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例) 多治見 まち イベント

お知らせ 場所  2025.06.27

現代陶芸美術館「伊藤慶二 祈・これから」

あっつう度

現代陶芸美術館で、岐阜県土岐市出身の陶芸家・伊藤慶二さんの展覧会が開催されます。伊藤さんは、現在も土岐市を拠点に制作を続けています。

 

《HIROSHIMA-顔》 2011年 作家蔵

 

武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)で油画を学んだ後、美濃へ戻り岐阜県陶磁器試験場に勤めた伊藤さんは、陶磁器デザイナーの日根野作三さんとの出会いなどを通じ、本格的に陶芸の道に入りました。

クラフトの器から始まった伊藤さんのやきものの制作は、すぐに陶による造形、オブジェへと拡がりをみせ、多様なメディウムを取り入れながら、軽やかに、自在に展開していきました。

 

《鏡文字(ひらがな)》(部分) 制作年不詳 岐阜県現代陶芸美術館

多岐にわたる創作を貫くものは、ひとの精神、生活、そして社会に対する真摯なまなざしです。
寡黙ながら、確かな手触りと存在感を抱えるその作品は、私たちを取り巻く社会、日々の生活、当たり前に在るものごとの根底への思索を誘います。

 

今回の展覧会では、今年90歳を迎える伊藤慶二さんのまなざしが伝わる「HIROSHIMA」「沈黙」「尺度」「いのり」などの代表的なシリーズをはじめ、新作となるインスタレーションを通じて、その足跡と、とめどない創作の現在地が紹介されています。

ぜひお出かけください。

 

《HIROSHIMA-証》 1975年頃 岐阜県美術館 撮影:林達雄

 

■伊藤慶二 祈・これから

【会期】2025年6月28日(土)~9月28日(日)

【休館】月曜日(祝日を除く/月曜祝日の場合は翌平日)

【時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)

【会場】岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI・Ⅱ

【観覧料】一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料

【展示解説】7月6日、8月3日、9月7日(すべて日曜) 各日14:00~

※展覧会の詳細はこちらをご覧ください

 

■関連企画① アーティストトーク「伊藤慶二 これまで・これから」

【日時】7月13日(日)14:00~15:30

【会場】セラミックパークMINO イベントホール

【登壇】伊藤慶二、板橋廣美(陶芸家)、長瀬夕子(小山登美夫ギャラリー ディレクター)

【参加料】無料(申込フォーム

 

■関連企画② 作陶館とワークショップ「あなたのための陶額をつくろう」

【日時】2025年 8月2日(土)13:30-15:30

【会場】セラミックパークMINO 作陶館

【対象】小学生以上(小・中学生の方は要保護者同伴)

【参加費】1,500円(申込フォーム

 

その他関連企画については、こちらをご覧ください。

 

《尺度―相向かい》 2010年 作家蔵
岐阜県現代陶芸美術館

507-0801
多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
TEL 0572-28-3100
https://www.cpm-gifu.jp/museum/

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