第5回 茂山逸平多治見社中「逸織会」狂言発表会
5度目となる茂山逸平多治見社中「逸織会」の狂言発表会が開催されます。
「逸織会」は京都の大蔵流狂言師、茂山逸平さんによる狂言の稽古場で、バロー文化ホールでの和芸講座がきっかけとなり5年前に多治見で発足しました。バロー文化ホールを中心に、市内各所にて月2回稽古をつけてもらっています。
狂言は650年以上の歴史を誇る伝統芸能で、対話を中心とした台詞による喜劇です。特別な階級の人達ではなく当時の一般庶民が登場し、ちょっとした失敗話などユーモラスに富んだ内容で、大らかな笑いが特徴的です。そして、口語体なので前知識がなくても十分に理解して楽しめます。今回も笑いの多い、狂言の楽しさを味わえる演目が並ぶので、これまで狂言を観たことがないという方でも、どうぞお気軽にお越しください。
「狂言と聞くと構えてしまう方が多いですが、基本的に中世のコメディで、実際に観てみると、知識がなくとも違和感なく楽しめることに驚かれるのではないかと思います。 そして何百年も前の人たちが、現代に生きる我々と同じようなことで笑っていたのだと思うと、時空を超えて不思議と親近感を覚える方も多いのではないでしょうか。 情報量が多くて目まぐるしく変化する世の中ですが、時が経っても日本人として変わらない部分を感じていただければ嬉しいです!また、社中のメンバーも募集中ですので、狂言を習ってみたいという方はどうぞお気軽にお問い合わせください。」
(幹事 伊藤達信)
■第5回 茂山逸平多治見社中「逸織会」狂言発表会
【日時】2025年3月29日(土)14:00開演
【会場】ヤマカまなびパーク 7階 多目的ホール
【上演曲目】右近左近、鬼瓦、濯ぎ川、盆山、呼声、小舞
※入場無料、入退場自由、小さなお子様も歓迎します
MAIL kyogen.tajimi@gmail.com
https://www.instagram.com/isshikikai/