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例) 多治見 まち イベント

こと 場所  2023.03.06

本町オリベの月めくり -弥生- 2023.3

あっつう度

春が始まる合図があちらこちらで聞こえてくるようになりました。ちょっとだけ空気がパステルカラーに見える気がしてくるのは私だけ?

全国的には3月3日がお雛祭りですが、多治見を含む東濃地区では4月3日にお雛祭りをすることが多いようです。かく言う私もそれを知ったのは多治見にやってきた8年前。お雛様を玄関に飾り、3月3日を過ぎて早めに片づけようとしたら「この辺は4月3日まで飾っていいんだよ」と教えてもらって驚いた記憶があります。ちょっと長めに飾れてラッキー!なんて思ったり。

お雛祭りにちなんで、今月は女性に焦点を当ててお送りしようと思います。本町オリベストリートには多くの女性が関わっていますが、その中でも特別かわいらしいお店とその店長さんをご紹介!インタビューをするなかで、意外なお話を聞くことができました。

お届けするのは「毎朝自分のお鼻センサーで花粉を予測する」、本町オリベストリートのぱんちゃんです!

 

自分と家族と、もっと楽しく過ごせる場所に

 

本町オリベストリートにある古民家KoyaKoya。建物奥の“はなれ”にある小さな小さなお洋服屋さん PetCloset30が、今回お話を聞いた市岡あいさんのお店です。ただしお洋服屋さんといっても普通のお洋服ではなく、わんちゃん専門のお洋服屋さん。お店の中は春らしい色合いや流行のくすみカラーの犬服が沢山!お客様の8割はリピーターだそうで、市岡さんの選ぶ犬服のファンが多くおられるようです。

 

隠れ家みたいな犬服のお店、なんか落ち着く広さだよなぁと思っていたら「ここ元お風呂なんですよ。こっちが脱衣所で、ほら浴室の天井に湯気を逃がす窓があるんです」と説明していただいて納得。KoyaKoyaは築140年の古民家を改装した商業施設で、PetCloset30の他にも陶器や雑貨、ガラス工房など様々な店舗が入っています。

 

窓枠も当時のものが残っています。

 

お店をはじめたきっかけをお伺いしたところ、「私、実は昔は犬苦手だったんですよね」と衝撃の発言。「お散歩中にすれ違うと、なんだか無理やりかわいいと言わなきゃいけないような気がして。でも自分が〈そるん〉と関わるようになって大きく考えが変わったんですよ」

市岡さんと一緒に暮らす そるん君は4歳のわんちゃん。「コロナ前、私がまだ都内に住んでいたころに我が家の一員になっていて。母が犬の幼稚園に連れて行った時にうちに子だけ裸だったーって連絡が来て、ちょうど旅行していた韓国で犬服を見つけて送ったのがわんちゃんのお洋服との出会いでした」韓国は犬と一緒に楽しめる場が多くあるそうで、その分飼い主と一緒にオシャレを楽しむ文化も発展しており、犬服のバリエーションやデザインも豊富なのだとか。日本よりも韓国のデザインの方がが市岡さんの好みに合ったものが多く、どんどんと沼に……。

 

 

「韓国へ行き犬服を見ていくうちにショップの方とも仲良くなって。その時に知り合った方に日本での犬服の販売を勧められたんです。ちょうどコロナ渦で多治見に戻ることになったのも大きなきっかけでした」実は市岡さんのお母様も本町オリベストリートに関わる女性の一人(私、ぱんちゃんもしょっちゅうお世話になっています)。「最初は母のお店の一角で販売をお願いしていたんですが、KoyaKoyaがオープンする時に思い切って独立しようと、一角を借りることにしたんです」

 

デザインが可愛くて、赤ちゃんの服と間違えてしまった方も…

 

そういえばPetCloset30の30ってなんだろう?と思って尋ねると、やっぱり そるん君と関係が。「韓国語で30はソルンというんですよ。誕生日が10月30日なので、そるん。名前は家族が決めたんですが、せっかくなのでお店の名前にも取り入れようと思って。でも30はオマケみたいなもので、ペットクローゼットって読んでもらって大丈夫です!」とのこと。今はご家族皆さんが そるん君 中心の生活になっているそうです。

