多治見市陶磁器意匠研究所「卒業制作展2024」開催のお知らせ
多治見市陶磁器意匠研究所をこの春卒業する第65期デザインコース7名、技術コース11名、第21期セラミックスラボ5名の研究生による卒業制作展が開催されます。それに伴い、2月1日に作品の窯出しが行われました。
自主制作に加え、毎年デザインコースと技術コースの課題となっている急須・土瓶の制作。これらの形成は難易度が高く、技術が安定していないと作れないそうです。‟注ぐ”といった道具としての用途もあるため、ただ自分が作りたいものを作ればよいのではなく、形を守ったうえで作らなければいけません。同じものの中でも、作家それぞれの個性が光る作品ができあがります。
「9月から卒業展に向けて何回も作り直し、修正してきました。どれだけ自分のやりたいことを残しつつ、使いやすさも出すかが難しいところです。」と技術コースの石原温三さんは話します。
海外からの学生も
陶芸が好きで、2年前にアメリカから来日したアンディさん。大学生の時に日本に留学し、陶芸について調べていたところ多治見を知ったそうです。
アンディさんは「卒業するとみんなと会えるチャンスが少なくなるので、一緒にいる時間を大切にしたいです。まずは卒業展を楽しみたいと思います」と笑顔で話しました。
2年間の集大成として、卒業作品展では研究生らの渾身の作品たちが並びます。ぜひご覧ください。
■多治見市陶磁器意匠研究所 卒業制作展2024
【会期】2024年2月9日(金)~ 2月25日(日)
【休館】水曜日
【時間】10:00~18:00
【場所】多治見市文化工房ギャラリーヴォイス(多治見市本町5-9-1陶都創造館3F)
【研究生在廊日】2月9日(金)~ 2月12日(月)
※入場無料
507-0803
多治見市美坂町2-77
TEL 0572-22-4731
MAIL ishoken-jinzai@city.tajimi.lg.jp
https://www.city.tajimi.lg.jp/ishoken/