まちを愛し、まちに愛される 多治見のたわけグルメ
魅力的な飲食店が多い多治見。中には「たわけ」なほどのボリュームや価格のメニューも! 2025年12月にリニューアルして発行された多治見のまちなか情報誌『あっつう』でたわけをテーマに飲食店をリサーチし、3店に絞って取材をしました。飲食店の「たわけなグルメ」は、お客さんに喜んでほしいという愛情から生まれるものばかりでした。
「もう少しパンを薄くしてほしい」と言われるほどボリューム満点なモーニング さんとす

多治見駅南口から徒歩3分の喫茶店「さんとす」。ブドウの形をした電球やステンドグラスが印象的なレトロかわいい店内はどこか懐かしい雰囲気です。店名は、コーヒーの港として知られるブラジルのサントス港から名付けられました。昭和50年、林靖男さんの奥さんが店をオープンし、「みんながお腹いっぱいになってくれたらいい」という想いで、いまも早朝からお客様を迎えています。

名物は、コーヒー(500円)に付くモーニングセット。トースト1枚、バナナ1本、ゆで卵、ヨーグルトが付くパンセットは、お客さんから「パンをもう少し薄くしてほしい」と言われるほどのボリューム!雑誌配達をする東文堂さんにもバナナをプレゼントしてしまうほど、マスターの「お腹も心も満たしてほしい」というおもてなし精神が溢れすぎているお店です。

営業は朝6時から。初めて訪れる人も常連さんも、マスターの笑顔と「はい!いらっしゃい」の掛け声とトーストの香りに迎えられます。遠方からの観光客には、多治見の観光パンフレットを手渡すこともあり、まちの小さな“案内所”のような、あたたかな喫茶店です。

さんとす
【住所】 多治見市本町2-1-13
【電話】 0572-22-2530
【営業時間】 6:00~15:00
【定休日】 水曜
【駐車場】 あり
クリームをサンドしたら角度は90度! アメリカンサイズの豆腐シフォン cake shop wakattasan

カラフルなモザイクタイルの外壁にクッキー型の看板。まるで絵本のような外観が目印のシフォンケーキと焼き菓子のお店です。

看板メニューは生地に豆腐をまるごと練りこんだ豆腐シフォン。ふわっと軽くてしっとりだけど、手のひらが隠れるほど大きいアメリカンサイズが魅力!シフォンケーキの発祥の地であるアメリカにちなんで大きめに仕上げたそうで、クリームをサンドした角度はなんと90度近くに!「小さなケーキをちょこちょこ食べるより、思い切りかぶりつきたい」というオーナーの若尾和代さんの思いから生まれました。

2014年のオープン以来、バナナ、チョコなど様々なシフォンをはじめ、ホールケーキ(2日前までに要予約)、着色料を使用しない焼菓子など手土産にもピッタリな商品が並びます。若尾さんの大好きな絵本『わかったさん』『こまったさん』シリーズのように見ていてワクワクするお菓子が皆さんをお待ちしています。

【住所】 多治見市宮前町1-127
【電話】 080-1588-1569
【営業時間】 12:00~16:00
【定休日】 不定休
【駐車場】 あり
「揚げ物の遊園地」を目指す精肉店 安さを追求した300円のコロッケ弁当 肉の中央亭

昭和18年の戦時中に創業した中央亭。もともとは洋食レストランを営んでいましたが、戦争によって肉が手に入らなくなった頃、「肉屋を始めれば手に入る」と創業者の祖父が考えて精肉店を始めたそうです。3代目の花井有一郎さんは 妻の京子さんとともに営業。また、向かいにあるアメリカンバー・パドック(営業は18時から)も2022年にオープンしています。

コロナ禍以降、力を入れているのが揚げ物。「揚げ物の遊園地」を目指していると話す有一郎さんは、入店時に「楽しい!」と感じてもらえるように今夏にショーケースを増設。 学生から90代まで様々な世代が揚げ物を求めてひっきりなしに訪れています。

利益は少ないけれど安さを追求したコロッケ弁当は300円。揚げ物の価格は、学校帰りの高校生のためにお値打ちにしているのだとか。常連さんから「あなたの声を聞くと元気が出るわ〜」と言ってもらえるくらい元気に営業中です!

【住所】 多治見市広小路3-18
【電話】 0120-298-318
【営業時間】 揚げ物/11:00~売り切れまで 精肉/9:30~18:00
【定休日】 水曜、第2、4 火曜
【駐車場】 あり

「たわけのグルメ」は、まちなか情報誌『あっつう』誌面にも掲載されています。他にも、まちの「たわけ」を数珠繋ぎした「たわけリレー」や多治見市池田町を深堀りするおさんぽ企画、おしごと巡りインタビューなど多彩な読み物が詰め込まれています。ぜひ新しくなった『あっつう』もチェックしてみてくださいね! 多治見駅観光案内所やヒラクビルをはじめ、市内のお店、飲食店などで配布中です。
