食欲の秋も終わりを迎え、体のラインが気になってくる今日この頃。皆さんは、体を動かしてますか？脂肪を蓄えやすい本格的な冬を迎える前に、正月太りになる前に……体、動かしませんか？そこで、今回は「多治見で体を動かせるジムに行ってみよう！」という企画で、笠原体育館の茂木瑞樹さんにお話を伺いました。

運動不足の人でも、敷居は高くない

笠原体育館は、笠原中央公民館、図書館笠原分館、そして体育館からなる集合施設で、2024年4月1日に「笠原交流センター」としてリニューアルオープンします（体育館は現在も稼働中）。笠原体育館の一角にジム（トレーニング室）があるのをご存じでしたか？広々とした空間では、体を動かす皆さんで賑わっていました。

早速、体を動かす前に、まずは使い方を聞いてみました。ジムを利用するには、まず講習会を受ける必要があります。講習会は奇数日の夜間（19:00～）、および昼間（月3回／10:00～、13:30～）で、昼間は月によって開催日が異なるので、開催日については笠原体育館へお問合せください、とのこと。高校生以上であれば、講習会さえ受ければ、永久会員となり開放時間であればいつでも利用可能です。ジムができた1989年から通算して現在なんと7,000人以上の会員さんがいるそうです。

運動をほとんどしたことがない私がいわゆる‟トレーニング”なんて場違いなのではないかと不安をよぎらせていたところ……ジムを利用する目的の多くは「健康維持、増進」のための利用が多いとのこと。ストイックにマッチョな体形を目指す機械もあるにはあるけれども、どちらかというと健康のために体を動かす機械が多いそうです。それなら安心して利用できそう。しかも、1回の利用は破格の170円……これは試してみるしかない！

実際にトレーニングをしてみよう！

初めて利用した場合、どのように使えばいいのでしょう？利用の流れも茂木さんに聞いてみました。まずは、更衣室で動ける格好に着替えます（私は動きやすいジーパンでいいだろうと来てしまいましたが、本来はNG。ジャージに着替えましょう）。

その後は、各々で身体を動かします。平均すると90分ぐらいの利用が多いとのことですが、どれだけ利用しても利用料金は変わりません。最後はシャワールームも利用可能で、もちろん追加料金はありません。

実際使わせてもらいました。

負荷はそれぞれの目的（マッチョ？健康維持？）に合わせ、変えることができるので、自分にあった運動ができます。私はお腹周りが気になるので腹筋中心にやろうかしら……とかね！どれだけ利用しても価格は変わらずなので、こうなるとストイックにやりたくなってきますね。

また、利用者が共有して使う施設のため消毒の常備や、占有がおきないよう時間を書くボードがあるなど、利用者に配慮した工夫も随所に見られます。これは安心して使える！

トレーニングだけじゃない！バスケ、ダンス……体育館で運動しよう

笠原体育館はジムだけではありません。ジムの他にも、室内競技場が3つあり利用に合わせてバスケ、バレー、剣道、ダンス、卓球などが利用可能です。「笑顔で運動してほしい。汗かくと気持ちもスッキリするし、それがスポーツの一番良いところだと思う」と、茂木さんは言います。子どものころからプロサッカー選手を目指して活動してきた茂木さんは、現在体育館で仕事をするかたわら指導者としても活躍しており、スポーツで体を動かすことのすばらしさを市民の皆さんに伝えようと活動を続けています。講習会では茂木さんに教えていただけることもあるかも。

ジムは地域の方で賑わっており、やはり体を動かすと前向きで明るい気持ちになるのかなと感じます。これを機会に、体を動かすことの楽しさが実感できればいいなと思います。

また、「トレーニング室 お年玉キャンペーン」として2024年1月4日（木）から10日（水）の間にトレーニング室を利用すると、次回に使えるトレーニング室の利用無料券（有効期限 1月末）をプレゼントする企画も実施されます。これはスタートするいいきっかけになりそう！食欲の秋の分も、正月太りの分もまとめて消費できそうですね。

◎多治見市笠原体育館（多治見市スポーツ協会事務局）

【住所】笠原町2072-5

【開館時間】9:00～21:00

【休館日】年末年始（12月29日～1月3日）

【臨時休館】2023年12月11日（月）～28日（木）※

※笠原中央公民館の改修工事に伴う停電及び断水のため臨時休館中です。窓口（電話も）は通常営業。

笠原体育館の日々の活動についてはこちらをご覧ください