検索したいキーワードを入力してください。
キーワードが複数ある場合は、
半角スペースで区切って入力してください。
例) 多治見 まち イベント

場所  2023.06.13

気になる!?あの人が好きな多治見のモーニング vol.3

あっつう度

朝から1日の元気を与えてくれるモーニング。モーニングを食べつつ、その人自身についてやお店の魅力を聞いていくこの企画。実はこの連載の大半が、初対面でモーニングにご一緒させていただいています。取材を重ねるにつれて「朝の時間を誰とどのように過ごすのか」にはそれぞれの個性が隠されているのではないかと思うようになりました。今回も、こだわりのつまった憩いの場をご紹介します。

 

 

今回お話を聞いたのは、坪井友治さんと柘植幹子さん。坪井さんを紹介してくれた方によると、多治見市笠原町でお二人の事を知らない人はいないくらいの有名人なのだとか。

 

坪井さんは1991年から土岐郡笠原町教育委員会から委嘱を受け、豊かなまちづくりのために各種イベントに参加していました。2006年、笠原町と多治見市が合併した際に笠原校区青少年まちづくり市民会議が発足し、土岐郡笠原町教育委員会で行っていたイベントをすべて引き継ぎ、地域の子どもたちに体験やスポーツなど交流の場を生み出しています。

 

坪井さんから頂いた名刺には、関わっている活動団体が表面だけにはおさまらず裏面にも書かれていました。市民会議の活動だけでなく、親子と高齢者が笠原児童館で一緒に行う子どもクッキング教室や、ふれあい食堂など地域活動は多岐にわたります。

 

 

柘植さんは1995年から民生委員、児童委員として活動を始めました。民生委員とは、地域の身近な相談相手として生活や福祉の援助を行います。また、児童委員は妊娠や子育ての不安や心配ごとに対する支援を行っています。長年その活動に従事したことを認められ柘植さんは2023年に藍綬褒章(らんじゅほうしょう)を受章されました。

 

同じ笠原地区で地域のために活動をしていたため、そこで知り合い、現在も切磋琢磨しながら続けてみえます。

 

子どもたちとの交流は多治見全域にわたります。もともと家庭菜園をしていた坪井さんの元に、滝呂小学校からトウモロコシを植えたいがどのように育てたらよいかと相談があったそうです。そこで坪井さんは野菜作り名人として、柘植さんらと一緒に子どもたちに野菜の育て方を教えていました。そのうちに滝呂保育園や養正幼稚園などでも教えてほしいという声があがり、いつしか市内の小学校や幼稚園に広がっていきました。子どもたちと育てたサツマイモを掘って焼き芋大会をしたり、小学生の町探検で引率したり、学校行事にも多く参加をしています。

 

「子どもたちに慕われているのがうれしい。それで元気をもらっているの」と柘植さんは話します。

 

生ジュースのcafé 木の実 のこだわりがつまったモーニング

 

 

そんなお二人のオススメは「生ジュースのcafé 木の実」のモーニングです。多治見市モザイクタイルミュージアムから徒歩約10分の場所にあるため、ミュージアムのお客さんが立ち寄ることも多いのだとか。雰囲気の良いシックな店内は、一人でも入りやすいお店です。

 

「オシャレだし雰囲気が好き」「落ち着いて過ごせるからここが良い」と坪井さんと柘植さんからは絶賛の声。それだけこのお店がお気に入りだと伝わってきます。

 

おいしいいちごを使うと、ジャムもおいしくなるのだそう

2008年開店、今年で16年目となる木の実。近くの「笠原ショッピングプラザMINE(マイン)」内タマノヤの食材を活用し、旬の果物や野菜を使用した生ジュース、素材の味を生かしたジャム、国産大豆で作ったきな粉など……できる限り自家製を心掛けているそうです。

 

「自分が飲みたいもの、食べたいものを考えているだけ。なにも特別なことはしていない」とお店の方は笑顔で話します。

 

Bモーニングのたまごサンド

木の実のモーニングはA~Dの4種類あります。Aはバタートーストとゆでたまご、Bはたまごサンド、Cは日替わりトースト、Dはプチハムサンドです。この日の日替わりは、いちごジャムトーストでした。サラダとフルーツもついています。パンは基本ごまパンですが白食パンにも変更できます。

 

(左)ブルーベリースムージー(右)ジンジャーエール 追加料金でモーニング注文可能

定番のコーヒーや紅茶はドリンク代のみでモーニングが付きます。紫蘇ソーダやケールジュース、柿ジュースなど季節限定の飲み物もあり、豊富な種類のジュースが楽しめます。

 

今回は人気のブルーベリースムージーと、木の実オススメのジンジャーエールを注文しました。スムージーはブルーベリーとヨーグルトの爽やかな味で、甘さ控えめの為ゴクゴクと飲めます。また、ジンジャーエールもスライスされた新生姜がたっぷりと使われており、これからの暑い時期にはたまらないスッキリ感を味わえます。

 

坪井さんと柘植さんの愛される人柄

 

左から坪井さん、柘植さん、「木の実」さん

お店の方は、お店を始める前から坪井さんと柘植さんとお知り合いだったそうです。今もそのつながりが続いており、お二人とも木の実のファンです。

 

「いつ、どこで、だれが、なにを、どうして、どうなったか。5W1Hがやれないと絶対に物事は進まない」と坪井さん。イベントや活動を自ら行動して運営していくのは、簡単なことではありません。地域の人々に寄り添いながら長年活動を続けているからこそ、お二人は多くの方から慕われています。

 

「二人の周りにはいつも人が集まっている」取材前、お二人を知っている方から聞いたこの言葉。初対面の私にも気さくにたくさんお話しをしてくださったお二人の人柄が、何よりも地域の人々から愛され、まわりに人を集める理由だと分かりました。

 

 

今回、取材した木の実はご家族で経営していますが、木の実から徒歩約2分のところにある笠原ショッピングプラザMINEの中にある「お好み焼きKOTARO」もご家族でお好み焼きやたこ焼、みたらし団子などの軽食を販売しています。ちょっとしたお昼やおやつにぴったりなので、買い物ついでにこちらもぜひ立ち寄ってみては。

 

 

🔳生ジュースのcafé 木の実

【営業時間】8:30~18:00(モーニング8:30~11:00)

【定休日】金曜・第1木曜

【駐車場】あり

生ジュースのcafé 木の実

507-0901
多治見市笠原町2860-2
TEL 0572-43-2252

SHARE

取材/広告掲載/プレスリリースに関する
お問い合わせや
たじみDMOの事業に関する
お問い合わせはこちらから