暮らすようにまちに触れる宿・Kintsugi House Tajimi 周辺で 楽しむ多治見グルメ
多治見市青木町にある一棟貸しの宿泊施設「Kintsugi House Tajimi」。古い町屋をリノベーションした木造2階建ての建物は、昭和に建てられた寿司店の空き家を再生。「金継ぎ」の名の通り、修繕によって新しい美しさを生み出す精神で改装されました。
場所は、多治見駅と本町オリベストリートの間にあり、土岐川のすぐ南側に位置しています。人気のカレー店やうなぎ店など、飲食店も多いエリアです。味のある居酒屋も近所にいくつもあり、お酒を飲みに行くにも良い立地。そんなエリアの中からA2web編集部員おすすめの6店舗をご紹介します。
目次
●パンの店トップ
●喫茶ひしや文具店
●うな千
●POSTO
●焼き鳥 だいき
●くっくる
パンの店 トップ

昭和51年創業の「パンの店トップ」は、今年で50年を迎える老舗のパン屋さんです。店主の宮嶋さん親子は開店当初から変わらない味を大切に守り続け、今もなお多治見市内の高校で販売されるなど、子どもからお年寄りまで幅広い世代に親しまれています。まちの暮らしに自然と溶け込み、日常のそばにある存在です。

一番人気は外はサクサクと香ばしく、中はふんわりやさしい食感のメロンパン(240円)。創業当時から変わらない製法で作られ、長年多くのお客さんに愛され続けています。惣菜パンでは、刻んだゆで卵をマヨネーズで和えた具がたっぷり挟まった玉子バンズが定番。素朴ながらも満足感のある味わいです。

そのほか、全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞した黒砂糖パンなど、名物パンをお手頃価格で楽しめるのも魅力のひとつ。どこか懐かしく、ほっとするラインナップが並びます。

店内奥にはイートインスペースも。230円までのパン1つとコーヒーがセットになった「コーヒーパンセット」(490円)もおすすめ。朝食やおやつの時間に、ぜひ立ち寄ってみてください。
【パンの店 トップ】
〈住所〉多治見市金山町11
〈営業時間〉8:30~17:30
〈定休日〉毎週月曜、第3日曜
〈電話〉0572-22-0433
〈駐車場〉あり(5台)
喫茶ひしや文具店

東海地方に根付く文化、モーニング。朝の時間を喫茶店でゆっくり過ごすのは、ちょっとした贅沢ですよね。
Kintsugi House周辺でオススメしたいのは、喫茶ひしや文具店。緑色のタイルに金色のツバメが目印のこちらのお店は、カフェ併設の文具店というちょっと変わった喫茶店です。入り口のガラス戸を開けるとそこには美しいモザイクタイルアート、そして店内にはレトロなレジスターやタペストリーが飾られ、ゆったりした時間が過ごせます。

モーニングは、お好きな飲み物にトーストとサラダ、スープのセット。トーストはバターやシナモン、はちみつから選ぶことができます。コーヒーや紅茶も種類が豊富で、選ぶのが楽しくなりますね。

また、お好きな飲み物と生クリームを添えた全粒粉のスコーンがセットの朝茶も。モーニング、朝茶は9:00~11:30なので、早起きして動き回ったあとに、ゆっくりと朝のお茶時間を楽しむのもオススメです。

モーニングと併せてぜひご紹介したいのが、オリジナルデザインのスケッチブック。文具コーナーで販売しているこちらの商品は、ひしやオリジナルデザインのもの。旅先で気が付いたことや日記など、モーニングを楽しみながらゆっくり書き残してみるのはいかがですか?きっといい旅の思い出になりますよ。
【住所】多治見市小路町38
【営業時間】9:00~16:00(文具は~18:00)
【定休日】日曜、祝日
【電話】0572-22-0392
【駐車場】あり 4台
活うなぎ うな千

