タイル名称統一100周年PR 巡回企画展「日本のタイル100年 美と用のあゆみ」
敷瓦、化粧煉瓦など、さまざまな名称で呼ばれていたものが、1922年4月12日に行われた全国タイル業者大会で「タイル」に名称が統一されました。今年(2022年)4月12日は、統一からちょうど100年目のメモリアルイヤー。市内はもとより全国各地でさまざまな記念事業が開催されています。
今回は、多治見市モザイクタイルミュージアム、INAXライブミュージアム、江戸東京たてもの園の3館共同企画として巡回する展覧会のお知らせです。美と用の間でタイルが果たしてきた役割を振り返り、タイルを通して見えてくる暮らしや建築の未来を考える企画展。市内では、関連イベントも多数ありますので、順にご紹介いたします。
巡回企画展「日本のタイル100年 美と用のあゆみ」
多治見市内の2つの博物館が初めて手を結んだ共同開催展
【期間】2022年9月17日(土)~2023年1月29日(日)
※月曜休館(祝日の場合は翌平日)
【時間】9:00~17:00 ※入館は16:30まで
【場所・内容】
①モザイクタイルミュージアム 3階
INAXライブミュージアム蔵「世界のタイルコレクション」、極めて希少な上絵付の腰瓦〈柿右衛門色絵陶板〉など、タイルの原点を現る重要資料が並びます。
②美濃焼ミュージアム ギャラリーMI
100年にわたる日本のタイルの歴史をトピックごとにご紹介。泰山製作所の美術タイルや東郷青児原画のモザイク画などに加え、現代の陶芸家による創作的なタイル作品も出品。
【参加費】2会場共通券500円(①のみ:一般310円ほか ②のみ:一般320円ほか)
【申込み】不要
【監修】藤森照信(建築史家・建築家)
【企画】INAXライブミュージアム・モザイクタイルミュージアム・江戸東京たてもの園
※多治見会場 主催:モザイクタイルミュージアム/共催:美濃焼ミュージアム
【巡回スケジュール】
2022年4月9日(土)~8月30日(火):INAXライブミュージアム
9月17日(土)~2023年1月29日(日):モザイクタイルミュージアム/美濃焼ミュージアム
2023年3月11日(土)~〈予定〉:江戸東京たてもの園
関連イベント
■ナイトミュージアム×コンサート~星と音めぐりの旅~Wonder Quartet
【日時】2022年9月17日(土)18:30開演(18:00開場)
【場所】モザイクタイルミュージアム4階(雨天の場合は1階体験工房)
【出演】安藤よしの(Fl)、水野妃佐子(M-s)、小川真騎子(Harp)、小林哲(Cb/B)
【入場料】1,000円(発売中)
【定員】50名(18歳以上)
【申込み】モザイクタイルミュージアム(電話・メール・FAXにて)
■折り紙建築と特別ツアー
【日時】2022年9月18日(日)①10:00~ ②14:00~
【場所】名古屋市市政資料館
【講師】筧清澄(建築家)、村瀬良太(建築史家)
【参加費】無料
【定員】各20名(小学生以上)
【持ち物】カッター
【申込み】モザイクタイルミュージアム(電話・メール・FAXにて)
■ギャラリートークツアー
【日時】2022年9月19日午後・23日午前・25日午前、10月10日午後、11月13日午前
※午前コース:10:00~ 午後コース:14:30~
【集合】多治見市モザイクタイルミュージアム
【参加費】700円(内訳:共通観覧券500円、ツアー参加費200円)
【定員】各15名
【申込み】モザイクタイルミュージアム(電話・メール・FAXにて)
■ワークショップ「うつわをつくる~タイルでアクセント~」
【日時】2022年9月24日(土)、11月19日(土)
【場所】多治見市笠原中央公民館 陶芸工房
【参加費】1,000円
【定員】各10名
【申込み】美濃焼ミュージアム(窓口・電話にて)
資料 うつわをつくる
■光るどろだんご
【日時】2022年10月29日(土)①13:00~ ②14:30~
【場所】多治見市美濃焼ミュージアム 研修室
【講師】磯村司(INAXライブミュージアム)
【参加費】900円
※参加には別途観覧料が必要(大人 320円、大学生 210円、高校生以下無料)
【対象】小学4年生以上
【定員】各20名
【持ち物】タオル
【申込み】美濃焼ミュージアム(窓口・電話にて)
■シンポジウム「タイルと建築(仮称)」
【日時】2022年11月23日(水・祝)14:00~
【場所】多治見市笠原中央公民館 3階
【出演】笠原一人、倉方俊輔、高岡伸一、後藤泰男
※詳細未定
【主催】
(笠原町2082-5 / 電話:0572-43-5101 / FAX:0572-43-5114 / E-mail:info@mosaictile-museum.jp)
(東町1-9-27 / 電話:0572-23-1191)