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例) 多治見 まち イベント

お知らせ 場所  2024.07.09

新しい地域の拠点へ笠原交流センターとKasahara cafe Tuile

あっつう度

笠原地区の文化振興を担ってきた公共施設・多治見市笠原中央公民館は1年間の改修工事を経て、2024年4月に笠原地区の新たな拠点となる施設「笠原交流センター」としてリニューアルオープンしました。

 

 

集い、交流し、地域を結ぶ場として

 

アザレアホールへの入り口となっていた階段。今後はステージ舞台として利用していく予定

 

笠原中央公民館と笠原児童館との機能を統合した笠原交流センターは、ロビーに象徴的な階段を残し、地下1階に150人収容可能な大ホールを新設。舞台や移動式の大きな鏡があり、音響設備も完備されています。コンサートや講演会、ダンス発表会などの使用をはじめ、ホールを3分割して少人数での利用も可能です。2階の図書館笠原分館も笠原交流センター図書室となり、本棚がリニューアル。人気の児童書・絵本も多く取り揃え、雑誌や本を閲覧できる場所も充実しました。今回の工事で図書室内に新設された「資料スペース」では郷土資料の展示も行っています。

 

 

新しくなった笠原児童館の遊戯室では一輪車やボール、バトミントンなど身体を動かした活動やボードゲームなどができます。未就学のお子さんと保護者の方が利用できる乳幼児室では、保護者の方と乳幼児さんが自然木で作られたおもちゃで遊べます。児童館内には授乳室や子ども用のトイレもあり安心してご利用いただけます。

 

オープン記念式典の様子

 

「さまざまな年齢層が集う施設として、安心安全で居心地の良い場所として利用してもらえたらうれしい。地域の中にあり、集いの場、交流の場、地域の結びの場としてここにきて良かったと思ってもらえるような場を育てていきたい」と多治見市文化振興事業団 笠原交流センター所長・柴田さんは話します。

 

市民のニーズに応じたイベントや各種講座をはじめ、文化、地域の拠点となる笠原交流センターに足を運んでみては。

 

 

地元スーパーのマルナカストアーが運営するKasahara cafe Tuile

 

 

笠原交流センターの喫茶室にオープンしたのが、ランタンタイルのロゴが目を引く「Kasahara cafe Tuile(カサハラカフェ チュイル)」。笠原交流センターの道向かいに店舗があり、笠原町で創業50年以上、この地域を見守り続けているスーパーマーケットのマルナカストアーが運営しているカフェです。

 

 

ここは、多治見市が「笠原交流センターの喫茶室」として事業者を募集していたスペースです。地域に寄り添って、地元の食材と文化を活かし、居心地の良い空間で笑顔と元気を提供したいという思いから、締め切り1週間前にマルナカストアーが応募。見事に喫茶室での営業が決まりました。

 

「現在の店舗は、前のオーナーさんが使っていた機材や店舗内の内装もそのまま使用しているため、初期費用を多くかけず始めることができました。上手くいくかはやってみないと分からないから、まずはやってみよう!と思いました。」と飲食店舗やカフェの経験もなかったオーナーの中島さんが決心をして喫茶事業を手掛けました。

 

店舗名の「Tuile」はフランス語でタイルを意味し、タイルのまち笠原だからこそ似合う名前をつけたそう。

 

ミュージアムカレー 1,000円(スパイシービーフ、ほうれん草、甘口の3種類から選べる)とチムニーカフェオレ 550円

 

中島さんが考案したミュージアムカレーは、マルナカストアーで昔から愛されているカボチャの肉サンドがまるっとひとつ入ったボリュームのある商品。市内の学校給食でも提供されていたカボチャの肉サンドの形がモザイクタイルミュージアムに似ていることから、このカフェの名物メニューとして販売を始めました。

 

多治見で愛されるローカルスーパーを突撃! マルナカストアー編

 

4月のオープン時はドリンクのみの提供でしたが、スタッフとともにメニューを考え、マルナカストア―名物の「かさチキ」が入ったかさチキカレーをはじめパスタ、包みピザ、クリームソーダなどが楽しめます。キッズカレー(550円)やキッズドリンク(100円)も用意されているので、モザイクタイルミュージアムや笠原交流センターの前後に立ち寄ってランチをするのもいいですね。

 

前オーナーから譲ってもらったという店内の椅子やテーブル

 

また、Kasahara Cafe前のテラス席はカフェ利用のお客さん以外も使えるフリースペースがあります。児童館帰りにお弁当を食べるのも、マルナカストアーでにぎりたてのおにぎりとお惣菜を買って食べるのもOK。ちょっとした休憩などさまざまなシーンで活用できそうです。カフェの休業日でも利用可能とのこと。

 

6月からはロゴが入ったオリジナルカップ「チュイルマグ」でのドリンクの提供も開始

 

「マルナカストアーが地域を見守ってきたように、今度はお客さんに見守ってもらいながらこのカフェも成長していきたいです。そして、Kasahara Cafeに訪れた人が地域のイベント情報などを知れる場所になっていけたら」と中島さん。

 

交流センターやモザイクタイルミュージアムなど施設とのコラボ企画を計画したり、カフェの営業時間以外にもこの喫茶スペースを有効活用できる企画を考えているそうで、まだまだKasahara Cafe Tuileの成長は始まったばかりです。

 

 

Kasahara Cafe -Tuile-

【営業時間】平日:10:00〜15:00  土日祝:10:00〜16:00

【定休日】月曜(月曜が祝日の場合は営業。翌日休み)

【住所】多治見市笠原町2081-1

【駐車場】あり

Instagram:https://www.instagram.com/kasaharacafe/

 

■笠原交流センター

【開館時間】9:00〜21:30

【休館日】年末年始(12月29日〜1月3日)

HP:https://tajimi-kasa-pub.com/

 

■笠原児童館

【開館時間】10:00〜18:00

【休館日】月曜日(第3月曜日は開館)、第3日曜日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)※詳細はH Pでご確認ください。
HP:https://tajimi-kasa-pub.com/facility/children

 

■笠原交流センター 図書室

【開館時間】10:00〜18:00

【休館日】月曜日(祝日の場合は開館)、第3木曜日、年末年始(12月28日〜1月4日)
HP:https://tajimi-kasa-pub.com/facility/library

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