「陶磁器意匠研究所 TO BE!ishoken」開設のお知らせ
日本最大の陶磁器生産量を誇る美濃焼の産地・多治見市にある「多治見市陶磁器意匠研究所(以下 意匠研)」。70年以上にわたり、陶磁器デザイナーや陶芸家を志す人財育成に取り組み、これまでに1,000人以上の修了生を輩出してきました。
修了生たちは、地元の美濃焼業界をはじめ、全国の産地や海外など、やきもののさまざまな分野で活躍しています。また意匠研では、人財育成のみならず、地元の陶磁器業界に向けた製品開発の支援や、安全・安心な製品流通のための検証・試験なども実施。産地を支える拠点としての役割も担っています。

そんな意匠研究所では、2026年4月1日より本館1階に、卒業制作作品を展示・販売するスペース「TO BE! ishoken」が新たに設けられました。若手修了生の紹介と作品販売を通して、修了後の作陶活動を支援することを目的とした取り組みです。

展示されるのは、修了後2年未満の若手作家による作品。現在は、2026年3月に意匠研を卒業したばかりの5名の作品が並び、展示販売されています。
これまで卒業制作展を訪れた方からは、「どこで購入できるのか」「作品が欲しい」といった声も寄せられてきました。
修了後は、自ら作品を発信し、販売していく必要があります。そうした若手作家を応援し、「名前を知ってもらう場」として、このスペースが生まれました。

「販売スペースに並ぶのは、成長過程にある若手作家たちの情熱や個性が込められた作品の数々。製品としてはまだ発展途上な部分もありますが、その分、一つひとつに作り手の“今”が表れています。いずれ成長した作家と出合うその時まで、ぜひ応援しながら名前を覚えていただけたら」と、意匠研の菊本先生。
作品そのものの魅力とともに、作り手のこれからを応援する気持ちで、ぜひ手に取ってみてください。

■多治見市陶磁器意匠研究所卒業制作展作品展示・販売スペース『TO BE!ishoken』
【開設日】2026年4月1日(水)
【営業日時】平日 9:00~16:00
【定休日】土、日、祝日、年末年始
【場所】多治見市陶磁器意匠研究所(多治見市美坂町2-77)
本館1階玄関ロビー
多治見市陶磁器意匠研究所 職員展示

多治見市美濃焼ミュージアムでは、意匠研の職員による作品展示が行われています。意匠研には、職員として働きながら陶芸家として制作を続け、研究生たちに大きな影響を与えている作り手や、やきものに科学的にアプローチする科学者が在籍しています。器から造形作品まで、それぞれの個性や技術そして知識が光る多彩な作品をご覧いただけます。
【期間】4月25日(土)~9月13日(日)
【時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)
【休館日】月曜(祝日の場合は翌平日)
※GW期間中、4月29日(水)~5月6日(水)は開館。5月7日(木)は休館
【場所】多治見市美濃焼ミュージアム S1展示室・立礼茶室
多治見市美坂町2-77
TEL 0572-22-4731
https://www2.city.tajimi.lg.jp/ishoken/index.html
