現代陶芸美術館「やきものにうたう:ハンガリー現代陶芸展」
南北に流れる大河ドナウと豊かな自然に育まれた中欧の国・ハンガリーでは、複雑な歴史をたどったその社会に呼応するようにして、独自の陶芸文化が形成されてきました。現在では、ヨーロッパ随一の陶芸に特化したレジデンス施設(ケチケメート国際陶芸スタジオ)を有するなど、陶芸文化の活発な地域としても知られます。
今回の企画展では、ブダペスト国立工芸美術館による学術協力のもと、1960年代以降のハンガリー現代陶芸の流れを、その歴史的背景を踏まえ紹介するものです。第二次世界大戦後の社会主義の時代、1989年の民主化を経て現代に至る、激しい社会の変化を経験するなかで、それぞれの方法で表現の道を模索した作家の作品が並びます。
巨匠から新進気鋭の作家まで、ハンガリーの陶芸家たちの多彩な「こえ」が聴こえる作品をご覧ください。
会期中は記念講演会やチェロのコンサート、隠れたスープ大国ハンガリーのスープに関するワークショップなど関連イベントも多数開催されます。
詳細はホームページをご覧ください。
■やきものにうたう:ハンガリー現代美術展
【会期】2023年4月22日(土)~7月2日(日)
【休館】月曜日
【時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)
【会場】岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI
【観覧料】一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料
【主催】岐阜県現代陶芸美術館、駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター東京、ブダペスト国立工芸美術館
【共催】中日新聞社
【後援】ハンガリー芸術アカデミー、岐阜県ハンガリー友好協会
【協力】公益社団法人美濃陶芸協会
【協賛】ルフトハンザカーゴAG
【企画協力】株式会社アートインプレッション
〒507-0801
多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
TEL 0572-28-3100
https://www.cpm-gifu.jp/museum/