多治見の名物といえば「ウナギ」。 諸説ありますが、かつて美濃焼の陶工たちが窯の熱で消耗した体力を回復させるために好んで食べたことから、この地にはウナギ文化が根付いています。
そんな老舗がひしめく激戦区で、ひときわ活気を放つのが「活うなぎ うな千」です。
Kintsugi Houseから徒歩3分。土岐川の南側に位置するうな千は、開店とともに満席になることも多く、季節を問わず人が訪れる人気店です。予約はできませんが、店頭にEPARK(順番受付機)があり車内や周辺で待機できるので活用するのもオススメです。

ウナギを焼く香ばしい煙に誘われ暖簾をくぐると、歴史を感じさせる温かな空気が流れます。もともとは地域の暮らしを支えるスーパーでしたが、1983年(昭和58年)にうなぎ屋として再スタートを切りました。一日に千本売れるといいなぁ……そんな先代の遊び心と一人でも多くのお客様を喜ばせたいという思いが詰まった店名の通り、客足の絶えない店として愛され続けています。
店長の谷口孝彦さんが「食堂」と表現するように、店内はおいしいそうにうなぎを頬張るお客さんの笑顔で満ちあふれ、心地よい活気に包まれています。

看板メニューはうな丼。ウナギは、愛知県三河湾産や鹿児島県大隅産をはじめ、問屋さんと話し合いながら全国からその時々で一番良いものを毎日仕入れています。豊富な井戸水で泳がせることで身を引き締めているそうです。注文を受けてから生のまま白焼きにしないで一気に焼き上げることで、うなぎ本来の豊潤な香りを封じ込め、外はパリッ、中はフワッとした絶妙な食感を生み出しています。仕上げは、創業以来継ぎ足されてきた秘伝のタレ。一日に何本ものうなぎがくぐることで脂が溶け込み、奥深い味わいへと深化を続けています。
店内では、うな丼、うな重、ひつまぶしに加えて、う巻玉子やきも焼きなどの一品料理もあります。また、お店の味をホテルや自宅でも楽しめるテイクアウトに対応しているのも嬉しいポイント。開店直後や土日祝日は大変混雑するため、スムーズに入店したい場合は時間に余裕を持ってのお出かけをおすすめします。

「おいしいものを、おいしく食べてほしい。そして、なるべくリーズナブルな価格で提供したい」と谷口さん。多治見の地で長く愛されてきたのには理由がありました。ぜひ自慢のウナギを心ゆくまで堪能してみてください。

■活うなぎ うな千
【住所】多治見市青木町1
【営業時間】11:00〜14:30(L.O.13:45) 16:30〜20:30(L.O.19:45)
※昼営業で込み合った場合、夜の営業時間を変更またはテイクアウト営業のみの営業とする場合あり
(営業状況はお店のInstagramをご確認ください)
【定休日】水曜日(臨時休業あり)
【電話】0572-22-3410 または 0572-24-0566
【駐車場】あり(25台)
【予約】不可(テイクアウトのみ)
【支払い方法】QR決済・キャッシュレス可
POSTO

本町オリベストリートにある、土をコンセプトにした複合施設THE GROUND MINO。美濃で活躍する作家のうつわを扱うギャラリーをはじめ、オープンアトリエや飲食店などのエリアで構成されています。

その一角にあるPOSTOは、シェフである星住克さんによるパスタスタンド。住宅をリノベーションした建物で、玄関の先にもう一つのドアがあります。ドアの横にはPOSTOのロゴ。星住さん曰く、「このロゴは色んなものに見えるんです。おしゃべりしている人、パスタ、湯気にも見えますよね」。色んなPOSTO(場所)にしたい、そんな想いが込められているお店です。

ランチは、季節の野菜と果実のサラダ、フォカッチャ、選べるパスタのセット。時季によって変わりますが、パスタは季節限定の3種、定番の3種から選べます。

POSTOの魅力は何と言っても素材の美味しさ。ぜひ季節の味を堪能してみては。そして提供されるうつわももう一つの大きな魅力。複数人で行くとそれぞれ違うプレートでパスタを楽しめるので、新しいうつわとの出会いがありそうです。

