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例) 多治見 まち イベント

もの 場所  2022.09.14

「四季と器と 2022 あっつう多治見の涼しい夏」イベントレポート 前編 -小泉・たかたおなだストリート-

あっつう度

2022年8月27日(土)、28日(日)に開催された食と器のイベント「四季と器と」。多治見市内・約50店舗に「夏にぴったりな器」と「かき氷や夏の涼菓」が点在し、まち巡りを楽しむ企画です。

 

イベント当日の様子を、写真とともにレポートで紹介。前編は、多治見・北部の小泉エリアと、その山間に位置する高田焼の産地・たかたおなだストリートの参加店の一部を巡りました。

 

 

星空を表現した夏の和菓子 亀屋製菓舗

 

 

創業62年の「亀屋製菓舗」。四季折々、旬の素材を使って、季節に合わせた和菓子を毎シーズン10種類以上作っている老舗和菓子店です

 

 

夏の一番人気は、錦玉(きんぎょく)の「星空」。錦玉とは、寒天と砂糖を煮詰めて冷やし固めたもの。星空は、錦玉の流し合わせで青から紺色のグラデーションを作り、金箔を散らして夜空を表現しています。

 

今回のイベントでは、「四季と器と亀屋の和菓子」という合言葉で生菓子を1個プレゼントという特別企画も実施されていました。ぷるぷるのわらび餅や梅どら焼き、多治見市の花・キキョウをあしらった和菓子なども店頭に並んでいました。

 

亀屋製菓鋪

【住所】多治見市高根町4-9

【営業時間】8:00~19:00

 

 

 

洋菓子や和菓子のイートインも 笹幸菓子舗

 

 

 

JR太多線・根本駅から程近い「笹幸菓子舗」は、1961年から営業する和洋菓子店。苺のショートケーキやモンブランなどの洋菓子と、黒豆大福、水まんじゅうなどの和菓子のどちらもがショーケースに並ぶお店です。

 

 

夏の定番は、レモンクリームの上にレモンゼリーとオレンジピールが添えられた「シトロン」(350円)。やさしい甘味の中にさっぱりとした酸味が感じられて暑い日に食べたくなる一品。イベント時もシトロンが人気で完売していたそうです。

 

ショーケースのお菓子は店内でイートインもでき、ケーキ(和菓子)セットとしてお得に頂けます。窓から緑を眺めながら、落ち着いた時間を過ごすのにぴったりなお店です。

 

笹幸菓子舗

【住所】多治見市根本町3-27

【営業時間】8:30~19:00

 

 

気分はまるで小旅行 緑に囲まれたCafe de dolce

 

 

多治見の中心部から県道381号線を御嵩方面に向かう道中、看板を頼りに小道に入ると見えてくるのが「アルティスト・ヴィラージュ」です。イタリアンレストラン、バウムクーヘン工房、陶芸体験のできるアトリエなど6つの店舗があり、街の喧騒を忘れるほど自然豊かな森の中にあります。

 

 

今回の参加店は、モーニング営業から大人気の「Cafe de dolce(カフェドドルチェ)」。オススメの涼スイーツとして紹介されたのは、「桃フィーユ」(1,550円)でした。

 

サクサクなパイ生地のミルフィーユの上に、農家直送のフレッシュな桃を丸ごと1個乗せたスペシャルなデザートは、桃ジュレと紅茶のジュレ、マスカルポーネアイスがトッピング。桃の中には特製カスタードクリームがたっぷり入っています。(季節限定品)

 

 

アルティスト・ヴィラージュの奥には、不動明王の滝もあり秋の散策にもぴったり。Cafe de dolceはモーニング、ランチともに人気ですので、ぜひ時間に余裕をもっておでかけを。

 

Cafe de dolce(カフェ ド ドルチェ)

【住所】多治見市小名田町5-6 アルティスト・ヴィラージュ内

【営業時間】8:30~17:00(L.O)

 

 

山々を一望するテラスで一休み Terrace cafe 織部

 

 

2021年にリニューアルオープンした「Terrace cafe 織部」は、多治見の北部に位置する多治見美濃焼卸団地にある「織部本店」の一角にあります。織部本店は、売り場面積が1,200坪という東海地区最大級の器の専門店で、店内には食卓周りの商品が常時8,000点ほど並んでいます。

 

 

イベント用に企画されたガラスを中心とした「夏の器のコーナー」では、涼しげな酒器や小鉢、色とりどりのグラスなどがずらり。中でも、青森県の伝統工芸指定品であり。多彩な色で表現するハンドメイドのガラス「津軽びいどろ」の器や酒器が人気だったそうです。

 

 

館内奥にあるカフェのテラスから山々の眺めが一望できます。パスタやハンバーグなどのランチセットやパフェなどのデザート、夏季は上高地の天然氷を使用したかき氷もこちらで楽しめます。店舗で販売されている器がカフェで使用されているため、実際に食事をしてみて気に入った器を店舗で購入もできるそうです。敷地内には、陶芸工房やドックランも併設。1日まるっと遊べる複合施設です。

 

Terrace cafe 織部

【住所】多治見市旭が丘10-6-130

【営業時間】10:00~17:30(L.O 17:00)

 

 

果実のおいしさを100%引き出す fruit cafe LUPOS

 

 

多治見美濃焼卸センターのすぐ近くにある「fruit cafe LUPOS」。旬のものを最高の形で味わえるよう、果物をはじめとする材料を吟味しながらお菓子作りをされている人気のカフェです。

 

 

イベントでは、シェイク、パンナコッタ、クラッシュゼリーなどの冷たいデザートが。そして、シャインマスカット、黄金桃、無花果のパフェを販売していました。

 

愛知県産の無花果がパフェグラスの底までぎっしり詰められているパフェは、市場でなかなか出回らないほどの完熟具合。口の中に入れた瞬間にとろけて、広がる香りはなんとも贅沢な気持ちに。

 

パフェは季節限定品ですが、いま一番おいしい旬のフルーツを使ったケーキはショーケースにずらりと並んでいます。レモンケーキなどの焼菓子もおみやげにオススメです。

 

fruits cafe LUPOS

【住所】多治見市明和町5-13-7

【営業時間】10:00~17:00(L.O 16:00)

 

 

みんな大好きなかき氷は、懐かしの味 茶屋 木曽馬

 

 

JR太多線・小泉駅からすぐの「茶屋 木曽馬」は、2021年に十九町から移転してオープンした甘味処です。1972年に創業した祖父母の店の味を引き継いだのは、孫である長尾謙司郎さんです。移転後も「高校の時に通っていた」「おばあちゃんと一緒に行っていた」など、昔の思い出とともに訪れる人は多いそうです。

 

 

 

祖父母の代からの定番は、せんじから手作りされているかき氷(9月末まで販売)。注文ごとに抹茶を立てる宇治金時が人気です。五平餅やたこやきとともに、店内のイートインスペースで食べられます。

 

祖父の味を復活させたあんまきは、つぶあん、チーズ、求肥、カスタードの4種の味で販売。手土産にもぴったりです。

 

関連記事「世代を超えて思い出を共有できる店に 茶屋 木曽馬」はこちら

 

茶屋 木曽馬

【住所】多治見市小泉町8-25-1

【営業時間】10:00~17:00

 

 

後編では、多治見駅周辺~ながせ商店街エリアと本町オリベストリートを巡ります。お楽しみに!

 

Photo by Hiroki Takao

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