【宿泊】多治見市でオススメしたい宿泊施設 A2web 編集部が選ぶ6軒を紹介(2026年1月更新)
陶芸体験やミュージアム、個性的な店やおいしい飲食店がたくさん点在する岐阜県多治見市に宿泊施設が増えています。今回は市内で個性のある6軒の宿をA2 web編集部メンバーが取材。暮らすように泊まるゲストハウスや作陶を学ぶ宿など、きっと宿泊が唯一無二の体験になるはず。泊まって多治見を巡り、まちの魅力をじっくり堪能してみては。
目次
●多治見ゲストハウス 円空(生田町)
●Kintsugi House Tajimi(青木町)
●ゲストハウス 宿 一景(小田町)
●市之倉ヴィレッジ 壱の宿(市之倉町)
●滞在型作陶施設 HO-CA(滝呂町)
●古民家 姫宿(姫町)※2026年1月追記
多治見ゲストハウス円空(生田町)


多治見で2014年から営業するゲストハウス円空。建築家であるオーナーが手掛けた建物は、敷地内のあちこちに陶器やタイルが散りばめられ、建物まるごと一つのアート作品のようです。
多治見の観光地、本町オリベストリートへは1.5kmほど。お昼は多治見の名物うなぎを目当てにふらっと歩くのにちょうどいい距離です。同じく徒歩圏内にあるJazz in Papa’zでは、古民家を改装した落ち着いた店内でイタリアンが楽しめます。


ツインルームからは直接庭に出ることができ、山からの湧き水が流れる小川を眺めながら寛げるのもこちらの宿の魅力。紅葉が美しい生田公園のすぐそばで、秋は紅葉、春は庭木の桜と、季節によって表情が変わる自然を楽しむことが出来ます。またペットと共に泊まれるのもこの宿の魅力。ぜひ予約の際の参考にしてみては。


宿に浴槽はなくシャワーのみですが、近隣の温泉施設「天光の湯」の無料チケットを配布しており、予約すれば送迎も可能とのこと。温泉施設で食事をして宿に帰る人も多いのだとか。
客室に置かれた宿帳には、オーナー夫妻とのおしゃべりを楽しんだ声が多数ありました。豊かな自然と楽しいおしゃべりがある宿。どちらも日々の疲れを癒し、旅を彩ってくれそうです。
【施設情報】
〈住所〉多治見市生田町6-211-1
〈連絡先〉090-9171-3091
〈客室〉ツインルーム1室(シングルベッド2つ、ロフトに布団を敷いて寝ることも可能なので最大3名)、シングルルーム1室
〈アクセス〉JR多治見駅から約3km。レンタカー、自転車など(送迎サービスあり※要予約)
〈駐車場〉あり(4台)
*お風呂はない(シャワーのみ)ので、近隣の温泉施設(無料チケット配布)を案内。
〈宿泊予約〉Airbnb、Booking.com
Kintsugi House Tajimi(青木町)

「Kintsugi House Tajimi」は、2024年12月にオープンしました。お寿司屋さんだった古い町屋をリノベーションした一棟貸しの宿泊施設です。シックな黒色の外観の木造2階建ての建物は、昭和に建てられた寿司店の空き家を再生。「金継ぎ」の名の通り、修繕によって新しい美しさを生み出す精神で改装されています。

JR多治見駅から歩いて12分。多治見駅と本町オリベストリートの間で、土岐川のすぐ南側に位置しており、人気のカレー店やうなぎ店など飲食店が集まるエリアです。近所には居酒屋も多く、お酒を飲みに行くにも良い立地。まちの飲食店に足を運んでほしいという思いから、宿泊は食事がついていない素泊まりのみです。

1階にはリビングダイニングがあり、家族や友人同士でくつろげる空間が広がります。多治見の若手作家のオブジェ、地元メーカーのプロダクト、骨董品も並んでいます。


1階にはキッチンも完備。壁面には多治見産のタイルを使用しています。IHコンロ、冷蔵庫や電子レンジに加えて、食器やカトラリー、調理器具も用意されているので暮らすように滞在できます。