店内はカウンター席とテーブル席があり、カウンターからは厨房の様子を垣間見ることができます。「僕はカウンター席をオススメしているんです。見られるのはちょっと恥ずかしいけど……」と星住さん。大きな窓から光が差し込むカウンター席は、くつろぎながら料理を待つ時間も大いに楽しめそうです。
【住所】多治見市本町6-2(THE GROUND MINO内)
【営業時間】ランチ11:00~15:00(最終入店13:30)、ディナー 18:00~21:00
【定休日】火、水、木 + 不定休
【駐車場】あり(THE GROUND MINO共通)
【予約】予約フォームより 予約フォームはこちら
やきとり だいき

多治見駅南口から土岐川を越えた先に、地元で長く愛され続ける焼き鳥店「やきとり だいき」があります。Kintsugi Houseと同じ道にあり、ふらっと歩いて行ける立地も魅力的。
昭和43年創業の店先には、赤ちょうちんと、酒・串・ビールが描かれた看板が。そして店先に掛かる暖簾が、昔ながらの温かな雰囲気を醸し出しています。初めて訪れる人でもふらりと入りやすく、どこか懐かしさを感じる佇まいです。

店内に入ると、カウンター越しに大将が炭火で焼き鳥を焼く姿が。炭火から立ちのぼる煙と香ばしい匂いが店内に広がり、食欲を一気に刺激します。ねぎま、かわ、きも、砂きもなどの定番の串は1本110円という良心的な価格で、串もの以外にもお酒が進みそうな1品料理が揃っています。
オススメを尋ねると「どれもオススメ!手を抜いた商品なんてあらへん」と、大将は力強く話します。なかでも、かわは大人だけでなく子どもにも人気の一串だそうです。

焼き鳥はテイクアウトにも対応しており、取材中も持ち帰りの注文電話がかかってきていました。仕事帰りに立ち寄るのはもちろん、宿泊先でゆっくり味わうのもおすすめです。カウンター席とテーブル席があるため、ひとり飲みから家族利用までさまざまなシーンで幅広く楽しめる一軒です。

■やきとり だいき
【住所】多治見市青木町44
【営業時間】17:00~22:30
【定休日】毎週水曜、木曜
【電話】0572-22-5076
【駐車場】あり
【予約】電話にてご予約ください。 ※現金支払いのみ
和風旨味処 くっくる

Kintsugi Houseから徒歩3分の場所にある「和風旨味処 くっくる」は、一度訪れると「また来たい!」とファンになる人も多い人気店です。
お酒好きの大将・山田幹治さんが選ぶ日本酒をはじめ、ワインやビール、カクテルまで種類豊富。旅の夜にうれしい、季節の素材を使ったバリエーション豊かな料理メニューもそろい、その日の気分に合わせて楽しめます。

手作りにこだわった料理は、お通しから驚きます。運ばれてくるのは、なんと5種類の小鉢。少しずついろいろ味わえるのがうれしく、最初の一杯がぐっと楽しくなります。

「本日のおすすめ」と書かれたメニュー表は、初めて見るとその長さに思わず二度見してしまうほど。同じ食材でも、揚げる・煮る・蒸すなど調理法を変えた料理が並び、その日の気分や好みに合わせて選べるのも魅力。

思わず箸が伸びる、つやつやピカピカの刺身の盛り合わせは鮮度が自慢。毎朝名古屋まで仕入れに出向き、その時期にいちばん美味しい魚が並びます。内容は日替わりなので、何度訪れても新しい味に出会えます。

お手頃な価格ながら、食べ応えのあるボリュームのため、お酒を飲まずにしっかり食事を楽しみたい人はもちろん、少しずついろいろな料理をシェアして味わいたい人にも満足できるお店です。観光の締めくくりにも、ふらっと立ち寄る一杯にもおすすめの一軒です。

■和風旨味処 くっくる
【住所】多治見市広小路3-2
【営業時間】17:00~23:30(22:30までに入店)
【定休日】日曜
【電話】0572-56-6675
【駐車場】あり 6台
【予約】電話にて予約受付(営業時間内)
