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例) 多治見 まち イベント

場所  2022.06.20

出発!東鉄バスで巡る−笠原・虎渓山−多治見発見ツアー

あっつう度

みなさんは、路線バスに乗ってどこかに出かけますか?いつもは車で通る道も移動手段を路線バスに変えるとあら不思議!見える景色も違えば、気持ちもなんだか旅行気分になれちゃう。今回は東濃鉄道(株)(以下:東鉄バス)が販売する1日乗車券を使ったプチ旅行のモデルコース「乗っちゃおっ!とうてつバス 多治見市モザイクタイルミュージアム&虎渓山」をA2編集メンバーのりさぼんが体験してきました。

 

東鉄バスの「乗っちゃおっ!とうてつバス」サイト→こちら

 

 

どこへでも、何度でも使える1日乗車券

 

購入した後に自分で利用日をコインなどでこすり⚫️を表示させたら準備完了

 

普段は車や電車を利用することが多く、バスの乗り方を知らないという人が多いのも事実。そんな人にもオススメなのがこの1日乗車券(大人800円)。東濃鉄道の路線バス全て(市町のコミュニティーバス、高速路線バスは除く)に利用可能で1日に何度でも使うことができます。バスから降りるときに、この券を運転手さんに見せるだけ!

「ここまでバスに乗ったらいくらになるんだろう」「あ、10円足りないから降りるときにお金の両替しなきゃ」などと心配する必要がないのもうれしいですね。

 

バスの乗り方が分からない人は、東鉄バスの乗車方法(https://tohtetsu.co.jp/rosen/guide/)を見れば安心ですよ。

 

 

乗る前から旅気分を味わう

 

東鉄バスで1台しかない、ノンステップバスのハイブリッド車

 

多治見駅南口から徒歩1分。東鉄バス乗り場に到着すると、名鉄グループの白地に赤のラインの車体と東鉄バス復刻版の黄緑に緑のラインの車体がお出迎え。東濃に住む人なら誰でも見たことがある「東鉄カラー」とはこのバスのこと。さあ、まずはバスに乗って「モザイクタイルミュージアム」バス停まで出発です。

 

−9:30発 JR多治見駅南口「多治見駅前」2番乗り場 「東草口行き」に乗車

 

乗車したのはノンステップバス。名前の通り、入り口の高さが低くなっているため子どもやお年寄り、どなたでも乗りやすい入り口になっています。そして、車体が低い分、普通のバスよりもひとまわり窓が大きく走行中の景色がより楽しめます。

 

 

土岐川を越えて笠原川の流れを右手に眺めながら進むと、何やら正面に狭い道が見えてきました。滝呂のまちなかを走るバス路線で一際狭い道幅のところは、窓から壁がさわれそうなくらいの距離。そんな道を進んでいく運転手さんのドライブテクニックが光り、初めて乗車するお客さんやバスマニアから「おー!狭い!すごい」と注目される場所を通りながらモザイクタイルミュージアムへ。

 

 

散策しよう!笠原まち歩き

 

 

−9:47着 モザイクタイルミュージアム 下車

−9:50〜 モザイクタイルミュージアム 見学(バス停より徒歩1分)

−10:50〜 マルナカストアー 買い物(バス停より徒歩1分)

−11:10〜 陶ヶ丘(すえがおか)公園 展望台(バス停より徒歩8分)

−11:35〜 羊鳴軒 休憩(バス停より徒歩2分)

 

 

バス停から降りて見えてきたのは多治見市モザイクタイルミュージアム。日本一のモザイクタイルの生産地、笠原に到着です。広場の片隅にはモザイクタイルで作られたキュウリやスイカ、キウイの形をした休憩スペースのイスもあり見ても楽しい、写真を撮っても楽しい場所になっています。

 

 

モザイクタイルミュージアム見学後は、バスの出発時間までバス停周辺の散策を楽しむのはいかがでしょう?モザイクタイルミュージアムの隣、笠原中央公民館にはタイル名所を紹介した「多治見タイルMAP」や周辺の飲食店、酒蔵、和菓子店などが掲載されている「レトロかわいいおさんぽMAP」など散策が楽しくなる情報が満載!

