10/4(土)~2/1(日) 多治見市モザイクタイルミュージアム特別展示「山内逸三と藤井厚二」
多治見市笠原町は、タイルの街として知られています。多治見市モザイクタイルミュージアムでは、笠原町がタイルの街に変わるきっかけをつくった山内逸三さんと、山内さんに多大な影響を与えた建築家・藤井厚二さんにまつわる特別展示が行われています。
山内逸三さんは窯業学校を卒業後、京都で窯業や絵画、英語などを学びました。帰郷後、約6年の時を経て施釉磁器モザイクタイルを開発し、その量産体制の基礎を確立させました。山内さんの京都時代を語る上で欠かせないのが、建築家の藤井厚二さんです。
藤井さんは、木造モダニズムの傑作であり、2017年に重要文化財に指定された京都府大山崎町の平家住宅「聴竹居」を手がけた人物です。新しい「日本の住宅」を模索し続け、家具や照明など建築を彩るあらゆるものをデザインしました。また陶磁器にも並々ならぬ関心を注ぎ、「聴竹居」敷地内に窯を築いて藤焼と称するやきものも制作しています。

今回の展示では、山内さんが出入りしていた「聴竹居」を紹介するとともに、山内さんが戦前に制作した美術タイルや、本邦初公開となる藤焼の中でも、とりわけ特徴的な動物の陶磁彫刻が展示されます。ぜひこの機会に、タイルの原点に触れてみてください。
■山内逸三と藤井厚二 -聴竹居で育まれたものたち―
【会期】2025年10月4日(土)~2026年2月1日(日)
【休館日】月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)
【時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【場所】多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー
【観覧料】一般500円(団体400円)、高校生以下無料
※障がい者手帖をお持ちの方及び付き添い1名様無料
【主催】多治見市モザイクタイルミュージアム
【監修】加藤郁美
【協力】株式会社竹中工務店、一般社団法人聴竹居倶楽部、愛知県陶磁美術館、多治見市文化財保護センター、関西美術院、学校法人松山大学、武庫川女子大学甲子園会館、株式会社カクジン、山周セラミック有限会社、国立研究開発法人産業技術総合研究所中部センター

■関連イベント①街歩き 山内逸三のタイルを見に行こう&工場見学「10mmタイルが生まれるところ」
山内逸三さんが戦後に制作した美術タイルの施工例が唯一現存されている山周セラミック自宅外壁(1976年頃)を見学します。そして、1980年から続く窯で日本でも数少ない10mm角という、まさに「モザイク」と呼べるタイルを作り続ける同社の工場を代表取締役社長・長江優緒さん案内するまたとない機会です。
【日にち】2025年11月16日(日)
【時間】午前の部 10:40〜12:00 午後の部 14:40〜16:00
【講師】長江優緒(山周セラミック有限会社 代表取締役社長)
【会場】山周セラミック有限会社(多治見市笠原町内)
【定員】各回10名
【参加費】1,500円(入館料込み)
【応募方法】事前申込制(定員に達しました)
■関連イベント②ギャラリートーク 山内逸三と美術タイルの世界
山内逸三さんのタイルに魅せられ、10年以上日本のタイル史を研究し続けてきた本展の監修を務める加藤郁美さんによるギャラリートーク。笠原のタイル産業の礎を築いた山内さんが制作していた美術タイル、そして彼が若い頃を生きた時代のタイル文化とは一体どんなものだったのか、本展の内容を深掘りします。
【日時】2025年11月16日(日)13:30〜14:15+質疑応答
【講師】加藤郁美(日本タイル史研究家・本展監修者)
【会場】多治見市笠原交流センター 地下1F
【定員】20名
【参加費】無料(別途入館料必要)
【応募方法】事前申込制(申込はGoogleフォームにて)
■関連イベント③ギャラリートーク 藤焼の造形について
江戸時代から続く窯元・幸兵衛窯8代の加藤亮太郎さんによるギャラリートーク。加藤さんは伝統的な美濃桃山陶の茶碗に加え、書と陶が融合した作品や異素材を取り入れた作品を積極的に手がけ、藤焼のモチーフとも一部重なる動物の香合も制作するなど幅広い活動を行っています。京都の大学を卒業し聴竹居にも赴いたことのある加藤さんに藤焼の造形性の観点からお話を伺います。
【日時】2025年12月13日(土)14:00~14:30+質疑応答
【講師】加藤亮太郎(陶芸家、幸兵衛窯8代目)
【会場】多治見市モザイクタイルミュージアム 3Fギャラリー前
【定員】20名
【参加費】無料(別途入館料必要)
【応募方法】事前申込制(申込はGoogleフォームにて)
507-0901
多治見市笠原町2082-5
TEL 0572-43-5101
MAIL info@mosaictile-museum.jp
https://www.mosaictile-museum.jp/