2階には和洋2室のベッドルームがあります。部屋は、最大6人泊まってもゆったり過ごせるサイズです。新しくリノベーションされていますが、歴史を感じる天井の梁など古民家ならではの重厚さを随所に感じられます。
ゆったりとしたリビングもあり、くつろげるのも特徴の宿泊施設。家族やグループで旅行する人や長期滞在にもオススメです。
【施設情報】
〈住所〉多治見市青木町2-22
〈客室〉1棟貸し、一泊(1~2人まで)28,000円、最大6人まで(一人追加につきプラス5,000円)
〈アクセス〉JR多治見駅 南口から徒歩12分
〈駐車場〉なし
〈宿泊予約ページ〉www.kintsugihouse.jp
〈Instagram〉https://www.instagram.com/kintsugi__house/
ゲストハウス「宿 一景」(小田町)

ゲストハウス「宿 一景」は、美濃一景をテーマに柱や梁が美しい日本家屋を宿泊施設に改修。美濃焼の産地の歴史や文化とともに、暮らすように泊まる宿として、2024年11月に開業しました。

タイルや家具、照明からお風呂まで、地域の技術や素材を贅沢に取り入れ、多くの地場産業が存在する岐阜県ならではの意匠としつらえのゲストハウスです。美濃焼タイルと陶器だけではなく、家具・檜風呂・囲炉裏・陶製洗面ボール・照明・タオル・和紙に至る様々な岐阜の伝統産品で仕上げています。岐阜のものづくりを体感しながら暮らすように宿泊できる施設となっています。

1階にあるダイニングルームには、全長3.2mのケヤキの1枚板のテーブルが。大人数にも十分対応できるためグループの会合やパーティーなどにも利用できます。キッチンスペースには充実した設備が揃っており、滞在中に料理を楽しむことができます。


豊かな木の香りに包まれる檜風呂で、心身ともにリラックス。ブラインドを上げると和風庭園の中庭を眺めながら入浴できます。白の美濃焼大型洗面ボールが空間のアクセントとなっている洗面所には、長期滞在のお客様用に乾燥機付き洗濯機を設置しています。

2階北側にはシングルベッドが2台ある部屋があります。セミダブルのベッドが2台ある2階南側の広々とした寝室は、大きなソファのあるテレビ付きの居間が隣接するスイートルームです。
また、世界からのアーティストやデザイナーたちを受け入れており、アーティストインレジデンスの滞在拠点としての利用も。長期滞在も可能です。宿 一景で岐阜の文化に触れてみては。
【施設情報】
〈住所〉多治見市小田町3-36
〈客室〉1棟貸し、最大11人まで
〈アクセス〉JR多治見駅から徒歩15分
〈駐車場〉あり(6台)
〈宿泊予約ページ〉https://www.chillnn.com/1965629fece2b4
〈ホームページ〉https://minoikkei.com/
市之倉ヴィレッジ 壱の宿(市之倉町)

2020年に開業した「壱の宿」は、多治見の南側・市之倉町にある一日一組限定の古民家宿です。広々とした一軒家を丸ごと利用できるためファミリーやグループでの滞在に最適。
「おばあちゃんの家に来たようにくつろいでほしい」と話すのは宿を運営している株式会社ワンリンクの尾方勇貴さん。趣のある日本家屋は、どの部屋も大きな窓があり風が気持ちよく通り抜けます。
「古民家というと、室内も古いだろうな……というイメージがあるかもしれませんが、私たちは清潔感を一番大事にしています」スタッフには女性が多く、細やかな目線で清掃を徹底し、気持ちの良い空間づくりを心掛けているそう。


広いキッチンには、キッチン用品も一通り揃っていてコンロも4つ設置されています。旅行者はもちろん、近隣の方がホームパーティーとして利用をすることもあるのだとか。バーベキューの道具も無料で借りられます。





近くには、以前A2webで紹介した「市之倉ベーカリーyakidokoro 壱」や、洋食屋の「アクアパッツァ」などの飲食店のほか、幸兵衛窯や豊泉窯などの窯元もあり観光にもオススメのエリア。コンビニやスーパーは宿からは離れているので、来訪前に寄っておくのがベターです。
【施設情報】
〈住所〉多治見市市之倉町2-81
〈電話〉080-9809-9538
〈客室〉一棟貸し切り(8名まで宿泊可能、チェックイン15:00~19:00 チェックアウト10:00まで)
〈アクセス〉JR多治見駅より車で11分。東鉄バス「北市之倉」下車すぐ
〈駐車場〉あり
〈宿泊予約〉楽天oyado
〈HP〉https://ichinoyado.ichinokuravillage.jp/
滞在型作陶施設HO-CA(滝呂町)


