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お知らせ  2023.07.29

夏休みに行きたい!多治見の新たなキャンプ場「日石ビレッジ」

あっつう度

梅雨も明け、夏がスタートしました。夏の思い出づくりに、バーベキューやキャンプなどを計画されている人も多いのではないでしょうか。今回は、JR多治見駅からクルマで20分、名古屋からもアクセスが良い多治見市の北部にある「日石ビレッジ」をご紹介します。

 

 

前身は、キャンプ場「八曽の里」

 

2年程前に惜しまれつつ閉鎖した「八曽(はっそ)の里」。学校行事や家族でキャンプなど、訪れたことがある人も多いのでは?

ここが約1年半前に名称を「日石(にっせき)ビレッジ」に変えてリニューアルオープンしました!春は満開の桜、初夏にはホタル、秋は山が燃えるように色づく紅葉など……四季折々の自然を感じながら、バーベキューや川遊びなどが楽しめます。

 

広大な敷地内には、テントサイトやバンガローなどの宿泊施設のほか、屋根付きのバーベキュー場も点在。木々に囲まれ、隣を気にせずにゆったりと過ごせます。

 

バンガローは全部で12棟。各棟にテラスが付いていてバーベキューも楽しめる
手ぶらプラン一例(写真は3~4人用)

バーベキューには持込みプラン(中学生以上1,000円/小学生500円 ※)、手ぶらプラン(中学生以上3,500円/小学生1,500円 ※)の2種類があるそう。意外とバーベキューの準備は大変ですよね。調理機材や食材の準備なく、会場へ行けば良いだけなので気軽に楽しめそうです。夏の暑い時期は、移動時の食材の管理にも気を遣うので、会場が用意してくれるのは安心です。

※入場料別

 

 

バーベキューサイトは20あり、写真は一番広いサイトで100人収容可能。川のせせらぎを聞きながら楽しめ、すぐそばにはトイレもあって便利

特に女性やお子様連れは、キャンプ場でトイレやお風呂などの水回りが気になりますよね。

 

野外ステージそばに新設された洋式トイレ

日石ビレッジでは、最近ウォシュレット付きの洋式トイレが新設されたそうです。いずれは、八曽の里にあったような大浴場を設置も見込んでいるそうです。

 

この広大な施設を維持管理するのは並大抵のことではありません。どのように取り組まれているのでしょう。ボランティアで草刈りなどをしているスタッフの上温湯一道(うわぬりかずみち)さんにお話を伺いました。

 

 

ボランティアで携わりたくなるほど、守りたい場所

 

―どういった経緯でこの活動をされているのでしょう。

「僕は鹿児島の出身で、愛知に来て13年くらい。八曽の里は15.6年ほど前からキャンプや音楽イベントで利用していたんです。とても大好きな場所なので、またここが無くなってほしくない……その一心で手伝っています」

 

現在は、元々 石材を扱う会社を経営していた方が事業転換し一人で日石ビレッジを運営しているんだとか。上温湯さんのほかにも有志のボランティアスタッフが何人か関わっているそうで、日々の施設メンテナンスのほか、施設を紹介するチラシを制作し各所へ配布したり、イベントを企画するなど多岐にわたって日石ビレッジを支えています。

 

 

-八曽の里から日石ビレッジへ。変化はありますか。

「新たに野外ステージを作ったことは大きいと思います。この施設の象徴的なスポットになりました。ここなら3~400人規模のイベントも開催することができます。一般の方にも貸し出しているのでぜひ利用してほしいです」

 

日石ビレッジの中心に位置する野外ステージ
野外ステージの出入口には日石ビレッジになってから新設された巨大な石のモニュメントも
川の下流にあるツリーハウスも新設。利用者なら誰も利用できる

 

