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例) 多治見 まち イベント

場所  2023.05.02

雨が降っても安心!森の中でめいっぱい楽しめる 三の倉市民の里 地球村 

あっつう度

子育て真っ只中のみなさん。休日の雨降りはどのように過ごしていますか?

多治見にも天候に左右されず元気いっぱい動き回れる施設があります。それは三の倉町にある「地球村」です。土日も開館しているから、休日も親子で遊べるスポットとして覚えておくと困りません。

今回も4歳と2歳の子育てをするA2webの公園担当のりさぼんが取材をしてきました!

 

 

多治見市三の倉町にある施設「宿泊研修センター 三の倉市民の里 地球村」。多治見駅から車で20分ほどの自然豊かな場所に位置するこの施設は、キャンプ場や天文台があり、子どもが1日中楽しめ、自然と触れ合える場所。地球村の施設内は来場者を飽きさせない工夫とスタッフの優しさに溢れています。

 

「本当にいい施設だから、もっとみんなに知ってもらって沢山使ってもらいたいです。そのためには自分だったらどんな施設に遊びに行きたいかを常に考えています」と所長の板倉秀樹さん。

 

元々は、宿泊研修施設のイメージが強かったそうですが、常に新しい取り組みを考え運営を行なっているスタッフの力で、「日帰りでふらっと自然を満喫できる施設」という認知が広がってきました。今では来場する人のほとんどが、のんびりそしてゆっくり地球村で過ごし、1日を通して館内の各所で遊んでいるそうです。

 

今回は、施設管理からイベント企画、オリエンテーリングコースの作成、工作キットの提供など、様々な角度から地球村を支えている板倉秀樹所長とスタッフの辻恵さんに話を伺いながら、「地球村のおすすめスポット」を紹介します。

 

地球村の散策MAPダウンロードはこちらから

 

 

地球村はたくさんの生き物に出会える場所

 

「カブトムシが自然に捕れる場所を知っていますか?」これは不意に聞かれた質問です。私は返答に困りました……確かにカブトムシが捕れる場所は分からない。

 

「カブトムシだけでなく、タマムシなど珍しい昆虫が地球村で捕まえられることがありますよ。そのくらい広大な敷地と大自然が広がっています。日常の中で自然と触れ合える時間は、子どもの成長時期にとても大事なので、それをぜひ味わって欲しい」とスタッフの辻さん。

 

森の中を散策すると昆虫だけではなく、様々な生き物や植物に出会えます。森は職員の皆様によって管理されているので安心して散策できます。地球村に行くならムシカゴとムシ網があるといいかも。到着したら、駐車場に設置されている施設マップを確認すると散策しやすいです。本館でもMAPをもらえます。

 

無料・自由参加のオリエンテーリング 本館ホール内

 

自然観察を楽しみたい人はオリエンテーリングに参加してみて。クイズの内容は地球村スタッフが考え定期的に更新されています。

 

コースも3種類(30分・60分・120分コース)の6コース用意されているのでその日の気分や、子どもの年齢にあわせて体験できるのも特徴です。施設内の遊歩道は舗装されすぎていないので、ちょっとした山登り感覚で散策でき、スリルも味わいながら楽しめます。新登場のネイチャービンゴ(ビンゴカードに書かれたスポットや植物を探し出すゲーム)もオススメです。

 

 

開放的な空間に思わず深呼吸したくなる「展望台」

天文台30周年を記念して天井のペンキを塗り替えた展望台

 

本館から80段ほどの階段を登ると見えてくるのがドーム型の屋根が特徴的な展望台。隣接する天文台施設が完成から30年を迎える今年は、展望台にプラネタリウムが投影できるように準備を進めています。

 

展望台からは春日井方面の山々が望めます

 

「1年前は木々が生い茂り景色が見えなかった展望台でしたが、市民ボランティアの方々の協力もいただき伐採作業などの整備を進め、こんなに開放的な景色が見えるようになりました」

 

地球村の位置が多治見の町より高い場所にあるのが分かる景色が広がります。

地球村の施設内の屋外は展望台含め飲食OK。家族や友達と展望台からの景色を眺めながらのピクニックは気持ちいいですよ。

 

 

多治見の天体観測といえば、地球村「サタデースターナイト」

 

展望台とともに完成から30年を迎える天文台は星に親しんでもらいたいという思いから、参加無料のサタデースターナイトを開催。ボランティア団体「地球村星倶楽部」の解説を聞きながら地球村天文台に備えた口径15㎝の屈折望遠鏡で星の観察を楽しめます。(※要予約、有料)

詳細はこちら

 

 

雨でも安心。本館キッズスペース

乳幼児(0〜6歳)専用の部屋 ちびっこルーム 本館ホール内

 

