第4回 茂山逸平多治見社中「逸織会」狂言発表会のお知らせ
市民サークルによる狂言の発表会
2016年に多治見市文化会館(バロー文化ホール)主催で「和芸フリースクール・たじみde和芸~狂言・講談・落語~」という市民講座が3年に渡り開催されました。この講座がきっかけとなり、多治見で発足した狂言を学ぶ会「逸織会(いっしきかい)」。指導をされているのは、かの有名な京都の大蔵流狂言師・茂山逸平さんです。
コロナ禍の2020年6月の発足からおよそ3年半。バロー文化ホールを中心に、市内各所で月2回の練習に励んでいるそう。「毎回のお稽古は、逸平先生のお人柄そのままの雰囲気で、緊張しつつユーモアたっぷり。いつも笑いの絶えないお稽古です」と話すのは、メンバーの伊藤達信さん。
そんな逸織会の皆さんによる4度目の狂言発表会が開催されます。
「狂言は650年以上の歴史を誇る伝統芸能で、対話を中心とした台詞による喜劇。特別な階級の人達ではなく当時の一般庶民が登場し、ちょっとした失敗話などユーモラスに富んだ内容で、大らかな笑いが特徴的です。そして、口語体なので前知識がなくても十分に理解して楽しんでいただくことができます。今回は、狂言ではお馴染みの『柿山伏』や『附子』をはじめ、わかりやすく狂言の楽しさを味わっていただける演目が並んでいます。これまで狂言を観たことがないという方でも、もしご興味があればどうぞお気軽にお越しください」
■第4回 茂山逸平多治見社中「逸織会」狂言発表会
【日時】2024年2月18日(日)14:45開場 15:00開演
【場所】バロー文化ホール(多治見市文化会館)小ホール
【上演曲目】柿山伏、附子、清水、仏師、小舞
※入場無料、未就学児入場可
※メンバー募集中
MAIL kyogen.tajimi@gmail.com
https://www.instagram.com/isshikikai/