―7月30日まで、光と音楽のアートイベント「Project Hallelujah(プロジェクト ハレルヤ)」が開催中ですね。

「視覚芸術のアーティスト集団・MIRRORBOWLERのインスタレーションをはじめ、3組のアート作家からなるキャンドルアートや光のランドアートを施した会場で、日替わりでライブパフォーマンスを行っています。まだ日石ビレッジの認知が低いので、イベントを通してこの場所を発信したいというのもあるし、新感覚のイベントという自負があるので、1人でも多くの方に体感してもらえたらうれしいです」

趣向を変えながら、今後もこういったイベントも計画していきたいと上温湯さん意気込みます。

 

日石ビレッジ(旧 八曽の里キャンプ場)「Project hallelujah」開催のお知らせ

 

イベントの様子。別世界のような空間が広がる
細かい細工が施されたひょうたんの光のオブジェ
流木の造形物とキャンドルで装飾された川は幻想的な雰囲気

 

 

いろいろな使い方、好きな場所を見つけてみてほしい

 

グランピングなど、設備が整った施設とは違う良さを感じてもらいたいと話す上温湯さん。

「ホームページは現在制作中ですが、2年間閉鎖していて施設の名前も変わったことで、なかなかお客さんに存在を知られていないのが現状です。SNSで拡散したり、イベントを開催したりして認知を高めています」

 

今回Project Hallelujahをしてみて感じたのは、多治見には団体に限らず個人でもイベントを企画・運営している人が多いということ。「地元の人の力ってすごく大きいと思うんです。今後、そういう方々ともつながっていけたら。地元の人と一緒にこの施設を作っていけたらうれしいです」と微笑みます。

 

最後に施設の将来像を伺うと、「何かを発信したい人がいたら、ここに来てこの場所を使って表現してみてほしいです。訪れる側も‟日石ビレッジに来たらおもしろい人やモノに出合える場所”という気持ちになってくれたらいいなと思います。週末に思いつきでおでかけするような感覚で立ち寄ってほしいです」

 

訪れた方一人一人と地道にコツコツとコミュニケーションを取る中で、アイデアや人間関係が広がって、ここがもっと良い施設になってほしい、と笑う上温湯さん。

 

多治見市内で手つかずの自然の中でリフレッシュできる新しい場所が生まれました。今後の展開がとても楽しみです。ぜひ夏の思い出づくりに出掛けてみませんか?

 

 

日石ビレッジ

【住所】多治見市北小木町332

【電話】0572-56-1119

【駐車場】約100台

【入場料】中学生以上1,000円、小学生500円

【施設・料金】

ソロキャンプ2,000円/1名、区画サイト4,000円(4名まで)、

バンガロー(2~3名用)8,000円/1泊・(3~4名用)9,000円/1泊

バーベキュー(持込みプラン)中学生以上1,000円・小学生500円、(手ぶらプラン)中学生以上3,500円・小学生1,500円

※カード決済不可
※バンガローは電気・コンセントあり、布団なし
※車の横付けができるサイトもあり
※ペットの同伴可

【共有施設】温水シャワー(1回200円)、野外ステージ、水洗トイレ

【レンタル】テント(3~4名用)3,000円、サウナテント(2~3名用)20,000円

 

【営業期間】通年(定休日なし)

【営業期間】チェックイン11:00 チェックアウト翌日10:00

【予約方法】TAKIBIサイト楽天トラベルキャンプLINE

 

【アクセス】中央自動車道・多治見IC 車20分

多治見ICを出て最初の信号を右折。248号線バイパスに入り、左手に「深山の森」の看板が見えてからすぐのジャンクションを降りて右折。「多治見北ゴルフ倶楽部」の看板を右折し、日石ビレッジ入り口の看板が見えてくるまで山道を直進。

 
※Googleマップで検索すると、国道19号線からの道を案内しますが、こちらはかなりの山道で道幅も狭く危険なのでおすすめしません。通過地点に「多治見北ゴルフ倶楽部」を入れて向かうのが確実です。
日石ビレッジ(旧 八曽の里)

507-0067
北小木町332
TEL 0572-56-1119
MAIL nissho@wing.ocn.ne.jp
https://onl.bz/BZ37P4b

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