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例) 多治見 まち イベント

場所  2023.07.05

多治見で愛されるローカルスーパーを突撃!vol.5 タマノヤ(マイン)編

あっつう度

今回で早くも5店舗目となるローカルスーパーシリーズ。取材を通じて、それぞれのスーパーが売りにしているものや特色があるのだと実感するようになりました。生鮮食品が新鮮な店や惣菜にこだわっている店、とにかく価格がお値打ちな店など、皆さんは普段どんな基準でスーパーに足を運んでいますか?

 

記念すべき5店舗目は、第1回でご紹介したマルナカストアーと同じ笠原町にある「笠原ショッピングプラザMINE(マイン)」内にある「タマノヤ」に行ってみました。

 

 

タマノヤは今と同じような食料品店として、笠原神明宮の近くで始まりました。そこから2回移転し、現在と同じ場所である笠原町に移りました。

 

2015年に笠原ショッピングプラザMINEは火事で焼けてしまいましたが、まちの人たちの強い要望に応えて2016年にリニューアルオープンしました。施設内にはスーパーの他に、衣料品店や100円ショップ、以前モーニングの記事でもご紹介した「お好み焼きKOTARO」などが入っています。

 

気になる!?あの人が好きな多治見のモーニング vol.3

 

野菜、果物、鮮魚……部門がまるで専門店!

 

どれにしようか迷ってしまうくらい種類が豊富

取材前、A2編集部のメンバーとタマノヤについて話していたところ「フルーツを買うならマイン」との声があがりました。実際に訪れてびっくり、入口に一番近い所にフルーツがもりもりと積まれています。特に取材日(6月中旬)は、旬のメロンが10種類ほど並んでいました。

 

「昔よりフルーツの種類や品種が増えてきたからいろいろと食べてほしい。お客さんに楽しんでもらうのが一番だと思う」と話すのは、代表取締役社長の加藤博久さん。

 

 

豊富なのはフルーツだけでなく、鮮魚売り場も。美しく盛り付けされた刺身はもちろん、あまり見かけない魚も下処理がされた状態で並んでいます。仕入れに関しては市場と密に情報をやりとりし、新しいものが入ったら市場の担当者から送ってもらっているそうです。

 

「それぞれの部門には専門店になってね、と言っている」と加藤さんは話します。野菜部門なら野菜店に、果物部門なら果物店になったつもりで仕入れや品ぞろえ、販売方法まで考えるように各部門に伝えているそうです。

 

だからこそタマノヤはフルーツをはじめとした品ぞろえの豊富さや、産地直送の新鮮さが強みとなっています。「ここは野菜が新鮮だからクルマが使えるうちは通いたい」と話す常連さんもいらっしゃいました。

 

「生ハンバーグの上手な焼き方」のPOPがあるのもうれしい

店内を見て回っていると、「玉野屋手造り」と書かれた冷凍ハンバーグを発見しました。ハンバーグを一から作るのは意外と手間がかかる印象があります。それが解凍して焼くだけ、しかも保存料や着色料などが入っていないので子どもも安心して食べられます。ハンバーグは豚、豚と鶏の合挽、牛と豚の合挽の3種類あります。今回は加藤さんオススメの牛と豚の合挽、通称「王様のハンバーグ」を購入しました。

 

普段あまり家で料理をしないことを加藤さんに伝えたところ、丁寧にハンバーグの焼き方も教えてくださいました。果たして料理初心者の私でも上手に焼くことができるのでしょうか!?

 

ジューシーなハンバーグの出来上がり!

強火で焼き目を付けた後、弱火でじっくり焼きます。あつあつのハンバーグは口に入れると肉汁があふれ、肉のうま味を感じられます。下味がしっかりとついているためそのままでも十分おいしいですが、チーズやおろしポン酢、中にゆで卵を入れたりとアレンジも自由自在です。

 

次はどのハンバーグで、どんなアレンジをしてみようかなと料理の幅も広がりそうですね。

 

タイルのまちとして笠原に貢献したい

 

タイルの装飾が施されたキッチンスタジオ ※マイン内インフォメーションにて予約

モザイクタイルの生産量が全国一である笠原町。建材としてのタイルは昔から笠原町の産業だったこともあり、リニューアルオープンをする際にはたくさんのタイルを使ってまちが元気になればという思いで建てられました。

 

笠原タイルまつりで使われたタイルアートを活用

そして、6月からタマノヤ手前の左側に新コーナーができました。お菓子や漬物など、日本各地のお取り寄せ商品や人気商品が並んでいます。商品が並ぶ机をよく見てみると、カラフルなタイルが見えます。実はこれ、2021年に開催された笠原タイルまつりで使用されたタイルテーブルなのです。笠原中のタイルメーカーや商社の協力によって作られたもので、まつりの後、倉庫に眠っているだけではもったいないということで、現在店内を明るく彩っています。

 

タマノヤ代表取締役社長の加藤博久さん

加藤さんは店内で取材中も常連さんと挨拶をしたり、親しげに話していたのが印象的でした。仕事に魅力を感じる瞬間を伺うと、お客さんに勧めたものをおいしかったよと言ったもらえた時なのだそう。どうやって食べたらおいしいのか、お客さんから聞かれることもあるし、逆に食べ方をお客さんから教えてもらうこともあるのだとか。

 

「ネットでいろいろ買える時代だけれど、リアルなものを見て感じてもらいながら楽しく買い物をしてもらえるお店にしていけたらいいね」と加藤さんは話します。

 

まちのスーパーでありながら、産業であるタイルの魅力を広げていきたいという熱い思いを持っているタマノヤ。新鮮な食品を買いに、美しいタイルを探しにぜひ足を運んでみてください。

 

◎タマノヤ(笠原ショッピングプラザMINE)

【営業時間】平日/10:00~20:00 日曜/9:00~20:00

【定休日】月1回 (休業日についてはInstagramをチェック)

 

 

過去の記事はこちら↓

vol.1 マルナカストアー

vol.2 オオマツフード(光が丘)

vol.3 安藤商店

vol.4 駅北ファーム

タマノヤ(笠原ショッピングプラザMINE)

507-0901
多治見市笠原町2469-2
TEL 0572-43-2002
https://www.instagram.com/mine_tamanoya/

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