【鑑賞・買い物】新たな魅力に出合うこだわりの詰まった多治見のギャラリー
多治見市内には、美術館や作陶体験工房、美濃焼卸センターなどが点在し、さまざま形でやきものに触れることができます。ギャラリーもその一つ。それぞれの視点で企画展などが展開されています。作家の人となりや作品の背景など、ギャラリーだからこそ知れる一面もあるはず。ギャラリーを訪れて、やきものの奥行きを味わってみてはいかがでしょう。
目次
● 多治見市文化ギャラリーヴォイス
● アルティストビラージュ ギャラリエ
● 美濃陶芸協会Galley
● ガレリア織部
● 山の花/新町ビル
● スペース大原
多治見市文化ギャラリーヴォイス
地元の新鋭作家を中心とした企画展を開催するギャラリー。なかでも、一度に百名以上の作家作品を集める企画展は圧巻。毎回、開催日に合わせて美術館シンポジウムを開催し、やきもの作家同士の交流の場にもなっています。
また、好きな白生地の器を選んで、自由に絵を描く上絵付け体験ができます。転写シートを使い、切り絵の様な方法で貼りつけることもできます。5名以上の場合は要予約。
【住所】多治見市本町5-9-1 陶都創造館3F
【時間】10:00~18:00
【定休日】水曜、年末年始
【料金】無料
【アクセス】JR多治見駅 徒歩約15分
【電話番号】0572-23-9901
アルティストビラージュ ギャラリエ
さまざまなジャンルの作家の展示会を開催。ゆっくりと手に取って見て、購入もできます。古民家を改装した店内には、大きな樹木が天井に突っ切っており、作品と趣ある店内が見事に融合します。ここでしか出合えない、特別な作品を楽しんでみては。
【住所】多治見市小名田町小滝5-6 アルティストビラージュ内
【時間】10:00~17:00
【定休日】火曜、第二・第三水曜日
【料金】無料
【アクセス】JR多治見駅北口から東鉄バス・久々利線で「小名田不動尊」下車
【電話番号】0572-25-5567
美濃陶芸協会Gallery
ギャラリー仙太郎の店舗が2021年4月に美濃陶芸協会の直営ギャラリーとして生まれ変わりました。常設の他、年数回の企画展や会員の個展などを開催します。協会所属作家の個性あふれる作品発表の場として、美濃陶芸の素晴らしさを発信している場所となっております。
【住所】多治見市本町6-57-1 智結蔵 (ちゆぐら) 1F
【時間】10:00~16:00
【定休日】月曜、水曜
【料金】無料
【アクセス】JR多治見駅から徒歩約15分
【電話番号】0572-25-5567
ガレリア織部
ガレリア織部はイタリア語で「画廊」「回廊」を意味する、“galleria”の言葉通り、吹き抜けの中庭をぐるりと囲む形になっています。上質な手仕事を厳選したショップ、気鋭の陶芸作家の作品を展示販売するギャラリー、こだわりの器で珈琲を楽しめるくつろぎのカフェ。3つの空間をご用意してお待ちしております。
【住所】多治見市白山町2-222
【時間】10:00~17:30
【定休日】1月1日休業
【アクセス】JR多治見駅北口 徒歩4分
【電話番号】0572-56-8830
山の花/新町ビル
山の花は、多治見をはじめとする「東濃」で作られるやきものを常設販売する器のセレクショップです。作家モノを中心に、地元メーカーの工業製品やオブジェまで幅広く取り扱い、東濃のやきもののクオリティの高さと多様性を楽しむことができます。やきものを介して、人と物、器と暮らし、作家と使い手など、有機的につながる光景は陶器の成り立ちにどこか似ているのではないでしょうか。山の花をきっかけに多治見を訪れる人が、この地のやきものと出合う場として開かれています。
【住所】多治見市新町 1-2-8
【時間】12:00~18:00
【定休日】火曜日、水曜日(Instagramにて確認を)
【アクセス】 JR多治見駅南口 徒歩 12 分
【電話番号】0572-44-7711
スペース大原
スペース大原は、100 年以上前に建てられた民家をリノベーションしたギャラリーです。会期中は引き戸を開け放して、庭と一体的になった空間で展示を楽しめます。そのため、季節のいいときのみのオープンとなっています。
岐阜県美濃地方は古くからやきものの産地であり、現在でも多くの陶芸作家がこの地で制作を行っています。多様なかたちであらわれてくるやきものの魅力を、いろいろな側面から紹介していければと考えられています。また、陶芸以外にもガラスや木工などの工芸も扱っています。
【住所】多治見市小泉町3-3
【時間】13:00~18:00(展覧会開催時のみ営業)
【アクセス】JR太多線小泉駅より徒歩10分
【電話番号】0572-27-2062