ギャルリ百草が開廊と同時期に芽生え、成長し、今や当たり前の存在となっている「生活工芸」の歴史。百草25周年に重ね、紐解く展覧会が開催されます。

リニューアルされた2階で7作家（伊藤慶二、三谷龍二、辻和美、内田鋼一、皆川明、矢野義憲、金森正起）の作品と『百草25年を振り返って』と題し資料を展示します。1階では故・鯉江良二さん、「古道具坂田」の坂田和實さんの展示（こちらは非売品）もあります。2階企画展示の販売は会期中投票抽選制とのこと。

この機会に併せて10月22日に開催する工芸青花主催「坂田和實著『古道具ものがたり』刊行記念講座（トークイベント）・茶話会・対談」では、『細野観光』『Subsequence』編集者の井出幸亮さんも登壇します。

「対談では、工芸青花・菅野康晴さんと（ギャルリ百草 主宰）安藤雅信で、古道具から始まり、生活工芸、美術、サブカルチャー、音楽を繋げた、かなり興味深い内容になりそうです」と百草スタッフの安藤明子さん。ぜひお出かけください。

■ 百草25周年記念展　百草の25年から見えてきた生活工芸

【会期】2023年10月21日（土）～11月5日（日）

【休廊日】10月23日（月）～25日（水）、11月2日（木）

【会場】ギャルリ百草（巣栄町2-8-16）　※駐車場あり

■ 関連企画　工芸青花主催　講座（トークイベント）・茶話会・対談

「古道具坂田」の坂田和實さん（1945～2022年）の一周忌（11月6日）を前に、坂田さんの遺著『古道具もの語り』刊行記念の会が行われます。

1）井出幸亮「古道具坂田とサブカルチャー」
2）茶話会（茶菓代含む）
3）安藤雅信＋井出幸亮＋菅野康晴「古道具坂田と生活工芸」

【日時】10月22日（日）14:00～18:00（開場13:30）

【会場】ギャルリ百草

【定員】50名　予約はこちら

【会費】5,000円