一度見たら虜になる!令和5年秋巡業 大相撲多治見場所
10月17日に感謝と挑戦のTYK体育館にて令和五年秋巡業 「大相撲多治見場所」が開催されました。
大相撲多治見場所(秋巡業)が開催されたのは1972(昭和47)年10月に開催されて以来、51年ぶり!取組や稽古をはじめ、さまざまな催しを楽しみました。
横綱、大関のほか幕内力士や日本相撲協会関係者ら総勢188名が多治見へ集結。
会場となる感謝と挑戦のTYK体育館には、客席2,500席が用意され満席。開場前から多くのお客様が列を作りました。
多治見場所には岐阜出身力士の、栃青龍(岐阜市)琴大進(揖斐郡揖斐川町)栃岐岳(岐阜市)椿富士(郡上市)も参加。
朝9時、一番太鼓が相撲の開始を知らせ、地方巡業ならではの熱気を感じる公開稽古から始まり幕下以下の取り組みが土俵上で行われました。
力士が場内の壁際でウォーミングアップをする姿や、客席の脇を移動するなど、巡業ならではの距離の近さに胸が高まります。
稽古が終わると、子どもたち(菫幼稚園、多治見ひまわり幼稚園、南姫中学校)からの質問コーナー。
好きな食べ物は?
お寿司(御嶽海関)オムライスとハンバーグ(熱海富士関)ステーキ(宇良関)
どのくらい食べれますか?
ラーメンだったら5杯(御嶽海関)7杯くらいかな(熱海富士関)肉なら1.5kg(宇良関)
巡業は年何回ありますか?
年に4回、90日間ある。行ったことのない県は無いです。
会場内も普段は聞けない力士の話に、笑いと拍手で大盛り上がり。
秋巡業の開催にあたって多治見市役所で行われた記者会見の際に「本当に間近で力士と触れ合える。触れ合いも楽しみにぜひ足を運んでほしい」と日本相撲協会巡業部の千田川親方(元小結 闘牙)がおっしゃっていたように、力士の皆さんとの距離の近さを実感。
髪結実演が行われた後は、民謡を力士たちが謳う相撲甚句を披露。禁じ手や決まり手を面白おかしく紹介する初っ切り(しょっきり)も披露され会場が笑いに包まれました。
十両・幕内、横綱土俵入り。全ての取組まで終了後、弓取式が行われ、打ち出し(終了)となりました。
外では、実際に相撲部屋で作られている相撲ちゃんこの販売や、地元キッチンカー の出店。会場内では、多治見場所限定のお土産の販売などもあり、見て食べて、相撲づくしの1日。
ベビーカーのまま会場に入場できることもあり、相撲を見に来たお客さんの中には子どもの姿も多くみられ、「家族ぐるみで相撲が好きで、稽古を見に行ったりする。今回は娘夫婦に誘われて浜松から来ました、孫との鑑賞が楽しみです(60代女性:浜松市)」「お相撲さんの大きさにびっくりした(4歳女の子)」「名古屋場所に出かけていました、今回チラシを見てすぐに申し込みました(50代女性:多治見市)」と大相撲多治見場所を心待ちにしていた様子を伺えました。
本場所とは違った雰囲気を楽しめる巡業に是非足を運んでみてはいかがでしょう?
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