多治見市坂上町にある「司電気炉研究所（通称：司ラボ）」。若手や多治見市近郊の陶芸作家のためのオープンシェア工房です。年に一度開催され、今回で7回目のとなる「伝手展（つててん）」では、この司ラボで活動している陶芸作家が、テーマに合わせて作品を発表しています。

今回はテーマは‟酒のうつわ”

玉木酒店では、2022年秋に「たまき杯」を開催したことも記憶に新しいですね。総勢56名の陶芸作家が、盃と片口をセットで展示。飲食店の店主や来場者が投票する形のコンペ形式をとり大盛況でした。

「今回の伝手展には、たまき杯に出品してくれた作家さんも多数います。たまき杯の時にお客さんに接して感じたことや反響を制作に活かして、ブラッシュアップして臨む展示になるので、僕自身も楽しみです」と玉木酒店の店主・玉木秀典さん。

オープニングには角打ちイベントも開催されます。ぜひお出かけください。

■伝手vol.7　～司ラボの食卓「酒のうつわ」～

【会期】2023年6月17日（土）〜6月25日（日）　※水曜定休

【時間】9:00〜19:00　

【会場】玉木酒店 2F「kakurega」

【出品作家】飯村わかな、井上健太、故金あかり、杉山亜花莉、中川夕花里、

　　　　　　丹羽一尊、呂雪韻、吉永ひな野

【主催】司電気炉研究所・玉木酒店

※サムネイル画像は、井上健太さんの作品です

■オープニングイベント「角打ち」サケスタンド

Teryori Oyaのおつまみや限定50食のお弁当、各種お酒も。

立ち飲みスタイルでお楽しみください。

【日時】6月17日（土）16:00〜20:00

【会場】玉木酒店 1F「anabar room」

【おつまみ】500円（鯛の昆布締め、豚バラ肉の山椒煮ほか）

【9升弁当】1,800円（事前予約受付中）

詳細はこちらをご覧ください

〈過去の記事より〉

「たまき杯」について

陶芸家とのご縁をつなぎ続けて 56名の作家による酒器の祭典「たまき杯」 -前編-

「伝手展」についても触れられています

【連載】あの店のあの器 -真心-　後編