 

注文が入ってから一つ一つ握るおにぎり(1個180円/税抜)具材は全部で7種類

 

そんなMAPを片手にまずは向かいにあるマルナカストアーへ。買ったそばから海苔の香りが広がりすぐに頬張りたくなるおにぎりはうめ・昆布・高菜・明太子・たらこ・しぐれ・シーチキンマヨの7種類。一つでもお腹が満たされるおにぎりはみなさんにも一度は食べて欲しい手作りの一品です。「えんとつ町のプペル・タイルの絵本展」も買い物しながら楽しめますよ。そんなマルナカストアーを出て周りを見渡すと林の中に煙突が見えてきました。

 

 

林の中に一際目立つ煙突「陶ヶ丘公園」

 

 

煙突を目印に進んでいくと見えてくるのは、展望台まで約100段ほどある緩やかな階段。緑いっぱいの景色を眺めながら登っていくと途中で見えてきたのは、子どもも遊べそうな公園と休憩スペース。遠くから見えていた煙突はこの休憩所の屋根を支える円柱でした!お手洗いもあるので、散策の休憩場所に利用するには良さそうです。

 

 

階段を上り切ると目の前に見えてくる展望台。モザイクタイルミュージアムや笠原のまち並みが一望できる絶景スポットです。

 

人気NO.1プレミアムソフトクリーム(6〜7月限定)農家直送のいちごが贅沢にトッピングされています

 

多治見駅に向かうバスが来るまで、約10分。モザイクタイルミュージアム前の羊鳴軒で甘いスイーツはいかがですか?ヤギの飼育をされている店主さんが作るヤギミルクを使用したプレミアムソフトクリーム(6月〜7月限定)は、滑らかな口溶けと濃厚な味わいがクセになります。カヌレやフィナンシェなどの焼き菓子も購入できます。実際にヤギの飼育場所にも徒歩で行けるそうなので、時間に余裕のある方は散策に行くのもいいですね。

 

 

−11:48発 バス停:モザイクタイルミュージアム 「多治見駅前行き」に乗車

−12:05着 多治見駅前 下車

 

多治見駅に戻ったら次のバスまで時間があるので駅周辺でランチをするのもいいですね。

多治見のテイクアウト情報が集まったTAJIMEALGOサイト(https://tajimealgo.shop/)で検索して、多治見駅北口のバス乗り場に隣接する虎渓用水広場で食べるのも気持ちいいですよ。

 

−14:10発 JR多治見駅北口「多治見駅前」 「小名田小滝行き」に乗車

 

 

やっぱり1番前がおすすめの席

 

 

「バスを楽しむなら1番前の席がオススメ!なんといっても景色が最高だからね、降車の時も出口が近いから便利でみんなが利用する」と東鉄バスのベテラン運転手さんが教えてくれました。バスの1番前の席は景色を独り占めできる特等席ですね。

ちなみに、ノンステップバスは車体が低い為景色を楽しみたい人は一段高いところに乗車するのがいいそう。

 

車は自分で運転するか、家族や友達に運転をしてもらうもの。でもバスは違います。ハンドルを握らなくても誰かに運転をお願いしなくても、行きたいところまで連れていってくれます。少し疲れたなと思ったら目を瞑って休憩しても、運転手さんの「次は虎渓山〜」の車内アナウンスで起きて下車。

 

−14:17着 虎渓山 下車

 

 

−14:25〜 虎渓山永保寺 見学(バス停より徒歩7分)

−15:30〜 とうしん美濃陶芸美術館(バス停より徒歩5分)

 

観音堂・開山堂は国宝に、庭園は国の名勝に指定されている永保寺見学後は、正面玄関から川沿いに坂を登っていき、多治見駅北口の虎渓用水広場へと流れ出る虎渓用水の取水口を眺めながら進みます。

 

江戸時代、豊かな水を願い用水路工事が行われた農業用水「虎渓用水」

 

虎渓山エリアは、散歩がメイン。とうしん美濃陶芸美術館までは車の駐車場に停めてしまったら通ることがなかなか無い、小道を通るのはいかがでしょう?