本館受付横にある「ちびっこルーム」はカラフルなクッション性のある床が印象的な部屋。元々、会議室だった場所をスタッフ自らリニューアル。室内用ミニ複合遊具、芋虫トンネル、おままごとセットなどたくさんの種類のおもちゃで遊べます。部屋はくつを脱いで遊べて、0歳児さんも安心して過ごせます。

※部屋内での飲食は不可。利用時間は9:00〜16:45

 

プチハウス(左)とジャングルジム(右) 本館ホール内

 

本館ホール内には、子どもの遊び場として、ままごと遊びが楽しめるプチハウスやジャングルがあります。近くには暖炉やごろ寝スペース、畳スペースがあり、大人もゆったり過ごせる空間が広がっています。遊んでいる姿が目の届く範囲で確認できるので、子どもと1日遊ぶのは親の体力が持たないという方は本館ホールで休憩を!

 

 

開放的なピロティで味わえる外遊び

 

本館ホールからすぐのウッドデッキスペース、ピロティにある「森っこの庭」は雨が降っても濡れずに遊べる、大きな屋根を兼ね備えた場所。トランポリンや跳び箱、平均台などが設置されていて、身体を使える遊具が充実。

竹馬も用意してあるので、幼稚園児が練習に来る時もあるとか。

 

「雨の日には50人以上の来場者が施設内の室内遊具で遊んでくれるようになりました」

 

ホール内だけでは満足できない子どもたちに目一杯遊んでほしい気持ちからこのスペースが作られました。

 

 

森っこの庭の横にあるのが、直径6m高さ3.5mの見たことがないほど大きなテント。

中はラグが敷いてあり、ハンモックや簡易ソファも常設されているので「グランピング」気分を体感できます。

家族でこのテントの中に入ったら、「新しいお家だね」って気にいってくれそうです。

「施設入場料も遊具の使用料金もかからない。ここで働くスタッフとしても自慢の施設です」とスタッフの辻さんから笑顔がこぼれます。地球村に遊びにいきたい。地球村に自然散策に行きたい。そんな風に思ってもらえる施設を目指しているそうです。

 

 

A2編集委員・出口のオススメ!地球村のここ見て、体験して!

○予約不要!地球村スタッフが手がける工作キット

※予約不要。キットの持ち帰りは可。 内容によって値段が異なります。※団体での利用は要予約。

 

本館受付横に設置されている工作キットのスペース。

「この工作キットの材料はスタッフが森から集めています」地球村で実際に生えている木々を利用して作られているスタッフの愛情がたくさん詰まった工作キット。その中でもおすすめなのが「バードコール」。鳥の鳴き声のような音がなるもので、完成した作品で音を鳴らしながら散策すると、実際に鳥が反応するそうです。製作時間は10分程度。子どもが集中して作るのにちょうど良い時間で作りきれるのがうれしい!

 

○お昼ごはんを忘れても大丈夫!

子どもが好きそうなメニューがずらり

 

「今日は午前中で帰るからお昼は持っていかなくていいや」そんな気持ちで出かけたら、あっという間にお昼過ぎ。子ども達は帰る気が全く無い。そんな経験しているお母さんはたくさんいるのでは?

 

地球村にはレトルトカレー(辛口・甘口)もちろんレトルトご飯付きや冷凍パスタなどが良心的な価格で販売されています。デザートには練乳入り冷凍イチゴ、焼きプリンタルトなどつい食べてくなるものの販売もしています。電子レンジ、ポットもあるのでカップ麺も食べられます。もちろん持ち込みもO K!

 

 

何度訪れても味わえる新しい発見

 

しいたけ小屋での原木椎茸収穫体験や三の倉町内の畑で行う季節の野菜の農業体験(有料)。春は桜で花見や、プチ果樹園の果物を楽しめ、夏は特設コーナーでの水遊び、秋は木の実の収穫など、季節を通じて様々な発見、体験ができるのも自然豊かな地球村だからこそ。

もちろん本館宿泊室やログハウスでの宿泊やキャンプも可能なので、みなさんも一度訪れてみてください。今後も様々な企画が展開されていくので、最新の情報はホームページをチェック!

 

 

 

■多治見市三の倉市民の里 地球村(指定管理者:多治見市文化振興事業団)

【住所】三の倉町猪場37

【電話】0572-24-3212

【開館時間】日帰り利用 9:00~17:00

      宿泊利用者(有料)16:00~翌日12:00 事前申請と料金の納入が必要

【休館日】毎週火曜日

【駐車場】有

【授乳室】本館に1カ所

【おむつ替えスペース】本館に3カ所

【幼児用トイレ】:なし(補助トイレは衛生面を考慮しおいていません)

多治見市三の倉市民の里 地球村

507-0045
多治見市三の倉町猪場37
TEL 0572-24-3212
https://www.tajimi-bunka.or.jp/chikyu/index.html

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