多治見市滝呂町にある滞在型作陶施設HO-CAは、約1か月の間、ゲストルームに滞在しながら自分のスキルやペースに合わせて作陶を愉しみ、学べる施設です。「日本で本格的な作陶を体験し、学びたい」という思いを持った国内外のゲストが、2012年のオープンから現在までに約200人(2025年8月時点)ほど滞在しています。


施設内にある5つのゲストルームは工房に隣接しており、いつでも作陶に取り組めます。(一部徒歩5分程度の部屋もあり)食事は自炊で共有のキッチンやダイニングを利用するため、ゲスト同士の交流もあり、様々な文化の交流場所にもなっています。ゲストからのリクエストで作陶講師の柴田先生が作る「まぜごはん」はとても人気だとか。
滞在中には近所の人を招いて食事会をすることや、柴田先生が出演する地元のラジオFM PiPiのコーナーに出演したりと長期滞在だからできる体験が盛りだくさん。
HO-CAで作陶を学ぶコースは4つあります。美濃の伝統的な釉薬を使用する「志野コース」や染付と青磁を使用した作品づくりを行う「磁器コース」、主に手びねり、板づくりで日本の伝統的な楽を作陶する「楽コース」、HO-CAオリジナルの陶土と釉薬を使用する「HO-CAスペシャルコース」があります。各コースの期間は1カ月。作陶はオーナーの柴田さんと、多和田さんが講師として体験者のペースに合わせて指導してくれます。


施設には電動アシスト付き自転車が2台用意されており、買い出しや観光に使用可能。また施設の隣には東濃鉄道のバス停もあり、多治見駅まで10分程度で移動できます。
ろくろを回す基礎から成形、染付や焼成まで、どっぷり作陶に浸りたい方はぜひ滞在してみては。

【施設情報】
〈住所〉多治見市滝呂町9-67
〈電話〉0572-22-6322(対応可能時間 10:00~17:00)
〈客室〉ツインルーム1室、シングルルーム4室
〈アクセス〉 JR多治見駅から約3km
バス:多治見駅南口「多治見駅前」2番バス乗り場から東鉄バス笠原線「東草口行き」または「羽根行き」に乗車、「滝呂8丁目(JAとうと滝呂前)」下車すぐ(所要時間:約10分)
〈駐車場〉あり(6台)
〈宿泊予約〉公式サイトhttps://ho-ca.jp/ または 0572-22-6322 にて予約
※作陶を学ばない方の滞在はご遠慮いただいています。
古民家 姫宿(姫町)

2025年11月11日にグランドオープンした「姫宿」は古民家を改装した1日1組限定の貸切の宿です。瓦の下地や梁などがむき出しになった天井など、歴史を感じさせる趣のある空間で特別な時間を演出します。

姫宿は、公共交通機関でも車でもどちらでもアクセスのよい場所にあります。JR多治見駅から太多線で3駅(約15分)、多治見インターから車で10分ほどの場所で多治見市内の観光や、少し足を延ばして中津川や恵那など東濃地方を巡る際の拠点としても最適です。広々とした約200坪の敷地ではバーベキューなども楽しむことができます。ペットとの宿泊も可能で、一部エリアでの利用が許可されています。

オーナーの浅井さんは「姫宿を拠点に観光して、また戻ってきてもらえるような場所にしたい」と話しています。広々とした敷地のプライベート空間。1日1組限定の宿で、心ゆくまでくつろぎながら思い出を作ってみませんか。

【施設情報】
〈住所〉多治見市姫町1-1-41
〈電話〉0572-56-7411
〈客室〉1室
〈アクセス〉 JR太多線姫駅から約500m。徒歩約5分
〈駐車場〉あり
〈宿泊予約〉https://sites.google.com/view/himeyado/
〈Instagram〉https://www.instagram.com/kominka.himejuku.tajimi/
*お風呂、シャワーありですが、近隣の温泉施設三峰(可児市)などを案内。
