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例) 多治見 まち イベント

こと  2024.04.16

本町オリベの「ちょっと一服。」 ―穀雨茶会―

あっつう度

慌ただしさが少し落ち着き、時計を見上げて「あぁもうこんな時間か、ちょっと一息入れようかな」と手を止める時間。本町オリベの「ちょっと一服。」は、本町オリベストリートに関わる人たちの一服の時間をお借りして、他愛のないおしゃべりを切り取っていきます。おしゃべりの中から垣間見える「人となり」を、お茶を片手にお楽しみいただければ。

おしゃべりのお相手は、目指せ本町オリベストリートの御用聞き!ぱんちゃんです。

 

 

 

“おしゃべり”から生まれるもの

 

「こんなアイデアどうだろう。ね、どう思います?」と、突然聞かれた私は「へ???」と頭の周りにはてなマーク。

花吹雪から葉桜に移り変わる、そんな気持ちのいい季節。本町オリベストリートにある千華咲庵にてお茶会が開かれます。今回は主催する三人、加藤暁絵さん小島英里さん小崎亜希子さんにお話しを伺いました。

お話しを伺ったのは昨年の12月の中頃なのですが、実はその前の10月に千華咲庵でお茶会を楽しんでおられるところに偶然居合わせ、お茶をいただいたことがきっかけで…

 

 

――先日はごちそうさまでした。突然だったしすごく気軽に参加させていただいたんですが、良かったんですか?

 

加藤暁絵(以下、加藤): 時折ああやって気軽にお茶会を楽しんでいるんです。子どもと一緒にお茶を楽しんだりとか。だから飛び入りも歓迎ですよ!

 

――みなさんはもともとお友達?

 

加藤: 小島さんと私は中学からの友人で、一緒にお茶のお稽古に通ったり、お茶会でお手伝いをしています。小崎さんはin the fieldでご主人と二人展をされた時に作品を見て素敵だなと思っていたら、数年後に子どもを通して出会いました。 それからは一緒にお茶を愉しんでいます。今回縁あって千華咲庵を借りられることになったので、せっかくだからテーマを決めてお茶会をやってみようということで、今日が一回目の打ち合わせなんです。

 

――今回のテーマはどういったものですか?

 

加藤:「穀雨」という言葉を選びました。穀雨は二十四節気の一つで、雨が降って穀物や植物が育っていく、恵みの雨が降り注ぐ季節。ちょうど陶器まつりの当日は穀雨の時季にあたります。…と、この本に書いてあります(笑)。お茶会をするときはこうやって調べて勉強しながら作っていきます。

 

――じゃあ、そのテーマに沿ってお菓子や茶碗も選んでいくわけですね。

 

加藤:今回は「穀雨」というテーマを各分野(お菓子、茶碗、お花など)を担当するお店や人に言葉として伝えて、そのイメージを具現化してもらう方法でお茶会を作ろうと思っています。お花はin the field、お菓子はHUGELに依頼していて、お茶碗はこちらの小崎亜希子さんにお願いしました。

 

――わ、陶芸作家さんだったんですね!

 

小崎亜希子:このテーマを受けてどんなものを作るのか…これから考えるんですけどね(笑)

 

加藤:お茶の担当は小島さんです。みんなでワイワイ相談するのも楽しみの一つですね。

 

小島英里:何となくイメージを共有して、何となく形になっていく感じです。おしゃべりしながら形にしていくんだけど、多分似てるんだよね、私たち。

 

加藤:3人とも同じ血液型だしね(笑)

 

 

――その発想、わたし好きです。何となくが段々と形になっていくのって、最終形態がどうなるか分からなくておもしろい。

 

加藤:今日は一回目の打ち合わせなので、まだまだ変わっていくと思います。お道具やお菓子などの””作り手”と私たちが繋がり、さらに“もの”を通じて作り手とお客さんが繋がる。お茶会を通じてそんな繋がりを実現できればと思っています。繋がりを感じてもらえるような設えやおもてなしを、これから考えていくんですけど…。ねぇ、これどう思います?お花とお軸、両方あるとちょっとごちゃごちゃするかな?

 

――え、私に聞く…!?

 

加藤:色んな人の意見を聞きたいし!香合はこれにする予定で、これは傘がモチーフで……

 

 

ワイワイ楽しそうにお話しながら練り上げていく、そんな過程の一部に参加させていただいて、もうすっかり皆さんと繋がった気分になった私。後日、是非お着物でお写真を撮らせてほしいとお願いし、再度千華咲庵に集合していただきました。華やかなお着物で前回と出で立ちは違いましたが、やっぱりおしゃべりと笑いが絶えないお三人でした。

 

 

 

■「穀雨」茶会

【日付】2024年4月21日(日)

【時間】10:30~(事前に申し込むフォームからご予約ください)

【場所】千華咲庵(本町5-8-1 陶都創造館の西隣)

※詳細はこちらよりご確認ください。

 

 

 

 

カフェ プラートル「フランス七味のクッキー」

 

 

前回の「ちょっと一服。」でおしゃべりした三角屋 山本さんのオススメのお菓子を持って行きました。

 

本町オリベの「ちょっと一服。」 ―三角屋 電気のないビル―

 

山本さんの、ここがオススメ!

「オレここのお菓子好きやねん。どれ食べてもおいしいよ」

 

色んな種類がある中で、私はフランス七味フレーバーをチョイス!フランス七味?ちょっと辛いのかなぁと想像して齧りましたが、私好みのさっくりの歯ざわり!バターと少しだけスパイスの香りがして、たまに舌に当たる塩が良いアクセントになっていました。生地がとても美味しいので、どんな飲み物にも合いそうです。私はハーブティーといただきました。

 

Cafe Platreカフェ プラートル)

【住所】岐阜県多治見市下沢町4-30-2

【営業時間】Morning 9:00~11:00(Lo.10;30)、Lunch 11:30~14:00、Tea 14:00~16:00(Lo.15:30)

【定休日】月、火、日

 

 

次回は加藤さん、小島さん、小崎さんオススメのお茶菓子を持って、どこかへおしゃべりに伺います。誰とおしゃべりしようかな。

 

 

 

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