そういえば初めて市岡さんの声を聞いたとき、お母様とそっくりでびっくり。そうお伝えすると、「ほんと、みんなに言われるんですよ!もう!」と言いながらもなんだかうれしそう。ご家族で仲が良いのが伝わってきました。「学生の頃は早く東京に行きたくて仕方なかったんですが、いま時間が経って多治見に戻ってきてとっても心地いいんです。生活が楽しいというか」一度地元を離れることで初めて見えてきた多治見の良さ、これまでとは違った目線を持つことで活かせるシーンが沢山出てきそうです。

 

散歩コースは土岐川が定番。

 

「わたし人見知りなんですよー」とまじめな顔で話されたのは、もうすでに1時間ほどがっつりとお話(むしろおしゃべり)した後のこと。インタビューをはじめた直後からすごく楽しくお話しをして、なんなら大笑いし合っていたんですけど……。

「接客はちょっと苦手だったんですが、“犬が好き”という大きな共通点があるからお客様との会話もとっても楽しいんですよ。このあたりも自分が変わったなーって思うところですね」なるほど、犬好きのパワーはすごい効果があるみたい。

ね、大笑いしてるでしょ。

 

KoyaKoyaの並びにあるIRISE antiqueでは1月に犬好きのためのイベントが開催されたり(ちなみに先月は猫まつりもありました)、KoyaKoya系列店のNARROW ROAD BLDGではペットと一緒に楽しめるALLEY CAT CAFÉがあったりと、本町オリベストリートは実は犬好きさんにとって魅力的な場所なんです。もちろんPetCloset30もわんちゃんと一緒に入店できます。

 

今後やってみたいことはありますか?とお伺いすると「多治見でもっと犬と一緒に楽しめる環境を作りたいですね。気軽にペットと過ごせる場所が欲しい方、沢山いらっしゃると思います。やりたいこと、やれることはいっぱいあります。いつも背中を押して支えてくれる社長と母に感謝しながら、少しづつ前に進めていきたいな」と、とっても嬉しそうな笑顔と声で答えてくれました。

 

PetCloset30

多治見市本町6-60 古民家KoyaKoyaはなれ

【営業時間】10:00~17:00(KoyaKoyaに準ずる)

【定休日】水曜日、第2火曜日(KoyaKoyaに準ずる)

 

古民家KoyaKoya

【営業時間】10:00~16:00(曜日により異なります)

【定休日】水曜日、第2火曜日 *変動する場合がありますので、店舗へ直接お問合せ下さい

 

 

3月のイベント情報(詳しくは各施設へお問い合わせください)

 

■多治見市PRセンター 「パンのお供と、お気に入りのテーブルウエア♪」

3月21日に開催予定の「パンと器と 2023 めぐる」のイベントにあわせ、パンのお供にぴったりな食品、マグカップ、テーブルを彩る花瓶や植木鉢を取り揃えました。春のティータイムを楽しんだいただけるご提案をいたします。

【日付】2023年3月1日(水)~3月30日(木)

【時間】10:00~18:00

 

■多治見市文化工房ギャラリーヴォイス 「ishokenの造形 やきものの現在2023」

【日付】2023年3月19日(金)~5月14日(日) 入場無料

【時間】10:00~18:00(最終日は15:00まで)

【休廊】水曜日

 

■銀座商店街 銀ブラ市(毎月第3土曜開催)

【日付】2023年3月18日(土)

【時間】9:00~12:00

 

★3月21日(火・祝)に開催される「パンと器と2023 めぐる」では、本町オリベストリートからも参加店が沢山!ぜひサイトをチェックしてみてくださいね。

 

 

少しづつ寒さが和らぐにつれ、つぼみがほころびだす季節。縮こまっていた身体が伸びると、見えてくる景色が少し変わるような気がします。でもうれしくなって急に動き出すのはちょっと待って!何事も準備運動が大切ですよ。季節と一緒に少しづつゆっくりと、ほぐしながらいきましょう。そんな心と体の準備運動にぴったりな春の本町オリベストリート、ぜひ足をお運びください。

では来月もお目にかかれますよう。

 

Instagram @oribestreetでは、本町オリベストリートのイマをお届け!ストリートの風景や新しい情報を随時お届けしています。各お店の詳しい情報は本町オリベストリートHPをご覧ください。

たじみDMO本町オリベストリート事務所

507-0033
本町6-6
TEL 0572-21-2765
MAIL oribe@tajimi-dmo.jp
https://www.oribe-street.com/

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