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例) 多治見 まち イベント

お知らせ  2025.04.23

現代陶芸美術館「卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展」

あっつう度

日本の、そして美濃陶芸の現在を代表する陶芸家、鈴木藏(1934年生まれ)は、荒川豊蔵(1894-1985)に続き、二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。令和6年度、文化功労者に顕彰されました。

 

鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉の丸幸陶苑に勤務する父の助手として働く中で、本格的にものづくりの道へと進むことになります。1966年に31歳で独立。薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。「志野には日本人の美意識の独特さと素晴らしさがある」と語る鈴木藏。作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。

 

本展では2024 年12月に卒寿を迎えた鈴木藏の初期から最新作までを一堂に展示します。古典を大切にしつつ自らの美意識を映し出した、独自性に富んだ作品を展示し、鈴木藏の軌跡と“今”を紹介します。

 

《志埜蓋付碗》 1990年 阿含宗本山蔵

■卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展

【会期】2025年 3月29日(土)~ 6月1日(日)

【休館】月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)

【時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)

【会場】岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーI

【観覧料】一般1,000円、大学生800円、高校生以下無料

 

【主催】岐阜県現代陶芸美術館、NHKエンタープライズ中部
【共催】中日新聞社、東海テレビ放送、TOKAI RADIO

 

重要文化財《鼠志野茶碗 銘 峯紅葉》桃山時代 16~17世紀 五島美術館蔵

 

関連企画①講演会「志野の魅力ー人間国宝 鈴木藏の作陶と作品ー」

【日時】2025年5月3日(土・祝)14:00~15:30

【会場】岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム

【講師】唐澤 昌宏 氏(本展監修者・国立工芸館館長)

【定員】50名

【参加費】無料

※要事前申込 詳細はこちらをご覧ください

 

関連企画②トークイベント「美濃陶芸・次世代の挑戦者たち」

【日時】2025年 5月17日(土)14:00~15:30

【会場】岐阜県現代陶芸美術館 プロジェクトルーム

【講師】酒井 博司 氏(志野・土岐市)、鈴木 徹 氏(緑釉・多治見市)、若尾 誠 氏(青瓷・多治見市)

【定員】50名

【参加費】無料

※要事前申込 詳細はこちらをご覧ください

 

関連企画③ギャラリートーク

【日時】2025年 5月11日(日) 各日 14:00~

【会場】岐阜県現代陶芸美術館 ギャラリーⅠ

※無料、要観覧券(高校生以下は無料)事前申込不要

 

 

 

同時開催「香りとやきものー掌のうつわからオブジェまで」など

 

香りとやきものー掌のうつわからオブジェまで

現代陶芸美術館のコレクションのなかから、掌におさまる小さな香合や蓋物、香炉から現代作家のオブジェまで、香りを楽しむうつわのかたちを紹介します。

 【主な出品作家/窯 等】荒川豊蔵、伊藤慶二、植葉香澄、加藤卓男、加藤土師萌、澤田痴陶人、塚本快示、辻清明、坪井明日香、豊場惺也、成瀬誠志 / 香蘭社、精磁会社、マイセン

 

コレクション・ハイライト-人間国宝の器、西洋作家の器-

コレクション・ハイライトでは、現代陶芸美術館の収集方針を示しつつ、コレクションの中から主要な作品や名品を紹介します。今回の展示では、「重要無形文化財保持者」(いわゆる人間国宝)の作家たちの器、西洋の近現代陶芸史において重要な足跡を残してきた作家たちの器を紹介します。

【出品作家】荒川豊蔵、石黒宗麿、加藤孝造、加藤卓男、加藤土師萌、金重陶陽、清水卯一、塚本快示、富本憲吉、濱田庄司、三輪休和(十代三輪休雪)、三輪壽雪(十一代三輪休雪)
ウォルター・キーラー、ウルスラ・シャイト、ガブリエル・ハイン、シーグネ・ペルション=メリーン、スティーグ・リンドベリ、バーナード・リーチ、ボディル・マンツ、ルーシー・リー、ルース・ダックワース

 

令和6(2024)年度新収蔵品展Ⅰ

現代陶芸美術館は令和6(2024)年度に、41件、261点の作品を収蔵しました。今年度、この新収蔵品群を2回に分けて紹介します。1回目となる今回は、日本の作家の器と現代造形的なタイプを合わせて展示します。

【出品作家】加藤舜陶、中島克子、石橋裕史、鈴木徹、阪口浩史、加藤清和、加藤亮太郎、和田的、宇佐美賢祐

 

■同時開催展示

【会期】2025年 4月26日(土)~ 6月15日(日)

【休館】月曜日(ただし、5月5日は開館)、5月7日(水)

【時間】10:00~18:00(入館は17:30まで)

【会場】岐阜県現代陶芸美術館ギャラリーⅡ
    香りとやきもの-掌のうつわからオブジェまで A室
    コレクション・ハイライト B室
    令和6(2024)年度新収蔵品展Ⅰ D室 

【観覧料】一般340円、大学生220円、高校生以下無料

※ギャラリーⅡコレクション展共通料金
※特別展開催時は、特別展観覧券でも観覧できます

 

【主催】岐阜県現代陶芸美術館
岐阜県現代陶芸美術館

507-0801
多治見市東町4-2-5(セラミックパークMINO内)
TEL 0572-28-3100
https://www.cpm-gifu.jp/museum/

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