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例) 多治見 まち イベント

お知らせ もの こと 場所  2022.10.24

ようこそ、多治見へ ~多治見ってどんなまち?~

あっつう度

岐阜県の南東に位置し、1300年の歴史を受け継ぐ陶都・多治見。

陶磁器における国内生産量の約5割を誇る「美濃焼」産地の一角に位置し、施釉磁器モザイクタイル発祥の地にして全国一の生産量の多治見。陶工やこの地に暮らす人々が、文化を育みつないでいます。2007年には、当時の国内最高気温40.9℃を記録し、‟暑いまち”としても全国に知られるところとなりました。

歴史、文化、自然が織りなすまちの魅力にぜひ触れてみてください。

 

 

文化を彩る美濃焼、タイルのうまれる場所

豊かな自然と水源に恵まれた多治見 ©photo by tajimi100k club

多治見は、良質な陶土に恵まれ、はるか古墳時代からやきものの産業と文化が息づいています。この地で作られるやきものは「美濃焼」と呼ばれ、文化や技が代々受け継がれてきました。個性豊かな窯元や、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)を生み出しています。

 

国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)

  • 鈴木蔵(すずきおさむ)氏
  • 加藤孝造(かとうこうぞう)氏
  • 故 荒川豊蔵(あらかわとよぞう)氏
  • 故 加藤卓男(かとうたくお)氏

 

また、市内に2校ある陶芸専門校では、国内はもとより海外からも多くの若者が陶芸を学んでいます。卒業後は、新鋭作家として活躍。この活躍はクリエイターを目指す若者に大きな刺激を与えています。

 

陶芸専門校

 

また、2017年には作家や窯元、商社、関連企業が集うこの世界有数の一大生産地を「セラミックバレー美濃」と新たに名付けました。美濃焼をさらに発展させ、国内外へ発信していこうとするものです。

 

徐々に窯内の温度を上げていく窯焚き
一大産地ならではの風景が広がる 高田・小名田地区

 

知る

多治見市モザイクタイルミュージアム外観 ©Akitsugu Kojima

産地だからこそ、貴重な資料や作品が集う多治見。色や形、手触りも作品や製品ごとに異なります。

 

やきもの・タイル関連のギャラリー

 

買う

美濃焼や飲食店など新店舗も続々。今一番ホットなエリア

■本町オリベストリート

岐阜県出身の戦国武将で、茶人でもあった古田織部の自由で斬新な発想を、現代の町づくりに取り入れようと作られた「オリベストリート」。本町エリアは明治から昭和初期まで、美濃焼の陶磁器問屋が軒を並べ、多治見の商業の中心部として栄えました。当時の面影を残す蔵や古い商家を、美濃焼ショップやギャラリーに改装した新しいお店が続々とオープン。「陶都創造館」を中心に、本通りや路地裏を歩いて、伝統から普段使いまで、様々な美濃焼ショッピングを楽しめます。

 

■市之倉オリベストリート

明治時代から盃の生産が盛んな市之倉町。山に囲まれた緑豊かな町には、人間国宝や県重要無形文化財などの、由緒ある窯元が集まります。町の中心にある「市之倉さかづき美術館」に寄ったら、マップを手に入れて窯元めぐりがオススメ。200年の歴史ある「幸兵衛窯」、手描きの技が見られる「幸輔窯」、ギャラリーを併設した「仙太郎窯」、鮮やかな織部焼が並ぶ「玉山窯」など、美濃焼の奥深い魅力に触れることが出来ます。市之倉さかづき美術館隣の作陶施設では、器づくりに挑戦できます。

 

■美濃焼卸団地

多治見の陶磁器商社が集まった美濃焼卸団地。家庭で使う食器から、業務用の食器まで、豊富な品ぞろえが自慢です。入ってすぐの場所にあるアンテナショップ「美濃焼スクエア」では、各社の一押し商品が一堂に見られるので、好みの商社を見つけるのに便利。こども食器の遍歴を知りショッピングも楽しめる「こども陶器博物館」や、和・洋の器から和雑貨まで充実した「織部本店」は必ず行きたいポイントです。

 

季節の風物詩

毎年多くの人で賑わう美濃焼の大廉売市

多治見のイベントといえば、春と秋の美濃焼の大廉売市「たじみ陶器まつり」をはじめ、地域に受け継がれてきた祭礼、現代の風を取り入れたものなどがあります。

 

多治見のイベント(一例)

  • たじみ陶器まつり(春) 4月第2土曜・日曜日
  • 多治見大道芸見本市 4月第2土曜・日曜日
  • 多治見市政記念花火大会 8月1日に近い日曜日
  • 国際陶磁器フェスティバル美濃 3年に1度の秋の期間
  • 陶の里フェスティバルin市之倉 10月中旬
  • 美濃焼祭 10月中旬 
  • たじみ陶器まつり(秋) 10月中旬
  • 多治見まつり 11月3日 
  • ワインフェスタ 11月3日 
 ※開催年によって日程の変動があります ※感染症拡大の状況によって、日程の変更や開催されない場合があります

 

多治見グルメに舌鼓

表面はカリっと、中はジューシーに 芳醇な香りとともに

■うなぎ

昔から陶工たちが窯の炎の熱さで消耗した体力を回復するために、高たんぱく質で消化の良いうなぎが重宝されてきました。そこから日常的にうなぎを食べる習慣が根付き、現在も市内には多数のうなぎ屋があります。今やうなぎは、名店の味を求めて遠くから訪れる人も多いほどの名物となっています。

 

■たじみそ焼きそば

ピリ辛のみそを使い、半熟卵がのっているご当地B級グルメです。

 

■ころうどん

東海地方で食べられる「ころうどん」は多治見が発祥。冷たくて「香」りがいい「露」をかけて「香露(こうろ)かけうどん」から広まったと言われています。

 

その他にも、お洒落なカフェをはじめ、多くのファンを抱えるベーカリー、パティスリー、最近ではスパイスカレーのお店などが市内に点在しています。

 

新たな名物

アンパンマンでお馴染み やなせたかしさんデザイン「うながっぱ」

市のマスコットキャラクター「うながっぱ」や、多治見発の女子高生陶芸漫画「やくならマグカップも」など、新たな名物も生まれて、ますます活気にあふれる多治見です。

日本のほぼ真ん中に位置し、名古屋から電車で約35分とアクセスにも便利です。美濃焼と文化のまちへ、ぜひお越しください。

 

 

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