 

 

永保寺入口とは反対側に進んでいくと、左側に小さな踏切が見えてきました。線路に少し傾斜があるため、より電車の迫力を感じながらとうしん美濃陶芸美術館に到着。

 

 

美術館のシンボルツリー「大王松」を取り囲うように建つ円形の建物は東濃信用金庫のマークである三つの輪。その中には東濃信用金庫が所蔵するコレクションなど美濃陶芸の作品が数多く並んでいます。館内には大王松を眺めながら休憩できるスペースもあるため、のんびりと現代美濃陶芸を満喫できます。

 

現代美濃陶芸って何?なんだか難しそう、と思う人でも、学芸員または陶芸家がとても分かりやすく説明してくれるので、帰るときには普段自分の使っているお茶碗や湯呑みへの愛着がより強くなった気分になります。

 

 

 

−16:13発 バス停:虎渓山 「多治見駅北口行き」に乗車

−16:19着 バス停:多治見駅北口 下車

 

 

地元の暮らしをまもる 東濃鉄道

 

 

昭和19年から乗合バス(路線バス)鉄道路線(笠原線・駄知線)事業をはじめてから現在に至るまで、東濃地方に住む人々を支えてきた東鉄バス。

 

車内アナウンスをよく聞けば「焼きたてのピザがおいしい店バンクへお越しのお客様はこちらです」とアナウンスが流れていたり、地元の人に路線バスで旅行を楽しんでもらうための路線バスで行けるおすすめスポットをサイトで紹介したり、地元のバス会社ならではの温かさが感じられます。

バスをあまり使わない人も、普段バスを使っている人も一度、東鉄バスで市内を旅してみませんか。新しい自分だけの観光スポットを見つけられるかもしません。

 

 

※今回はA2編集メンバーのりさぼんが東濃鉄道H Pに掲載のバスの時間内で散策した内容です。ペースに合わせて、バスの出発時刻に余裕を持ってお楽しみください。

 

 

■今回乗車した東濃鉄道のバスはこちら

https://tohtetsu.co.jp/routebus-trip/

 

■1日乗車券について

【価格】大人800円 小人400円

【販売期間】2024年12月31日まで

【路線】東濃鉄道の路線バスすべてで利用可能(市町のコニュニティーバス、高速路線バスは除く)

詳細はこちら https://tohtetsu.co.jp/rosen/fare/

 

■1日乗車券について 購入できる場所

○東鉄観光多治見駅前店

【時間】11:00~19:00 月~金

    9:00~17:00  土日祝日(年末年始休業あり)

 

○東濃鉄道多治見営業所 

【時間】9:00~19:00 年中無休 

 

○JR多治見駅2階観光案内所 

【時間】9:00~18:00 年中無休

 

*多治見市以外では東鉄バス営業所、乗車券発売所、東鉄観光店舗、恵那市観光協会恵那駅前観光案内所にて発売中

 

■散策したお店情報

〜笠原〜

○多治見市モザイクタイルミュージアム

多治見市笠原町2082-5

【営業時間】9:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)

【休館日】月曜日(12/29〜1/3は休館)

【電 話】0572-43-5101

https://www.mosaictile-museum.jp/

 

○マルナカストアー

多治見市笠原町神戸2114-1

【営業時間】10:00〜19:00

【休業日】月曜日

【電 話】0572-44-1115

https://kasahara-labo.com/

 

○羊鳴軒(ようめいけん)

多治見市笠原町2109-1

【営業時間】10:00〜16:00

【営業日】土曜日、日曜日、祝日

    (平日(水曜以外)は前日までの電話予約で販売可能)

【電 話】0572-43-3171(キューピー商店内)

 

○陶ヶ丘公園

多治見市笠原町3251

トイレ:有(洋式・多目的)

 

〜虎渓山〜

○虎渓山 永保寺

多治見市虎渓山町1-40

【入山可能時間】7:00〜17:00

【電話】0572-22-0351

https://kokeizan.or.jp/

 

○とうしん美濃陶芸美術館

多治見市虎渓山町4-13-1

【時間】10:00〜17:00

【休館日】月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)

【電話】1-380572-22-1155

https://www.shinkin.co.jp/tono/index.html

 

 

東濃鉄道株式会社

507-0035
岐阜県多治見市栄町1-38
TEL 0572-22-1231
https://tohtetsu.co.jp/

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