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例) 多治見 まち イベント

お知らせ  2023.04.24

美濃焼ミュージアム企画展「中国陶磁 ~よみがえる山本コレクション~ ー陶器編ー」

あっつう度

2000(平成12)年に山本正之さん(※)から美濃焼ミュージアムに寄贈された中国陶磁。展示されるのは、およそ20年ぶり。17点ある中から厳選された作品を、陶器編と磁器編の二部構成にして2年連続で紹介します。今回の陶器編では、会期の前半を土器などの彩陶や漢代の緑釉陶器などを、後半には唐代の三彩や墳墓の副葬品である明器を中心に展示されます。

 

「山本コレクションは、新石器時代の彩陶から清・中華民国時代の磁器におけるまで非常に幅広い時代にわたり、中国の陶磁器史をほぼ通観することができる貴重な資料です。今回、当館の収蔵品となってから約20年の節目にあたり、再度収蔵品の価値を見直す中で、美濃焼への影響をとらえる重要な資料として企画展示する運びとなりました」

 

コレクションを通じて、美濃焼への影響を再発見しながら、中国陶磁の雄大な世界をお楽しみください。

 

※山本正之 

1920(大正9)~2000(平成12)

兵庫県淡路島に生まれ、幼いころから民平焼の破片を拾って遊ぶなど、やきものに囲まれた環境で育ちました。1938(昭和13)年、伯父の経営する東京日本橋のタイル卸問屋に入社し、タイルのルーツを探るために世界中を渡り歩いて、50か国以上の国々を旅してきたといいます。山本さんが選び取った膨大な数のコレクションは、各地の歴史や技術を伝える貴重なもので、極めて広範囲に及びます。これらは「公共の役に立てたら」というご遺志に基づき多方面へ寄贈され、現在に至り活用されています。
1988(昭和63)年、全国タイル業協会会長就任。1990(平成2)年に勲四等瑞宝章を受章。1996(平成8)年、日本建築学会文化賞受賞。

 

 

■中国陶磁 ~よみがえる山本コレクション~ ー陶器編ー

【会期】2023年4月29日(土)~8月27日(日)

【時間】9:00~17:00(入館は16:30まで)

【休館日】月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始

【場所】多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1

【入館料】一般320円(260円)、大学生210円(150円)

※( )は20名以上の団体料金
※高校生以下、障害者手帳の交付を受けている方とその付添いの方1名は無料
多治見市美濃焼ミュージアム

507-0801
多治見市東町1-9-27
TEL 0572-23-1191
https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/

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